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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年12月10日

造船業、ファンドの保有株動向が焦点に、市況回復で売却交渉活発化か

 造船不況期に造船所の株式を取得した投資ファンドの動向に注目が集まっている。市況回復で造船所の受注や業績が改善したことで、売却を進める可能性が高いためだ。規模拡大を図る造船所や新規続き

2024年12月10日

海技研、内航海運課題解決への技術開発をテーマに講演会、次世代内航船の取り組みなど紹介

 海上技術安全研究所(海技研)は6日、東京都三鷹市の海技研講堂とオンラインのハイブリッド形式で、海技研講演会を開催した。テーマは「内航海運の課題解決に向けた技術開発」。内航ミライ研続き

2024年12月10日

古野電気、兵庫県内の高校生の探究学習を支援

 古野電気は3日、関西学院高等部と尼崎市立尼崎双星高校の生徒を対象に、このほど技術講演やワークショップを開催したと発表した。  11月12日、関西学院高等部の2年生が来社。古野電続き

2024年12月9日

新造船商況この1年/成約一覧(下)、メガコンテナ船が発注ブーム、客船も発注回復、30年以降でも成約

 2024年の新造船市場では、コンテナ船は1万TEU超のメガコンテナ船の発注隻数が年初来150隻規模に達する発注ブームにわいた。中型船型の後継船となる7000~9000TEU型船も続き

2024年12月9日

日本政府、ODAでモーリタニアに漁業調査船供与へ

 日本政府は2日、モーリタニア・イスラム共和国と漁業調査船1隻などの供与に関する書簡の署名を交わしたと発表した。調印はモーリタニアの首都ヌアクショットで行われた。漁業調査船の供与は続き

2024年12月9日

基幹労連、来春闘、主眼は企業間格差の是正、「統一要求」で関連企業の底上げ図る

 来春闘で基幹労連が賃金改善として1万5000円を統一要求する案を固めた。傘下の総合重工や造船専業、鉄鋼大手の労組では要求額が前回春闘を下回ることになるが、基幹労連が今回重視するポ続き

2024年12月9日

潮冷熱/ウシオマテックス、難燃性軽量発泡新素材がNK認証、舶用向けに販売開始

 潮冷熱はこのほど、グループ会社のウシオマテックスが製造・販売する超難燃性軽量発泡新素材「バリシールド AE」において、日本海事協会(NK)から、防火構造材料として難燃性上張材の認続き

2024年12月9日

名村造船所、伊万里進出50年で県と市に寄付

 名村造船所は伊万里事業所が今年で竣工50周年を迎えたことを記念し、佐賀県と伊万里市にそれぞれ1000万円を寄付した。  佐賀県には、企業版ふるさと納税による1000万円の寄付を続き

2024年12月9日

日舶工、香港で舶用工業セミナーを開催

 日本舶用工業会(日舶工)は日本財団助成事業として11月26日、香港で舶用工業セミナーを開催した。香港での開催は4年ぶりで、船主をはじめ香港の海事関係者90人が来場した。  セミ続き

2024年12月9日

MAN、アンモニア燃料でフルスケール試験開始

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は3日、コペンハーゲンのリサーチ・センター・コペンハーゲン(RCC)で、2ストロークテストエンジンでのアンモニア燃料によるフルスケールの試続き

2024年12月6日

新造船商況この1年/成約一覧(中)、ガス船・プロダクト船が活況、VLCCも発注再開、参入も相次ぐ

2024年の新造船市場では、各種ガス船が発注ブームの活況となった。大型LPG船(VLGC)や大型アンモニア運搬船(VLAC)、大型エタン運搬船(VLEC)、中型ガス船(MGC)の各続き

2024年12月6日

韓国造船大手、就航船向けビジネス強化へ、保守・改造の需要に照準

 韓国造船大手が、就航船向けの事業に照準を当てている。環境規制強化により就航船の改造(レトロフィット)工事や保守最適化による性能向上などの需要が高まっていることを受け、事業の成長機続き

2024年12月6日

中遠海運重工、VLGC参入検討へ、CSSC708研究所と設計契約

 中国現地紙によると、中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング・グループ)の中遠海運重工(COSCO造船)は11月29日、中国船舶集団(CSSC)傘下の708研究所と8万80続き

2024年12月6日

基幹労連、来春闘は賃金改善1.5万円要求へ、3年ぶりの統一要求金額に

 造船や鉄鋼の労組からなる基幹労連は、来年の春季労使交渉(春闘)の賃金改善の統一要求を1万5000円とすることで検討を開始した。3年ぶりに全業種が統一金額の要求とする見通しだ。総合続き

2024年12月6日

中国新興の恒力重工が株式公開、規模拡大に資本市場活用へ

 急拡大している中国新興造船所の恒力重工が、株式を公開する。親会社の恒力集団がグループ内上場企業との株式再編を行うことで、実質的に恒力重工を上海A株市場での上場企業とする計画だ。事続き

2024年12月5日

新造船商況この1年/成約一覧(上)、バルカーは全船型で発注増加、船台需給ひっ迫、中国中堅が受注拡大

2024年の新造船市場で、バルカーは小型船型からケープサイズ型まで全船型で発注が増加した。バルカーを得意とする日本造船所などの船台がひっ迫する一方、中国の中堅造船所の受注が拡大した続き

2024年12月5日

ストームジオ、環境対応・運航最適化サービスが堅調、NKとの協業で排出検証プロセス効率化も

 アルファ・ラバル傘下で、船舶運航最適化などのソリューションを提供するストームジオは、運航の最適化に加え、環境規制へのソリューションを軸に日本市場への展開を強化している。また、日本続き

2024年12月5日

中国・江蘇大金重工、40型バルカー参入後に受注実績拡大、26年納期で新たに2隻

 ハンディサイズ・バルカー市場に本格的に参入した中国民営造船所の江蘇大金重工(Jiangsu Dajin Heavy Industry)が受注を拡大している。海外紙によると、江蘇大続き

2024年12月5日

JMU、インターエイシア向け3055TEU型2番船竣工

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は3日、有明事業所で建造していたインターエイシアラインズ・シンガポール向け3055TEU型コンテナ船“INTERASIA TRANSCEND”続き

2024年12月4日

造船業、海外調達による工程混乱例が増加、国産化や調達管理高度化テーマに

 造船業ではここ数年、調達機器の納品や性能に関するトラブルが工期遅れにつながる例が増えている。コロナ禍から続く調達網混乱と需要増大の影響による納期遅れのほか、環境対応の新型機器が次続き