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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2024年12月6日

中国新興の恒力重工が株式公開、規模拡大に資本市場活用へ

 急拡大している中国新興造船所の恒力重工が、株式を公開する。親会社の恒力集団がグループ内上場企業との株式再編を行うことで、実質的に恒力重工を上海A株市場での上場企業とする計画だ。事続き

2024年12月5日

新造船商況この1年/成約一覧(上)、バルカーは全船型で発注増加、船台需給ひっ迫、中国中堅が受注拡大

2024年の新造船市場で、バルカーは小型船型からケープサイズ型まで全船型で発注が増加した。バルカーを得意とする日本造船所などの船台がひっ迫する一方、中国の中堅造船所の受注が拡大した続き

2024年12月5日

ストームジオ、環境対応・運航最適化サービスが堅調、NKとの協業で排出検証プロセス効率化も

 アルファ・ラバル傘下で、船舶運航最適化などのソリューションを提供するストームジオは、運航の最適化に加え、環境規制へのソリューションを軸に日本市場への展開を強化している。また、日本続き

2024年12月5日

中国・江蘇大金重工、40型バルカー参入後に受注実績拡大、26年納期で新たに2隻

 ハンディサイズ・バルカー市場に本格的に参入した中国民営造船所の江蘇大金重工(Jiangsu Dajin Heavy Industry)が受注を拡大している。海外紙によると、江蘇大続き

2024年12月5日

JMU、インターエイシア向け3055TEU型2番船竣工

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は3日、有明事業所で建造していたインターエイシアラインズ・シンガポール向け3055TEU型コンテナ船“INTERASIA TRANSCEND”続き

2024年12月4日

造船業、海外調達による工程混乱例が増加、国産化や調達管理高度化テーマに

 造船業ではここ数年、調達機器の納品や性能に関するトラブルが工期遅れにつながる例が増えている。コロナ禍から続く調達網混乱と需要増大の影響による納期遅れのほか、環境対応の新型機器が次続き

2024年12月4日

揚子江船業、年初来の受注金額が過去最高、メガコンなど新たに21隻受注

 中国民営造船所大手の揚子江船業グループは2日、新たに新造船21隻・26億3000万ドルを受注したと発表した。年初来の新造船受注は計119隻・142億7000万ドルとなり、年間受注続き

2024年12月4日

HD現代、メガコンテナ船4隻受注、船価1.97億ドル、28年納期

 韓国のHD現代は11月29日、アジア地域の船主からコンテナ船4隻を受注したと証券取引所に告示した。4隻はHD現代三湖で建造し、2028年11月までに引き渡す予定。4隻の契約総額は続き

2024年12月4日

蕪湖造船廠、メタノール燃料バルカー追加受注、福建国航遠洋向け89型計10隻に

 中国民営造船所の蕪湖造船廠は、同国船社の福建国航遠洋集団から二元燃料推進の8万9000重量トン型バルカー2隻を追加受注した。国航遠洋集団が11月30日発表した。国航遠洋集団向けの続き

2024年12月4日

ベシクタシュ・シップヤード、浮きドック到着、来年3月に稼働開始

 トルコのベシクタシュ・シップヤードはこのほど、新たに取得した浮きドック1基が海上輸送を経てヤローヴァの工場に到着したと発表した。同ドックの輸送には、出発地のシンガポールから54日続き

2024年12月4日

新大洋造船、初取引の台湾企業からバルカー受注、チャイナリース向け64型2隻

 江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下の中国造船所、新大洋造船(前揚州大洋造船)は、台湾の中租控股(チャイナリース・ホールディングス)から6万4100重量トン型バルカー2隻を受注した。続き

2024年12月4日

COSCO舟山、メタノール燃料バルカー開発、64型で基本承認取得

 中国現地紙によると、中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング・グループ)の造船所、舟山中遠海運重工(COSCO舟山)は、メタノール二元燃料の6万4000重量トン型バルカーを続き

2024年12月3日

常石グループ体制刷新、神原勝成氏がツネイシHD社長復帰、河野仁至氏が会長CEOに

 常石グループは2日、2025年1月1日付の新体制を明らかにした。2011年末まで持株会社ツネイシホールディングス(HD)社長を務めた神原勝成氏がツネイシHD社長に復帰する。また河続き

2024年12月3日

三鈴マシナリー、「環境」前面の活動を推進、環境製品の展開で売上増加

 船舶機械専門商社の三鈴マシナリーは、業界における環境問題への関心の高まりを受け、「環境」をより前面に押し出した取り組みを進めている。川崎汽船グループとして、同グループ全体の環境マ続き

2024年12月3日

ABS、風力推進補助技術の最新状況など解説、海事関係者向けセミナー開催

 米国船級協会(ABS)は11月28日、都内の海運ビルで、風力推進補助技術の最新状況などをテーマとしたセミナーを開催した。風力推進補助技術に関するABSや研究機関などの取り組みのほ続き

2024年12月3日

アクセラロンのデジタルツールが内航船で世界初適用、井本商運の船に過給機性能分析機能

 11月29日に竣工した井本商運の新造内航コンテナ船“かこ”(1000TEU型)に、ターボシステムズユナイテッド(TSU)が提供するアクセラロンのデジタルソ続き

2024年12月3日

江蘇海通海洋工程、64型バルカーの受注拡大、中国船社向け4隻成約

 中国民営の江蘇海通海洋工程が6万4000重量トン型バルカーの受注を拡大している。江蘇海通海洋工程は、同国船社の寧波海運から64型バルカー4隻を受注した。寧波海運が同日発表した。4続き

2024年12月3日

三井E&S DU、メタノール焚き機関を受注、国内初のメタノール燃料RORO船2隻向け

 三井E&S DUはこのほど、三菱造船から、トヨフジ海運と福寿船舶向けに三菱造船が建造するメタノール燃料RORO船2隻に、新開発機関「DU-WinGD 7X52DF-M-S1.0」続き

2024年12月3日

YAMIC、三井の66型バルカー竣工

 三井E&S造船らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は11月27日、日本の船主向けに建造していた6万6000重量トン型バルカー“UM MINATO”を引き渡し続き

2024年12月2日

次期GHG規制で新造発注行動に変化か、燃料・仕様が多様化、造船は個別機動的対応必至

国際海事機関(IMO)で温室効果ガス(GHG)削減の新規制(中期対策)策定への交渉が続いているが、IMOの海洋環境保護委員会(MEPC)の前議長を務めた日本造船工業会の斎藤英明審議続き