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造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2021年9月2日

浅川造船、LNG焚き21型ケミカル船開発、BVから基本承認取得

 浅川造船はこのほど、LNG二元燃料推進の2万1000重量トン型ケミカル船の基本計画を完了し、フランス船級(BV)から設計基本承認(AIP)を取得した。浅川造船がLNG燃料船を開発続き

2021年9月2日

日本シップヤード、アンモニア燃料船の開発組織設置、研究・開発・設計を統括

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の営業設計統合会社、日本シップヤード(NSY)は9月1日付で、アンモニアを燃料とする船舶の開発専門組織を設置した。アンモニア燃料船プ続き

2021年9月2日

防衛省・概算要求、艦艇の新規整備が7年ぶり高水準、8隻・2552億円

 防衛省は2022年度の概算要求で、新規整備として護衛艦2隻、掃海艦、海洋観測艦、音響測定艦、潜水艦それぞれ1隻、輸送艦2隻の計8隻を要求した。総額2552億円で、予算化されれば、続き

2021年9月2日

川崎重工、日本初のLPG燃料VLGC引き渡し、クミアイ向け“Crystal Asteria”

 川崎重工業は8月31日、くみあい船舶グループのシンガポール法人クミアイ・ナビゲーション向けに建造していた8万4000立方㍍型の大型LPG船(VLGC)“Crystal続き

2021年9月2日

海技研、DPS運用・安全情報室を設置、DP船の研究開発体制を強化

 海上技術安全研究所(海技研)は1日、所内に新たに「DPシステム運用・安全情報室」を設置したと発表した。近年、利用分野が拡大している自己昇降式台船(SEP)を含むDP(ダイナミック続き

2021年9月1日

日本シップヤード、新造船受注、110隻・62億ドルに、営業設計統合が市況に合致

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の共同営業設計会社、日本シップヤード(NSY)は8月31日、今年1月に発足して以降の新造船受注が100隻を突破したと発表した。8月末続き

2021年9月1日

日本無線、フリート支援システムを開発、無人船プロジェクトで陸上から自律運航支援

 日本無線は、無人運航船を陸上からサポートするシステムの構築に挑んでいる。無人運航船実現に向けた共同の実証プロジェクト「DFFAS(Designing the Future of 続き

2021年9月1日

中国・福建東南造船、1100TEU型船2隻受注

 中国の福建東南造船は、日中航路を運航する瑞洋海運から1100TEU型コンテナ船2隻を受注した。中国船舶工業行業協会(CANSI)がこのほど発表した。納期や船価は明らかにしていない続き

2021年9月1日

中国国営造船、一体運営へ前進、グループ内資本構造を整理、実質統合

 中国国営造船グループの中国船舶集団(CSSC)が、本格的な一体運営に向かう。2019年に旧2グループの統合を決めてからの宿題となっていた、資本面での実質的な統合にようやくめどがつ続き

2021年8月31日

中国造船、船舶リース活用の受注増加、CSSC系リース、運用船163隻に

 中国造船所の中国リース会社を活用した新造船の受注は、引き続き増えている。中国船舶集団(CSSC)傘下のリース会社、中国船舶(香港)航運租賃(CSSCシッピング)は、今年6月末時点続き

2021年8月31日

日舶工、OSV建造実現へ協力協定、インドネシア船主と

 日本舶用工業は27日、国土交通省補助事業として実施したオフショア支援船(OSV)基本設計図面構築事業に関し、インドネシア船主のウィンターマー・オフショア・マリン(PT Winte続き

2021年8月31日

現代重工、受注済コンテナ船2隻の契約変更、計7000万ドル増額

 韓国の現代重工業は26日、リベリア船主から受注していたコンテナ船2隻の仕様を変更し、契約内容を変更した。現代重工グループの造船持株会社、韓国造船海洋が同日に証券取引所に発表した。続き

2021年8月31日

ポスコと現代重工ら、液化CO2船を共同開発へ、25年までに2万立方㍍型以上の船型

 韓国の現代重工業グループと鉄鋼大手ポスコは、液化二酸化炭素(LCO2)運搬船を共同開発する。ポスコが27日、現代尾浦造船、韓国造船海洋、ロイド船級、リベリア船籍とLCO2船の技術続き

2021年8月31日

MAN、マースクの1.6万TEU型船にメタノール機関

 MANエナジーソリューションズ(MAN)は25日、現代重工業グループがマースク向けに建造する1万6000TEU型コンテナ船8隻に、メタノール対応のデュアルフューエル(DF)機関「続き

2021年8月30日

《シリーズ・舶用新社長インタビュー》三井E&Sマシナリー・田中一郎社長、変化に対応、テーマはデジタルとグリーン

 三井E&Sマシナリーの田中一郎社長(写真)は本紙インタビューに答え、分社後の3年間でグループとして「当社の事業をメインとする方向性も固まった」と説明。今後の経営方針としてデジタル続き

2021年8月30日

世界の新造船建造量、平年並み年6000万トン超ペース、上期は3374トン

 今年の世界の新造船建造量は新型コロナウイルスの影響があった前年を上回り、ほぼ例年並みの年間6000万総トンペースで推移している。IHS統計速報値によると、今年上半期(1~6月)の続き

2021年8月30日

日舶工調査、景況感は「悪い・大変悪い」が6割弱、操業度は横ばいも収益は「減」が最多

 日本舶用工業会(日舶工)は26日、会員企業を対象とした景況感などのアンケート調査結果を発表した。今期の業況に対し、「悪い」との回答が51%(昨年度は58%)を占め、「悪い」と「大続き

2021年8月30日

JMU、北極域研究船を受注、JAMSTEC向け、日本初の砕氷型に氷海技術駆使

 ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は19日、海洋研究開発機構(JAMSTEC)との間で北極域研究船の建造契約を交わした。両社が27日、発表した。砕氷能力を持ち、北極域を中心にグ続き

2021年8月30日

コングスバーグ、韓国海事訓練機関にシミュレーター

 コングスバーグ・デジタルは25日、韓国の海事訓練機関や教育機関向けに、海事訓練用のシミュレーターを連続して受注したと発表した。  今年の第1半期には、韓国海洋水産研修院(KIMF続き

2021年8月27日

世界の新造船受注、上期は3倍の4410万総トン、昨年の年間実績超え

 IHS(旧ロイド)統計速報値によると、2021年上半期(1~6月)の世界の新造船受注量は866隻・4410万総トンで、前年同期の2.8倍(総トンベース、以下同)だった。コンテナ船続き