1. ニュース

造船・舶用

造船業界、新造船マーケット、舶用機器、船舶技術の最新ニュース

2023年9月20日

三菱重工、FPSO用CO2回収装置で協業、SBMオフショア社と商用化へ

 三菱重工業は、海洋開発大手SBMオフショアと浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)向け二酸化炭素(CO2)回収モジュールの商用化で協業する。15日、発表した。FPSOにCO続き

2023年9月20日

MAN、「ME-GA」の受注が268台に、ウェビナーで最新の制御機能も紹介

 MANは14日、エキスパートトークを開催し、低圧オットーサイクル方式のDFエンジン「ME-GA」について説明した。同エンジンのターゲットであるLNG運搬船の新造船市場が引き続き堅続き

2023年9月20日

大連船舶重工、メタノール燃料VLCC正式受注、中国招商局能源運輸向け

 中国船舶集団(CSSC)グループの大連船舶重工は15日、中国招商局集団(チャイナマーチャントグループ)傘下の中国招商局能源運輸(チャイナ・マーチャンツ・エナジー・シッピング)から続き

2023年9月20日

バルチラ、メタノール燃料RORO船に推進システム

 バルチラは13日、欧州のフェリー大手ステナライン・グループのステナRORO(スウェーデン)が中国の招商局工業傘下の金陵船舶(威海)で建造する、メタノールを燃料とするハイブリッドR続き

2023年9月20日

STXエンジン、二元燃料発電機「L35/44DF CD」開発

 中速エンジン大手のSTXエンジンは11日、同社とMANエナジーソリューションズ(MAN)が共同開発中の舶用発電機「L35/44DF CD」のエンジン始動イベントを8日に開催したと続き

2023年9月19日

《シリーズ》建造能力分析①ケープサイズ・バルカー、当面は減少傾向か

 中国造船所の台頭で世界の新造船竣工量が1億総トンを超えたのが10年前の2011年。中国造船所の台頭後も各国造船所の製品戦略は市場環境に応じて変化している。2021年からの新造発注続き

2023年9月19日

広船国際、LNG燃料自動車船1番船竣工

 中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際は12日、LNG二元燃料自動車船の1番船を引き渡した。中国船舶工業行業協会(CANSI)が発表した。  引き渡した1番船はノルウェーのノル続き

2023年9月19日

シルバーストリームと中遠海運重工がMOU締結、空気潤滑技術の普及へ連携

 船舶の空気潤滑システムを手掛ける英シルバーストリーム・テクノロジーズ社は11日、中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング・グループ)の造船部門である中遠海運重工と、空気潤滑続き

2023年9月15日

大島造船所、パンオーシャンからバルカー初受注、64型2隻、顧客基盤拡大

 韓国船社パンオーシャンは、2023年1〜6月の決算発表の中で、6万4000重量トン型バルカー2隻の新造整備を明らかにした。発注先の造船所名は明らかにしていないが、情報筋によると、続き

2023年9月15日

YAMIC、中型LPG/アンモニア船4隻受注、ガス船実績拡大

 三井E&S造船と揚子江船業らの中国合弁造船所、江蘇揚子三井造船有限公司(YAMIC)は、中型のガス船の受注を拡大している。情報筋によると、YAMICはこのほど、LPG二元燃料推進続き

2023年9月15日

NK、JFEのグリーン鋼材を第三者認証、CO2削減鋼材の製造・利用を後押し

 日本海事協会(NK)は14日、JFEスチールの提供するグリーン鋼材「JGreeX(ジェイグリークス)」に対し、二酸化炭素(CO2)排出削減量の第三者認証を実施したと発表した。 続き

2023年9月15日

大島造船所、メドウェーから42型バルカー受注、1隻追加、26年納期で

 ギリシャ船主メドウェー・シッピングは、大島造船所に4万2300重量トン型バルカー1隻を発注したとLinkedInで公表した。大島造船への発注は今年6月分に続く2隻目で、2026年続き

2023年9月15日

海技研、ノルウェー科学技術大学と研究協力で協定

 海上技術安全研究所(海技研)はこのほど、ノルウェー科学技術大学(NTNU)工学部と研究協力に関する協定を締結したと発表した。実運航を考慮した船舶設計やデジタルシップヤードなどの研続き

2023年9月15日

コングスバーグ、欧州海事教育機関に機関室シミュレーター

 コングスバーグ・デジタルはこのほど、デンマークの海事教育機関であるオーフス海事技術工科学校(AAMS)向けに、2基目の機関室シミュレーターをパッケージで提供すると発表した。同シス続き

2023年9月14日

《連載》MEGURI2040、舶用企業の開発②、JRCS、機関プラント監視アプリを開発、UI・デザインにもこだわり

 日本財団の無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」の第2ステージに参加するJRCSは、陸上から機関プラントのモニタリングや遠隔支援ができるアプリケーションを開発する。開発で続き

2023年9月14日

《連載》ケミカル船ヤード、変化の時代(中)、中国がメタノールレディで存在感

■中国造船所がロット対応で台頭  ケミカル船市場では、カーゴタンクにステンレスを採用した標準船型の1万9000重量トン型「J19」や2万5000重量トン(J25)を日本の造船続き

2023年9月14日

モテナシー社、水素燃料電池搭載の旅客船進水、観光やイベントなど多様な運航想定

 商船三井テクノトレードらの事業会社MOTENA-Sea(モテナシー)社が本瓦造船で建造している水素燃料電池搭載の旅客船“Hanaria”が13日、進水した続き

2023年9月14日

日本の新造船受注、8月は39万トンと今年最低、海外向けが過半数

 日本船舶輸出組合(輸組)が13日発表した今年8月の新造船受注に相当する輸出船契約実績は14隻・39万総トンで、トン数ベースで前年同月比21%減となった。商談の停滞や休暇シーズンな続き

2023年9月14日

日本の新造船受注残、2207万総トンに増加

 日本船舶輸出組合がまとめた今年8月末時点の手持ち工事量は512隻・2207万総トン(1059万CGT)で、7月末時点と比べて16万総トンの増加となった。22年の輸出船の竣工量に相続き

2023年9月13日

舶用工業、景況感が改善、アンケート調査、研究開発投資が活発化

 日本舶用工業会は11日、会員を対象に実施した景況観などに関するアンケートの調査結果を発表した。今年度の業況に対し、「よい」「大変よい」とする回答が3割を超え、景況感の明らかな改善続き