2013年1月11日

2013年の海運市況予想(上)「ケープサイズ」、大量竣工終了で市場心理好転も

 ケープサイズ・バルカーの昨年の用船市況は、主要4航路平均用船料ベースで平均約7700ドルとなり、過去最低水準で推移した。2010年以降の新造船大量竣工による需給ギャップ拡大が主因続き

2012年1月19日

2012年の新造船市況予想(下)、船価は底値圏に、中国造船の再編に注目

<アンケート質問事項> 2012年の新造船市況について ①主要3カ国の新造船受注量 ②船価水準(2011年末を100として) ③発注の中心となる船種・船型 ④マーケットで注目すべき続き

2012年1月18日

2012年の新造船市況予想(上)、発注量は2~3割減か、韓国・中国が拮抗

 中国造船所の安値商談で揺れる新造船マーケットだが、2012年はどう動くのか。今回から新たに韓国のサムスン重工業と大宇造船海洋の2社を加えて、例年と同様に日本を代表する造船所の経営続き

2012年1月17日

2012年のコンテナトレード予測、東西は低成長、アジア堅調も伸び鈍化

 2012年の海上コンテナトレードは、航路によって伸び率の濃淡が昨年以上に強くなりそうだ。東西基幹航路については、経済の低迷が深刻で特に欧州の先行きには不透明感が強いことを背景に、続き

2012年1月16日

2012年の海運市況予想(下)「VLCC」、PG/日本向けWS52と予想、初期DH船撤退

 新造船竣工による供給圧力の増加と先進国向け輸送需要の落ち込みで2009年以降市況低迷が続いているVLCC。2012年も世界的に石油需要は伸びる見通しだが、引き続き新造船の発注残は続き

2012年1月13日

2012年の海運市況予想(中)「パナマックス」、年間平均1.2~2万ドルと予想

 パナマックス・バルカー以下の中小型バルカーの昨年のスポット用船マーケットは、暴落したケープサイズと比べると底堅く推移。ケープサイズとパナマックスの用船料が逆転するという異常な状態続き

2012年1月12日

2012年の海運市況予想(上)「ケープサイズ」、大量竣工継続が市況の重し

 ケープサイズ市況は昨年前半、1万ドル前後の超安値水準に低迷し、2003年以降最悪の相場となった。中国の鉄鉱石輸入増加で昨年8月以降急回復し、3万ドル台を回復。異常な安値相場からは続き

2011年1月20日

2011年の新造船市況予想(下)、船価は不透明、カギ握る為替

<市場関係者アンケート> 2011年の新造船市況 ①主要3カ国の新造船受注量 ②船価水準(2010年末を100として) ③発注の中心となる船種・船型 ④造船業界・マーケットで注目す続き

2011年1月19日

2011年の新造船市況予想(上)、発注量は横ばいから減少か

 回復持続か、再減速か―。2011年の新造船マーケットはどう動くのか、日本を代表する造船所の経営・営業トップと商社の船舶部長に予想してもらった。新造船発注量は、2010年と同程度か続き

2011年1月18日

2011年のコンテナトレード予測<下>、アジア/南北航路は堅調

アジア/南米航路 東岸トレード中心に好調持続  アジア/南米航路は、08年後半から09年におけるトレードの後退期に、他航路と同様に荷動きが大幅に減少したものの、南米諸国の堅調な経続き

2011年1月17日

2011年のコンテナトレード予測<上>、成長持続も伸びは鈍化

 2011年の海上コンテナトレードは、好調だった昨年の荷動きの反動もあり、伸び率は昨年を下回る見通しだ。特にアジア/北米、アジア/欧州といった東西基幹航路では、欧米経済の先行き懸念続き

2011年1月14日

2011年の海運市況予想(下)「VLCC」、先進国の需要回復カギ

 VLCC市況は先進国向け輸送需要の落ち込みと新造船竣工加速で2009年以降冴えない展開が続いている。果たして2011年中の本格回復はあるのか。本紙の市場関係者に対するアンケート調続き

2011年1月13日

2011年の海運市況予想(中)「パナマックス」、年間平均2万ドル台の好相場継続

 2010年のパナマックス市況は年間平均2万5041ドル(主要4航路平均)と前年から約6000ドル上昇した。中国、インド向け石炭、穀物などの輸送需要が増加する一方、新造船の供給圧力続き

2010年1月18日

2010年の海上コンテナトレード予測、プラス成長へ、基幹航路は反動増

 2010年の海上コンテナトレードはプラスに転じるとの見方が多い。しかし、東西基幹航路は過去に例がないマイナス成長による反動増がプラス要因で、2008年の荷動き規模には及ばないとみ続き

2010年1月15日

2010年の新造船市況予測<下>、新規需要に中・韓が受注攻勢か

新規需要に中・韓が受注攻勢か 2010年の新造船市況予測<下> 市場関係者の予測 2010年の新造船マーケット ①日韓中の新造船受注量は ②船価動向は(2009年続き

2010年1月14日

2010年の新造船市況予測<上>、新規需要に中・韓が受注攻勢か

 昨年の新造船マーケットは「無風」ともいえる状況だった。今年は需要回復を見込む声もあるが、国内の市場関係者は韓国と中国造船業の動きに神経を尖らせる。手持ち工事不足を引き金に、彼らが続き

2010年1月13日

WS60も力強さに欠ける展開、関係者予想、今年のVLCC市況

 歴史的な安値を付けた2009年のVLCC市況。今年は一体どんな展開が待っているのか。本紙の市場関係者に対するアンケート調査によると、年間の日本向け平均運賃予想はWS60程度(20続き

2010年1月12日

大量竣工も年間平均4万ドル前後、2010年のケープサイズ市況予測

 2008年秋の大暴落から急速に立ち直り、予想外の好調ぶりを見せた昨年のドライ市況。ただし、今年は史上空前の新造船大量竣工によって船腹需給の緩和が懸念されている。本紙が行った市場関続き

2009年1月14日

2009年の新造船マーケット、発注量は6割減、韓中の受注攻勢を警戒

 世界的な金融危機と海運市況の回復に時間がかかり、新造商談の低迷は今年も続くとの見方が強まっている。国内主要造船所の幹部と総合商社の船舶部長を対象にアンケートを実施したところ、20続き

2009年1月13日

2009年のVLCC市況、年間平均はWS75、景気減速が影響

 世界経済が急減速する中で2009年のVLCC市況はどうなるのか―。本紙による市場関係者へのアンケート調査では、ペルシャ湾積み日本向けの年間平均運賃予想はWS50~110となり、関続き