2012年のコンテナトレード予測
東西は低成長、アジア堅調も伸び鈍化

　2012年の海上コンテナトレードは、航路によって伸び率の濃淡が昨年以上に強くなりそうだ。東西基幹航路については、経済の低迷が深刻で特に欧州の先行きには不透明感が強いことを背景に、伸び率は３％程度の伸びにとどまると考えられる。ただ、昨年の荷動きは年後半から失速が目立ったため、その反動増で伸び率が高まる可能性はありそうだ。一方、アジアや南北航路では５～７％の堅調な伸びが引き続き見込めそう。し...