市況予測特集

2024年1月29日

《特集》2024年の新造船市況予想(下)、新造船価は横ばいか1割程度の上昇

 新造船価相場は2020年末に底を打ち、21年以降は鋼材価格の高騰などを要因の1つとして上昇トレンドが続いた。鋼材をはじめとした資機材価格の高騰や造船所が先物まで受注残を確保してい続き

2024年1月26日

《特集》2024年の新造船市況予想(上)、線表確定で選別受注も需要継続、前年比1~2割減

 新造船マーケットは2023年も平年水準を大幅に上回る発注量となり、21年以降3年連続で新造発注の回復トレンドが継続している。各国造船所の線表確定の進展に加えて、資機材価格の高騰、続き

2024年1月25日

《特集》2024年の海運市況予想⑨「近海船」、新造船竣工増などで市況回復に遅れ

 近海船の用船市況は2023年、前年からのコロナ下の市況押し上げ要因の剥落と鋼材・バイオマスの輸送需要減少が続き、上値が重く力強さに欠ける市況となった。24年は日本向け復航の太宗貨続き

2024年1月24日

《特集》2024年の海運市況予想⑧「自動車船」、船腹不足継続、中国輸出・紅海情勢など注目

 自動車船関係者は、2024年も船腹不足が続くとみている。世界の自動車船オペレーター・船主による新造船の発注が21年以降増加したが、新造船が本格的に竣工してくるのは24年度後半以降続き

2024年1月23日

《特集》2024年の海運市況予想⑦「ケミカル船」、船腹需給タイト継続で堅調

 2023年のケミカル船市況は、歴史的な高水準だった22年と比較すると軟化したが、依然として良い水準を維持した。24年も、引き続き新造船供給量が少ないことに加え、就航船燃費規制(E続き

2024年1月22日

《特集》2024年の海運市況予想⑥、「プロダクト船」、欧州向け需要継続で堅調

 2023年のプロダクト船市況は各主要船型ともにおおむね損益分岐点を超え、堅調に推移した。市場関係者による24年の市況予想でも堅調が続くと見通された。引き続き、米国や中東から欧州向続き

2024年1月19日

《特集》2024年の海運市況予想⑤「VLGC」、米国出荷好調がプラス

 2023年の大型LPG船(VLGC)の中東/日本航路の市況は歴史的高値を示す局面があるなど、損益分岐点を大きく上回る好調が続いた。24年の市況も米国からの好調な出荷が継続し、現在続き

2024年1月18日

《特集》2024年の海運市況予想④「LNG船」、トンマイル増で堅調継続、竣工増が懸念材料に

 大型LNG船の2024年の市況はスポット、短期用船ともに堅調な水準を維持すると市場関係者は見込む。地政学リスクの高まりやパナマ運河の渇水でトンマイルベースの輸送需要が増加すること続き

2024年1月17日

《特集》2024年の海運市況予想③「VLCC」、トンマイル増継続で堅調

 2023年の中東/極東航路のVLCCスポット運賃市況は、22年後半のような高騰はなかったが、過去数年と比較して相対的に堅調だった。24年も引き続き堅調が見込まれる。前年同様、対ロ続き

2024年1月16日

《特集》2024年の海運市況予想②「中小型バルカー」、各船型年間平均1万ドル以上を見込む

 2023年の中小型バルカー(パナマックス/ハンディマックス(スープラマックス)/ハンディサイズ)用船市況は、インフレの進展やエネルギー価格高騰などを背景としたセンチメントの悪化で続き

2024年1月15日

《特集》2024年の海運市況予想①「ケープサイズ」、年間平均予想は1.7~2.5万ドル

 ケープサイズ・バルカー主要航路平均用船料の2023年の年間平均値は前年比212ドル高い日建て1万6389ドルと前年並みだった。鉄鉱石や石炭、ボーキサイトの荷動きが堅調だった一方で続き

2023年1月24日

《特集》2023年の新造船市況予想(下)、新造船価は弱含みも下値は限定的

 新造船価は2021年から上昇に転じ、2022年も資機材価格の高騰や好調な海運市況により、過去10年来の高値圏内で推移した。ただ、2022年後半以降は中国の鋼材価格の下落や海運市況続き

2023年1月23日

《特集》2023年の新造船市況予想(上)、調整局面も平年並みか、日韓中で5578万トン

 新造船マーケットは2021〜22年にかけて発注が回復し、造船所の受注量は2年連続で平年を大幅に上回る水準となった。ただ、22年後半からは用船市況の下落、鋼材価格の高騰継続による船続き

2023年1月20日

《特集》2023年の海運市況予想⑨「近海船」、船腹の減少傾向続く

 近海船の用船市況は2022年上半期まで高水準で推移したが、滞船などのコロナ下の市況押し上げ要因の剥落と鋼材・バイオマスの輸送需要減少で秋口から下落に転じた。ただ、近海船の建造ヤー続き

2023年1月19日

《特集》2023年の海運市況予想⑧「自動車船」、船腹タイト継続、景気減速で下振れも

 自動車船関係者は、同部門の昨年来の船腹需給逼迫が今年も続くと予想している。世界の景気減速による完成車輸送需要の下振れリスクを警戒しつつも、半導体供給不足などの自動車生産の制約の緩続き

2023年1月18日

《特集》2023年の海運市況予想⑦「ケミカル船」、輸送非効率化で船腹タイトが継続

 2022年のケミカル船市況は、コロナ禍からの回復やウクライナ侵攻による物流の変化などを背景に改善し活況を呈した。石油製品分野で欧州向けの輸送需要が増えトンマイルが延伸したためプロ続き

2023年1月17日

《特集》2023年の海運市況予想⑥「プロダクト船」、代替調達の本格化でトンマイル延伸

 2022年のプロダクト船市況は各主要船型ともにおおむね損益分岐点を超え、好調だった。ウクライナ侵攻を境にロシア出しの石油製品の主な仕向け地であった欧州が調達先をシフトし、米国や中続き

2023年1月16日

《特集》2023年の海運市況予想⑤「VLGC」、環境規制が船腹引き締めに寄与

 2022年の大型LPG船(VLGC)市況はおおむね好調だった。中東/日本航路では年初、荷動きの少なさなどから損益分岐点を下回る局面もあったが、3月以降回復。ウクライナ侵攻を背景に続き

2023年1月13日

《特集》2023年の海運市況予想④「LNG船」、平均15万〜20万ドル予測、高値継続

 LNG船はロシアによるウクライナ侵攻の影響を最も大きく受け、2022年に「異常」ともいえる高騰市況となった。23年も前年と同様の高値市況が継続するとの見方が多い。脱炭素への移行期続き

2023年1月12日

《特集》2023年の海運市況予想③「VLCC」、トンマイル伸長で好調継続

 2022年の中東/極東航路のVLCCスポット運賃市況は、年後半にかけ大きな伸びを見せ、WS(ワールドスケール)の最高値は129.91、最低値は31.86と変動幅が大きな1年となっ続き