2017年12月26日
内航海運業界では今年、業界の今後の方向性を模索する議論が官民で進んだ。暫定措置事業の終了が当初予定より1年早まったことで、終了後の業界のあり方についての議論が進展。6月には国土交…続き
2017年12月25日
2017年は国際コンテナ戦略港湾政策の深化・加速に向けた取り組みが進んだ。アジア広域集貨の促進や、港湾運営における人工知能(AI)・情報通信技術(ICT)を活用策も提示された。新…続き
2017年12月22日
コンテナ船では今年も再編を巡る話題が尽きなかった。邦船3社のコンテナ船事業統合が具体的に進展し、来年4月の事業開始に向け準備は佳境を迎えている。一方、海外では以前から噂されていた…続き
2017年12月21日
舶用メーカーのテーマは今年も「環境」と「省エネ」だった。エンジンメーカーは今後の硫黄酸化物(SOx)をはじめとした規制対策だけでなく、その先の二酸化炭素(CO2)削減を見据えた高…続き
2017年12月20日
今年の新造船市場は、受注量、新造船価とも大底を脱し、各国の造船所が受注を進めた。商談が大きく動いたのは春と秋で、ドライバルク市況の上昇により、海外船主のバルカーの発注意欲が戻り、…続き
2017年12月19日
総合重工系造船所が、日本造船所の最大のテーマになっている。2017年は各社が生き残りに向けた新たな方策を出したが、果たして持続可能性があるのか。大手が担ってきた役割を、今後どのよ…続き
2017年12月18日
不況の深刻化に伴い、造船業の「構造改革」が叫ばれた今年。日本は総合重工の造船事業見直し、韓国は大規模な人員削減など、リストラが進んだ。その結果、日本と韓国では造船大手のオール専業…続き
2017年12月15日
海運政策では今年、国際船舶に係る登録免許税・固定資産税の特例措置を延長する要望活動が精力的に展開され、延長が実現した。一方で、IMO(国際海事機関)の硫黄酸化物(SOx)規制など…続き
2017年12月14日
国内船主(船舶オーナー)の経営環境は、オペレーターの経営危機に揺れた昨年から一転して安定した。ドライバルク市況が回復し、為替も円安傾向が続いたからだ。しかし、優良投資案件不足は相…続き
2017年12月13日
LNG船の用船商談は今年も低調だった。案件が少ない上、用船期間が短中期で調達隻数が少なく、邦船社が得意とする新造の長期ものは不足。「モザンビーク」をはじめとする大型プロジェクトの…続き
2017年12月12日
タンカーの運賃マーケットは今年、回復に至らなかった。輸送需要は堅調だったが、引き続き多くの新造船が流入し、市況回復の重しとなった。新造船の投資は、海外では低船価を捉えてVLCCの…続き
2017年12月11日
2017年のドライバルク市況は、ケープサイズからハンディサイズまでの全船型で記録的な低水準に沈んだ前年から大幅に改善し、回復軌道に乗った。不透明感があった中国の鉄鉱石・石炭の輸入…続き
2017年12月8日
2017年の邦船オペレーターの業績は、ドライバルク、コンテナ船マーケットの上昇や前年度までに実施した構造改革によって着実な改善を見せた。邦船大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船…続き
2017年12月5日
停滞していた新造船価が緩やかに上昇している。バルカーを中心に造船所への引き合いも増えており、徐々に受注環境は良くなりつつあるが、まだ成約は少ない。業績面でも、国内造船所の上期決算…続き
2017年12月4日
コンテナ船社の業績回復が加速している。17年第3四半期は邦船を含め大半の船社が黒字化を果たし、マーケットの回復を印象付けた。ただ足元では運賃下落が進み、来期に向け不安も残している…続き
2017年12月1日
主要邦船社の2017年度上半期(4~9月)決算が出揃い、ほとんどが前年同期比で改善、黒字転換した。「パーフェクトストーム」と呼ばれた厳しい事業環境が和らぎ、16年度上半期を底とし…続き
2017年11月9日
新造船市場は、ドライバルク市況の上昇などに伴って引き合いが増加しているが、受注環境は厳しいままだ。造船所のバルカー回帰が世界的に進んでおり、安値攻勢をかける中国造船所に加え、韓国…続き
2017年11月8日
総合重工系造船所の体力低下で、日本の海事クラスターの技術が細る。解決策の1つは連携だ。新たに、実海域性能や自律航行などの、業界連携の大規模な研究開発プロジェクトが始まった。いずれ…続き
2017年11月7日
来年4月の事業開始に向け、邦船3社の統合会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)の準備作業が本格化している。日本でもONEジャパンが発足。荷主企業に対し、スムーズなサ…続き
2017年11月6日
「今年は耐える年になりそうだ」―。年初にこのように言われたタンカーの運賃マーケットは今年これまでのところ、まさにその言葉どおりの展開となっている。8月末~9月初旬は米国ガルフのハ…続き