2018年11月5日
停滞が続いていた新造船市場だが、年末に向けて水面下で新造交渉を再開する動きがみられている。ただ、鋼材価格の上昇や新規制対応などのコスト増加要因がある中、現在の船価水準は造船所にと…続き
2018年11月2日
先月初旬、カナダ太平洋側の大型LNGプロジェクトの投資決定が行われた。日本企業などLNGの需要家が参加するプロジェクトになり、邦船がLNG船用船商談でターゲットとするものの一つだ…続き
2018年10月5日
新造船市場では、ハンディサイズ・バルカーの大型化が進んでいる。サノヤス造船が4万1000重量トン型のハンディサイズ・バルカーを開発と新規参入を明らかにしたほか、複数の造船所が4万…続き
2018年10月4日
2020年の硫黄酸化物(SOx)の全海域規制開始を前に、スクラバーの搭載を決める船社が急激に増えているが、この一方で搭載工事(レトロフィット)を行う修繕ドックの手配が難航している…続き
2018年10月3日
先月は台風や地震の影響で、阪神や北海道を中心に日本の港湾に大きな影響が出た。阪神港では一部ターミナルで復旧が長引き、北海道でも停電で荷役が停止するなど、災害対策の重要性を改めて浮…続き
2018年10月2日
国内外のドライ船社・荷主の間で、2020年に始まるSOx(硫黄酸化物)全海域規制への対応策として、スクラバーを選択する動きが一段と広がってきた。先月は海外オペレーターの搭載計画が…続き
2018年10月1日
2019年度の税制改正要望の活動がスタートした。外航海運に必要不可欠な船舶の特別償却制度の延長・拡充に向け、議論が今後本格化する。一方で、租税特別措置の存続にもかかわる要因として…続き
2018年9月7日
秋からの新造商談に備えて、国内造船所が開発を進めていた新船型が続々と市場に投入されている。8万2000重量トン級のカムサマックス・バルカーが他の船型に先行して出そろいつつあり、新…続き
2018年9月6日
日本造船業では年初に相次いだ買収・提携などの業界構造の転換をもたらすような動きから一転し、静かになっている。一方では、韓国では引き続き大手のリストラ策などが浮上し、中国でも老舗造…続き
2018年9月5日
コンテナ船社の上期業績が徐々に明らかになってきている。各社とも運賃低迷と燃料油価格の高騰に悩まされ、赤字幅を拡大。足元では改善傾向が見られるが、果たして下期にかけ業績回復が実現す…続き
2018年9月4日
国土交通省海事局は、自動運航船の2025年までの実現に向けた実証事業に着手する。同事業の予算として2019年度予算要求で1億5100万円を要求し、実施者に日本郵船、商船三井などの…続き
2018年9月3日
タンカーの運賃マーケットは今年これまでのところ全般的に低調が続くが、改善に向けた変化も見られる。VLCCは高齢船の解撤が近年ない速度で進み、竣工量を解撤量が上回った。主なタンカー…続き
2018年8月8日
新造船市場は小康状態が続いているが、日本の造船所では、友好船主向けの受注もあり、2020年船台にめどを付けた造船所も増えている。線表を先行していたオーナー系以外の造船所でも内定や…続き
2018年8月7日
造船所の業績は厳しさを増している。日本は足元の為替相場が唯一の追い風になっているものの、鋼材価格の値上げが深刻な影響を及ぼしている。長引く不況で財務面でも窮地に追い込まれ、コスト…続き
2018年8月6日
コンテナ船マーケットが繁忙期を迎えるなか、主要船社による減便の動きが目立っている。特に北米を中心に合理化の動きが目立ち、業績が苦しくなる中で繁忙期のうちから余剰船腹を減らそうとい…続き
2018年8月2日
2020年に始まるSOx(硫黄酸化物)全海域規制に対する国内ドライ荷主の考え方が、一部で明らかになってきた。複数の大手鉄鋼会社は、GHG(温室効果ガス)やNOx(窒素酸化物)削減…続き
2018年7月9日
先月の新造船市場では、今治造船がVLCCやメガコンテナ船の受注を決めたことが表面化した。今治造船にとって初の海外船主向け新造VLCCで、約10年ぶりの建造になる。こうした大型成約…続き
2018年7月6日
日本の「デジタライゼーション」が大きく動き出している。船舶のビッグデータを共同活用するためのプラットフォームが世界で初めて発足し、46社が参加。また国土交通省の海事イノベーション…続き
2018年7月5日
コンテナ船市況は、年初の楽観的な見通しとは裏腹に苦戦を強いられている。荷動きは好調だが、コスト増が著しく、業績は悪化傾向が続く。コスト転嫁の動きだけでなく、最近は減速運航の再開を…続き
2018年7月4日
LNG船市場で中国の存在感が高まってきた。昨年、世界第2位のLNG輸入国へと躍進。今後さらなる輸入量の増加が見込まれ、LNG船の需要も大きく増える見通しだ。一方で自国建造船、自国…続き