記者座談会

2020年5月14日

記者座談会/造船この1カ月<上>、コロナ問題、造船各国に打撃、商船・客船・海洋がいずれも停止

 新型コロナウイルスの造船業への影響は続いている。クルーズが完全停止した影響で欧州造船業も深刻な状況に陥っている。商船需要の低迷に加えて、原油価格下落で海洋構造物の工事需要もなくな続き

2020年5月13日

記者座談会/海運この1カ月<下>、コンテナ船社、一斉に在宅勤務へ、湾通常稼働も貨物減に懸念

 政府の緊急事態宣言を受けて先月、国内の主要コンテナ船社の営業拠点は一斉に在宅勤務やカウンター営業体制の縮小を進めた。もともと3月頃から段階的に実施されていた動きだったが、それが一続き

2020年5月12日

記者座談会/海運この1カ月<中>、燃料油価格急落で変わる景色、SOx規制の影響帳消し、代替燃料検討などにも影響か

 新型コロナウイルス感染拡大などを背景に原油安が一段と進行した。これを受けて、船舶燃料油(バンカー)価格は今年開始の硫黄酸化物(SOx)規制に適合した低硫黄燃料(VLSFO)でトン続き

2020年5月11日

記者座談会/海運この1カ月<上>、船員交代、風穴開くも限定的、本格再開に向け求められる具体策

 新型コロナウイルス感染拡大によって海運の重大課題として浮上した船員の交代問題。2~3月から船員交代の多くが停止され乗船期間の長期化が進む中、状況は若干改善し、交代が再開されるケー続き

2020年4月10日

記者座談会/造船この1カ月<下>、コロナで造船所の在宅勤務拡大、商談停止で成約少なく動き閑散

 新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るう中、造船業への影響が深刻化している。世界的な新造商談の低迷に加えて、日本では政府の緊急事態宣言を受けて、対象となる都府県の造船所が在宅など続き

2020年4月9日

記者座談会/造船この1カ月<上>、今治造船とJMU、高まる受注力、想定より踏み込んだ提携で競争力強まるか

 今治造船とジャパンマリンユナイテッド(JMU)の資本業務提携が正式に決まった。技術人員の頭数をそろえるだけでなく、設計を共同で行い、営業も一本化するという点で、想定よりも踏み込ん続き

2020年4月8日

記者座談会/海運この1カ月<下>、欧米感染拡大で需要急減の恐れ、東京五輪、延期の影響は

 海上コンテナトレードでは、新型コロナウィルスの感染が世界に広がる中、需要の見通しで急速に懸念が強まっている。これに伴い、東京五輪も延期となるなど、海上物流はこれまでにない混乱と見続き

2020年4月7日

記者座談会/海運この1カ月<中>エネルギー輸送、原油安の影響色濃く、VLCC市況が急騰、新規開発に遅れか

 3月6日にOPECプラスによる石油の減産協調の強化をめぐる協議が決裂したことで、原油安が加速した。これによってVLCCをはじめとする原油タンカーのスポット運賃マーケットが高騰。新続き

2020年4月6日

記者座談会/海運この1カ月<上>新型コロナの影響、さらに深刻化、海運マーケット・業務の混乱続く

 新型コロナウイルスの感染が欧米でも急拡大して世界的大流行の局面に入り、世界の社会経済に深刻な影響を与えている。海運業界も都市部を中心に在宅勤務が広がり、人の移動制限が船員の乗下船続き

2020年3月17日

記者座談会/造船この1カ月<下>、新型肺炎、世界の造船業へ影響拡大、商船・海洋・客船の全面で暗雲

 新型コロナウイルス感染拡大の造船業への影響が大きくなっている。建造工程への影響や新造商談再開の遅れに加えて、今後は契約変更や契約不履行リスクが顕在化する懸念もある。バルカーやタン続き

2020年3月13日

記者座談会/造船この1カ月<上>、舞鶴・香焼・千葉…撤退相次ぐ、韓国・中国との時間差で日本も造船不況

 三菱重工の長崎造船所香焼工場の売却交渉、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)の舞鶴事業所での商船建造終了に続き、三井E&S造船が千葉工場の造船事業終了を発表した。総合重工系の造船続き

2020年3月12日

記者座談会/海運この1カ月<下>、需要急減で欠便が歴史的規模に、港湾春闘始まる

 新型肺炎の流行は海上コンテナ物流に大きな影響を与えつつある。荷動きの急減を受け、コンテナ船社による欠便規模は過去にない規模にまで膨れ上がった。これに伴い、待機コンテナ船も急増し、続き

2020年3月11日

記者座談会/海運この1カ月<中>、日本の洋上風力市場、草創期に、国際展示会に邦船も出展

 近年、日本の洋上風力発電市場に注目が集まっている。2月末には東京ビッグサイトで第8回国際風力発電展が開催され、国内外の企業が参集。洋上風力の分野でも多数出展があった。日本の海運会続き

2020年3月10日

記者座談会/海運この1カ月<上>、新型肺炎、海運業界への影響拡大、活動停滞、マーケット低迷続く

 中国を中心とする新型コロナウイルス感染拡大の海運業界への影響がさらに広がりを見せている。感染拡大防止のため、展示会、セミナー、会議、式典などのイベントの開催が相次いだほか、海運各続き

2020年2月10日

記者座談会/造船この1カ月<下>、不透明さ増す新造船市場、様子見強まる、LNG船は好調か

 新造船市場は不透明感が増している。想定されていた硫黄酸化物(SOx)全海域規制の適用の影響に加えて、EEDI(エネルギー効率設計指標)規制フェーズ3、GHG削減など環境規制の強化続き

2020年2月7日

記者座談会/造船この1カ月<上>、どうなる2020年の造船業、再編、政府対策、残業規制などテーマ多岐に

 今年の日本の造船業は引き続き再編や再建がテーマの1つになる。昨年から始まった各社の協議は、春ごろまでに決着する見通し。これとは別に、新たな協業体制などの枠組みが作られる可能性があ続き

2020年2月6日

記者座談会/海運この1カ月<下>、春節延長、影響どこまで、五輪控え港湾対策が本格化

 コンテナ船業界にとって、2020年は波乱の幕開けとなった。硫黄酸化物(SOx)排出規制がいよいよ発効し、大幅なコスト増にどう対処するかが大きな課題だったが、中国における新型肺炎の続き

2020年2月5日

記者座談会/海運この1カ月<中>、新型肺炎、海運マーケット下押し

 中国・武漢(湖北省)で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が海運業界にも影響を及ぼしている。船員配乗や修繕、船用品供給などの船舶管理業務や運航への影響が懸念されるほか、続き

2020年2月4日

記者座談会/海運この1カ月<上>、SOx規制開始、おおむね問題なし

 船舶燃料油の硫黄酸化物(SOx)規制が1月1日に始まった。まったく問題が生じなかったわけではないが、寄港国による船舶検査であるPSC(ポート・ステート・コントロール)による出港差続き

2019年12月25日

記者座談会/この1年【内航・フェリー】/新造フェリーの発注相次ぐ、暫定措置事業後のあり方、検討加速

 2019年は国内フェリーの新造計画が相次いで明らかになった。新日本海フェリーと名門大洋フェリー、宮崎カーフェリーがリプレースのために大型新造船を発注したほか、新たな取り組みでは商続き