2016年5月11日
4月に開催されたIMO(国際海事機関)の第69回海洋環境保護委員会で、海運業界への影響が大きい環境規制で新たな動きがあった。CO2排出削減に向けて、就航船の燃費報告制度を導入する…続き
2016年5月10日
邦船大手3社が、市況低迷が深刻化するドライバルク部門で大規模な構造改革に踏み切った。自社船の売船や減損処理、用船の期限前返船を実施し、固定船腹の規模とコストを減らす。これに伴う巨…続き
2016年4月7日
新造商談の低迷が続く中、豊富な手持ち工事を背景に日本の造船所は安値での受注を回避し、選別受注に徹している。新船種や新船型の検討や開発を進めたり、代替需要が確実に見込めそうなフェリ…続き
2016年4月6日
三菱重工業が、アイーダ・クルーズ向け客船2隻シリーズの1番船“Aida Prima”の引き渡しを3月14日に終えた。2隻で1900億円近い累積損失を出している本プロジェクト。今後…続き
2016年4月5日
京浜港において、国際コンテナ戦略港湾政策に新たな動きがあった。京浜港の港湾運営会社として横浜川崎国際港湾が発足。国の出資も受け入れ、横浜・川崎両港の一体運営を開始した。その施策の…続き
2016年4月4日
安全運航を支える“自前船員”の育成・確保が海運会社の主流だ。仕上がった既存の船員をマーケットから採用するのではなく、フィリピンをはじめとする船員の主要供給国で現地の大学などと提携…続き
2016年4月1日
民事再生手続き中の第一中央汽船が3月17日、再生計画案を東京地方裁判所に提出した。愛媛県を中心とする船主・造船所17社から計24億9000万円の出資を受けるとともに、約97%の債…続き
2016年3月7日
低迷が続く新造船市場だが、商談再開の兆候は全く見られない。1~2月に表面化した新規案件の成約はごくわずかで、1月は日韓合わせても1隻、2月も韓国は2隻に留まっている。こうした状況…続き
2016年3月4日
新規商談の凍結、円高、契約変更の要請など、造船業の厳しさが一段と増してきた。こうした中で、視点をこれからの不況克服と、さらにその先に置き、将来の日本造船業の進む道を議論する動きも…続き
2016年3月3日
今年7月のコンテナ重量検査義務化が近づいている。制度をめぐって依然さまざまな不透明要素があり、また海外での制度整備状況が全く見えてこない状況で、物流事業者は懸念を募らせている。ト…続き
2016年3月2日
近年注目される北極海航路の航行状況だが、昨年は前年に引き続き低調だったことが国土交通省の調べで分かった。航行実績は依然限定的なものの、同航路への関心は高く、海洋政策の議論と合わせ…続き
2016年3月1日
タンカーのスポット運賃市況は年明けから軟化傾向が続くが、それでも概ね採算ライン超を維持した。ドライバルク市況の低迷が深刻化する中、タンカーは期待を集める。昨年末に米国が原油輸出を…続き
2016年2月8日
ドライバルク市況の記録的安値や昨年末の駆け込み発注の反動から低調なスタートとなった今年の新造船市場。海外船主を中心とした納期延期の要請が相次いでいる。国内造船所の中には線表を大幅…続き
2016年2月5日
造船業界では年初から赤字決算などのニュースが相次いでいる。この一方では、今年からスタートしたIMO(国際海事機関)の窒素酸化物(NOx)3次規制が造船業には大きな技術テーマとなっ…続き
2016年2月4日
2016年のコンテナ船市況は波乱の幕開けとなった。期待されていた荷動き増が不発に終わり、旧正月を前に運賃が低迷するという異例の状態。市況が上向く“転換点”がいつ来るのか、船社関係…続き
2016年2月3日
IMO(国際海事機関)のバラスト水管理条約とシップリサイクル条約の2つの条約について、パナマが批准に向けた国内手続きに着手したことが明らかとなった。実際に批准する時期がいつになる…続き
2016年2月2日
ドライバルク市況は年明けから続落し、ボルチック・ドライ・インデックス(BDI)が再び過去最低を更新した。バルカー用船料は、ケープサイズからハンディサイズまでの全船型が2000~3…続き