海事プレスの記者陣によるコラム。
2018年12月27日
◆昨年の今頃、その年のタンカーマーケットを振り返り「我慢の年だった」とこの欄で書いた。今年は市場関係者の大方の予想どおり、市況が底打ちしたり、船種によっては急回復し、明るさが見えた…続き
2018年12月26日
◆今年も残すところあとわずか。忘年会シーズンも終盤戦を迎えているが、「明るい話題がないので、お客さんとの忘年会では仕事の話はあまりしないようにしています」という声が造船所の方々から…続き
2018年12月25日
◆今月13日、スマートフォンを利用したキャッシュレス決済サービス、ペイペイの100億円還元キャンペーンが突然終了した。還元予定額100億円を達成したという。キャンペーンは決済にペイ…続き
2018年12月21日
◆京都・清水寺で披露された日本漢字能力検定協会の今年の漢字は「災」だった。今年の関西といえば、やはり災害による影響が大きかったことが記憶に残るし、今も被災者となっている人々は多い。…続き
2018年12月19日
◆年末が近づき振り返ると今年もさまざまな出来事があった。その中でも、大気汚染防止や海洋環境保護など、年々課題として大きくなる環境問題への対応が、かつてない頻度で、さまざまな場面で認…続き
2018年12月18日
◆今年、日本の中で造船業に対して常に投げかけられてきた問いは、「日本海事クラスターの中でこのままだと造船業が脱落する」あるいは「もう脱落しつつある」というものだった。指摘の1つは技…続き
2018年12月17日
◆早いもので今年もあと2週間あまり。海事業界の皆様もそろそろ今年1年を振り返り始めていることと推察する。好調な1年を過ごされた方がいる一方、あまり良い年ではなかったなという向きもあ…続き
2018年12月14日
◆2025年の大阪万博の開催が決まった。会場となる夢洲を中心に大阪経済の活性化が進み、海外からの旅行者も増え、港湾のにぎわい振興も見込まれる。今後はカジノを含む統合型リゾート(IR…続き
2018年12月13日
◆舶用機器の1年を振り返ってみると、2018年における硫黄酸化物(SOx)スクラバーの受注増はやはりインパクトが大きかったと感じる。大手スクラバーメーカーは今年だけで数百台のスクラ…続き
2018年12月12日
◆今年も残すところ20日。1年を振り返るこの時期、日経トレンディの恒例企画「2018年ヒット商品ベスト30」は、第1位に「安室奈美恵」を選んだ。歌姫の引退劇に日本中が湧いた理由は「…続き
2018年12月11日
◆曽野綾子氏の「パリ号の優雅な航海」という短編小説を読んだ。ある作家が、マラッカ・シンガポール海峡(マ・シ海峡)で灯台やブイなど航路標識の整備を行う“パリ(インドネシア語で「南十字…続き
2018年12月10日
◆船を安全に運航することに尽きる―。海運会社の海務部門への取材で「取組課題は?」を尋ねると必ずこの答えが返ってくる。それも当然のこと。あらゆる海運ビジネスの基盤となっているのが安全…続き
2018年12月10日
◆ハパックロイドが先日公表した新たな中期戦略「ストラテジー2023」には2点ほど、面白いと感じた点があった。1点目は「業界再編が一巡し、規模拡大で得られるスケールメリットは徐々に低…続き
2018年12月7日
◆ここ数日は12月らしからぬ気候が続いていたが、カレンダーの紙袋持って得意先回りをする営業マンの姿を電車などでも多く見かけるようになり、1年の終わりを実感させる。記者の取材先の造船…続き
2018年12月6日
◆人手不足による影響をいろいろな方面で聞く。物流ではこれまでの報道の通り、海上コンテナを陸送するトラックのドライバー不足があらゆる場面でボトルネックとなっている。そのため、ドレージ…続き
2018年12月5日
◆2025年国際博覧会(万博)の開催地が大阪に決まった。だが決まる直前までは、本当に大阪が勝ち取れるかどうか、関西で自信を持って言える人はどれだけいただろうか。本命と言われたフラン…続き
2018年12月4日
◆海運業界では今、デジタルプラットフォームが百花繚乱という状況になりつつある。「デジタライゼーション」が業界全体のキーワードになって数年経つが、勢いはとどまるところを知らない。コン…続き
2018年12月3日
◆ジブチで展開されている日本の海賊対処活動を視察する、日本船主協会と国際船員労務協会、全日本海員組合による訪問団に同行し、取材させていただいた。同国への訪問は記者は初めてだったが、…続き
2018年11月30日
◆ノルウェーの海運会社フッティルーテンが、魚の死骸をはじめとする有機性廃棄物を分解して得られる液化バイオガスを、燃料として使用する計画を発表した。2021年までに同社が運航するクル…続き
2018年11月29日
◆今年も造船業は為替に一喜一憂する1年だった。3月末にかけて急速に円高ドル安が進み、前期決算では専業造船所も含めて多くの造船所が赤字に陥った。その後1ドル=110円台の円安に戻り、…続き