海事プレスの記者陣によるコラム。
2018年10月23日
◆一説には日本に外航船主は200社前後もいると言われている。ギリシャやドイツと並ぶ船主大国だ。船主は大きく分けて東京を中心とした首都圏、大阪、神戸、岡山、広島、山口、愛媛、徳島、福…続き
2018年10月22日
◆眼鏡をかけた少年のイラストが、いまも書店の一番目立つ棚に並んでいる。吉野源三郎の小説『君たちはどう生きるか』を原作とした同名漫画は、昨年の発売来、いまも売れ続けており、ついに販売…続き
2018年10月19日
◆日本船主協会が「海運業界の挑戦」と題するパンフレットを発行した。副題は「地球・海洋環境の保全に向けて」で、環境問題に対する海運業界と船協の取り組みを、広く一般に分かりやすく説明す…続き
2018年10月18日
◆近年、フェリー・RORO船社による国内定期航路の新設が相次いでいる。2016年には川崎近海汽船が清水/大分間のRORO航路、18年には栗林商船が清水/北海道間のRORO航路、川崎…続き
2018年10月17日
◆日々の取材で、中韓舶用メーカーの成長を脅威に感じることがある。中国や韓国では造船業の拡大に伴って国内の舶用工業も著しく発展してきた。「例えば中国はもともと製品の模倣が上手い。中国…続き
2018年10月16日
◆夜中に目が覚めたら、体が思うように動かない。何事かと焦っていると、自分の胸に誰かの手が置かれた。初めて体験した時は、ついにお化けが出たと恐怖に震えた。いわゆる金縛りだ。だが、それ…続き
2018年10月15日
◆5~6年前を彷彿とさせる状況にある。複数の大型LNG生産プロジェクトの投資決定が今年から来年に相次ぐとみられる。投資決定が遅れていたプロジェクトもあるが、今月初めには、カナダの太…続き
2018年10月12日
◆ハンディサイズ・バルカーの大型化が進みそうだ。サノヤス造船が先日、4万1000重量トン型バルカーの開発を明らかにしたほか、複数の造船所が既に4万重量トン超のハンディサイズの開発に…続き
2018年10月11日
◆8月上海で取材した際、船社首脳に米中貿易摩擦をどう見るかを聞くと、総じてネガティブな反応が返ってくることが多かった。貿易摩擦の拡大によって北米航路の荷動きが減少することを懸念する…続き
2018年10月10日
◆台風21号、24号、25号と、関西では台風を警戒しなければならない日々が続いている。10月も台風が来る季節であり油断はできない。21号から1カ月経って振り返ると、関西で目にしたテ…続き
2018年10月9日
◆「デジタライゼーション」が海運・物流業界の中でここ数年のトレンドになっている。物流分野では顧客との接点、業務効率の改善、サプライチェーンの可視化などさまざまな分野でITの活用が始…続き
2018年10月5日
◆2016年6月に拡張閘門の供用を開始したパナマ運河が、通航実績を伸ばしている。日本船主協会が先月公表した会員各社を対象とした実態調査によると、新閘門が開通した16年度(16年4月…続き
2018年10月4日
◆「日本の船主業界は世代交代期に入っています。円滑に次世代に引き継げるのか。注目しています」(金融関係者)。国内船主と取引する金融、商社、オペレーターなどと、次世代の経営者に関する…続き
2018年10月3日
◆「最近、結論ありきでデータを作っているような記事がある。一見すると客観的なようだが、我々からすると、実はおかしいなという内容があり気になる」。名村造船所の名村建彦会長は先日の会見…続き
2018年10月2日
◆全国の地方港を紹介する特集記事「港湾めぐり」は今回、山口県の三田尻中関港を取り上げた。コンテナターミナルをもつ日本の地方港は、大都市向けの消費財が中心か、あるいは石油化学産業を主…続き
2018年10月1日
◆日本港湾におけるコンテナターミナル(CT)の荷役自働化の導入が進むのか注目されている。政府は未来投資戦略2018の中で、RTGの遠隔操作化とAI(人工知能)によるヤード荷役効率化…続き
2018年9月28日
◆「(バラスト水処理装置の本格搭載まで1年を切ったが、)2年前と状況がほぼ変わっていない」。今年4月に発足したバラスト水処理装置メーカーで構成する業界団体「バラスト水処理装置製造業…続き
2018年9月27日
◆トランプ米大統領が米証券取引委員会(SEC)に対し、企業の決算発表を四半期ごとではなく半期ごとにした場合の影響を調査するよう要請したことが明らかになり、議論を呼んでいる。半期ごと…続き
2018年9月27日
◆私事だが、妹が結婚を決めた。相手の外見は、動物に例えればゴリラだ。妹がそう言ったため、気の毒に思いつつ、我が家では彼を密かに“ゴリラ君”と呼んでいる。妹は近年、婚活に注力してきた…続き
2018年9月26日
◆フィリピンに船員を目指す若者の新たな学び舎が誕生した。商船三井と人材派遣業大手マグサイサイが共同運営する商船大学「MOL・マグサイサイ・マリタイム・アカデミー(MMMA)」だ。従…続き