海事プレスの記者陣によるコラム。
2018年8月23日
◆山口県で行方不明になった幼児を、ボランティアの男性が発見し救助した。男性は自らの信念で、一切の見返りを得ることなくボランティア活動をしている。 ◆ボランティアは「自ら進んで社会事…続き
2018年8月22日
◆「最も美味しいトロを食べ続けてきた結果、赤味が混ざることが多くなってきたという感じ」。国内鉄鋼会社の原料調達担当者は西豪州産の鉄鉱石をマグロに例え、その品位がじわりと低下してきて…続き
2018年8月21日
◆今年前半に米国ヒューストン周辺で供給された一部の船舶用燃料油によって機関トラブルが生じた問題は海事産業にとって大きなショックとなっている。スラッジの過剰発生などを起こし、一部では…続き
2018年8月20日
◆ゴルフ好きの方が多い業界とあって、読者の中にも季節を問わずゴルフをされる方もたくさんいらっしゃると思う。普段の取材でも季節を問わずゴルフの話を聞く機会がある。しかし、真夏のゴルフ…続き
2018年8月17日
◆台風の季節が来た。陸側では暴風や豪雨などによる災害に注意が必要だが、海上コンテナ輸送に与える影響も大きい。台風が近づくと海は荒れ、港ではポートクローズが発生する。コンテナ船は滞船…続き
2018年8月16日
◆休日の昼、なじみの蕎麦屋に入ろうとのれんをくぐって戸を引いた。味だけでなく古いたたずまいを残す趣のある建物や店内の雰囲気も気にいっていて、ときどき利用しているところだ。そこで「い…続き
2018年8月15日
◆若者の海離れが進んでいるといわれ、心配の声を挙げる海事業界関係者は近年少なくない。昨年7月に日本財団が公表した調査報告の中では、10代の若者の約4割が海に親しみを感じていなとの調…続き
2018年8月13日
◆コスコ・シッピングラインズが米州でサイバー攻撃を受けたことが報じられている。昨年のマースクラインの事例に比べると規模は小さいようだが、現代のメガキャリアが世界中にネットワークを張…続き
2018年8月10日
◆国内船主(船舶オーナー)、商社、銀行など、取材に行く先々で「新造案件がほとんどない」という嘆きの声を聞く。日本海事クラスターの胃袋は2000年代の海運ブームで大きくなった。が、い…続き
2018年8月9日
◆過度な法規制がイノベーションの普及を遅らせ国の競争力を失わせる。その例としてよく引用されるのが、19世紀末に英国で施行された「赤旗法」だ。産業革命の中心地だった英国は他国に先駆け…続き
2018年8月8日
◆“499”という数字を見たらすぐに内航船が思い浮かぶぐらい、499総トン型一般貨物船は内航船の最もポピュラーな船型だ。それが今後替わるかもしれない。というのも、国土交通省海事局が…続き
2018年8月7日
◆少子高齢化に伴う労働力不足の問題が港運業界でも懸念されている。特に地方では、新卒・中途採用に力を入れ始めている港運事業者が増えているほか、官民連携で労働力不足への対応策を検討する…続き
2018年8月6日
◆つい先日、話題のZOZOスーツが自宅に届いた。ファッション通販サイトを使うことはほとんどないのだが、このスーツに関しては気になったので、早々に予約をかけていた。申し込みから半年以…続き
2018年8月3日
◆「松下記者のラグビー人脈にやられました」―。複数の関係筋によると、業界他紙の記者の方が、取材先にこう漏らしたという。悔い改めねばならない。海運業界に楕円球が好物な方が少なくないこ…続き
2018年8月2日
◆出光興産と昭和シェル石油の統合が正式発表された際、邦船タンカー関係者の受け止めは冷静だった。国内外を問わず大規模な荷主再編は輸送需要にマイナスの影響を及ぼすことが多い。荷主による…続き
2018年8月1日
◆連日の猛暑が続き、世間では夏休みの話題も聞こえてくるようになった。例年のことだが、新造船市場は欧州船主が既に休暇シーズンに入り、“夏枯れ”の様相となっている。ただ、昨年と異なるの…続き
2018年7月31日
◆今年に入り欧州を中心に、プラスチックゴミを減らそうという動きが活発になっている。ペットボトルやビニール袋などのプラスチックゴミは自然に分解されることがなく、海を覆い、ウミガメや海…続き
2018年7月30日
◆西日本豪雨の発生から約3週間が過ぎた。各報道で死者は200人を超えたとされ、未曽有の災害となった。今も被災地から避難している人も多く、復旧できていないところも広範囲にわたっている…続き
2018年7月27日
◆2020年のSOx(硫黄酸化物)規制を見据えて、コンテナ船業界の新造船を巡る動きも活発化している。このところの動向を見て受ける印象としては、「思ったよりスクラバーの採用が増えるの…続き