海事プレスの記者陣によるコラム。
2018年7月4日
◆川崎近海汽船による宮古(岩手県)/室蘭(北海道)フェリー航路が6月22日に就航した。川崎近海がこの新規フェリー航路の開設計画を発表したのは2015年3月のこと。同社にとって実に4…続き
2018年7月3日
◆今後数年間は、京浜港において新たなコンテナターミナル(CT)の稼働が相次ぐ予定だ。東京港では新コンテナターミナル、中央防波堤外側「Y2」が2019年度に稼働する見通しで、今月から…続き
2018年7月2日
◆2020年1月1日からのIMO(国際海事機関)硫黄酸化物(SOx)全海域規制に向けて、来年下期から舶用燃料をC重油から規制適合油に切り替える動きが出てくる。エンジンメーカーや石油…続き
2018年6月29日
◆スポーツは結果が全てだ。サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会が日本代表の活躍で盛り上がっているのを見て、改めて思い知った。開幕前は土壇場の監督交代、保守的と映りかねないベテラ…続き
2018年6月28日
◆海運市場で中国の存在感は高まる一方だ。経済成長とともにドライバルクはもちろん、タンカー分野でもそのプレゼンスが拡大。原油船では世界最大のスポット用船者として上位に中国勢が常連とな…続き
2018年6月27日
◆けたたましいアラーム音が車内に鳴り響くとともに、車両は停止した。鈍感なせいか揺れは感じなかったが、車内は停電し、非常灯に切り替わった。地震の発生を告げる車内アナウンスが入った。6…続き
2018年6月26日
◆昨年からじわりと広がりを見せていた韓国近海船社各社による日本版e-サービスだが、今年に入り導入をあえて急がない船社が出てきている。e-サービスとはブッキングやカーゴトレースなどの…続き
2018年6月25日
◆たまった仕事を一気に片付けようと思って早く出社した月曜の朝だった。8時前、上下に揺れる強い振動に襲われ、ガタガタと動く机を手で押さえたというか、しがみついた。大阪北部地震だった。…続き
2018年6月22日
◆まるで4月の事業開始以来のこれまでを象徴するかのような命名式だった。11日に、ジャパンマリンユナイテッド呉事業所で1万4000TEU型コンテナ船“ONE Stork”の命名式が行…続き
2018年6月21日
◆IMO(国際海事機関)のシップリサイクル条約に対応した国内法「船舶の適正な再資源化解体の適正な実施に関する法律」(シップリサイクル法)が国会で成立した。海事局は昨年にトン数標準税…続き
2018年6月20日
◆日本の海事クラスターにとっての主力商品は引き続きバルカーだ。だが、世界中を見渡しても発注する船主が引き続き見当たらない。ドライバルクの荷動きは堅調に推移し、不況時の発注激減の影響…続き
2018年6月19日
◆『三井E&S造船、千葉事業所での商船建造から撤退』『川崎重工、国内最後のばら積み船進水』。この1カ月足らずの間に、一般新聞でそんな報道が相次いだ。日本造船業の撤退戦の進捗を伝える…続き
2018年6月18日
◆内航船員の人材不足が待ったなしの状況になっている。ベテラン層に支えられてなんとか踏ん張っているが、そのような状況はいつまでも続けられない。内航海運業界は若手の採用に力を入れ始めて…続き
2018年6月15日
◆「今年度は昨年度より状況は厳しいですね」と話すのは就職情報大手の新卒担当者。今月1日に経団連加盟企業による2019年春入社の新卒採用の面接選考が解禁になり、都心部の電車でもリクル…続き
2018年6月14日
◆欧州連合(EU)は環境規制を強化している。先月、EUの欧州委員会が使い捨てプラスチック製品を禁止する規制をEU加盟国と欧州議会に提案した。新規制では代替製品を安価に入手できる場合…続き
2018年6月12日
◆「規制をビジネスチャンスに」―。1年7カ月後に迫る船舶用燃料の硫黄酸化物(SOx)規制に向けて、これをビジネスチャンスと捉える動きが高まっている。 ◆1つが新燃料ビジネス。LNG…続き
2018年6月8日
◆先週末に最寄りのガソリンスタンドで給油すると、レギュラーガソリンが1リッター当たり146円(会員価格)だった。地域によっては既に150円を超えている。週末しか車を運転しないので給…続き
2018年6月7日
◆昨年末から始まった中国の資源ごみ輸入規制の影響が各方面に広がっている。規制対象となった古紙や廃プラスチックの輸出は昨年後半から減少傾向がみられるようになり、年明け以降は日本、米国…続き
2018年6月6日
◆「オーシャンズ/テクノオーシャン」(OTO’18)が閉幕した。2つの海洋関連の国際コンベンションの合同企画で、5月29~31日の3日間、神戸コンベンションセンターで開催された。テ…続き
2018年6月5日
◆2016年に怒涛のような合従連衡や再編が起きたコンテナ船業界だが、今年4月までに一連の動きは収束し、一旦は落ち着きを取り戻しつつある。当面は大手船社の数が大きく減り、需要面でも堅…続き