海事プレスの記者陣によるコラム。
2018年9月25日
◆新造船市場は秋の商談シーズンに入ったが、盛り上がりに欠ける展開が続いている。期待されていたバルカーの新造商談は「ドライバルク市況の回復が見込まれているが、現状の船価水準では採算は…続き
2018年9月21日
◆今月16日から、シンガポールの大手フィーダー船社、Xプレスフィーダーズが新潟、伏木富山、金沢と釜山新港を結ぶ日韓フィーダー航路を開設した。Xプレスは昨年から他船社からのスペースチ…続き
2018年9月20日
◆関西で電車に乗っていると、屋根や壁をブルーシートで覆った家や建物を多く見かけるようになった。それが7月に発生した大阪北部地震によるものなのか、西日本豪雨の影響なのか、あるいは今月…続き
2018年9月19日
◆「大西洋では再生可能エネルギーの普及がドライバルクやエネルギー輸送の需要動向を見えにくくしている」(ロンドン在住の邦船関係者)。風力や太陽光など、欧州では猛烈な勢いで再エネの導入…続き
2018年9月18日
◆海運・造船業界を取材する中でも昔からなじみの深かった台湾だが、実際に行ったことはなかった。日頃取材をさせていただく日本の業界関係者の中にも、同国に頻繁に訪問している方が多い。そう…続き
2018年9月14日
◆「こんなサービスが可能なんですね、非常に印象的でした」。読者の方からそんな言葉を頂いた。昨年以来、APLが積極的に展開している高付加価値サービス「Eagle」シリーズを紹介した記…続き
2018年9月13日
◆「平成最後の夏」と呼ばれていた今年の夏は、豪雨に台風、地震など日本各地が大きな自然災害の被害を受けた。思えば平成の時代は、阪神淡路大震災をはじめ、新潟中越、東日本、熊本など各地が…続き
2018年9月12日
◆自動車メーカーのSUBARU(スバル)が今週、川崎市内で面白い催しを行っている。主力車「フォレスター」の新型の販売開始に合わせたピーアールイベントなのだが、自動車やライフスタイル…続き
2018年9月11日
◆東京五輪・パラリンピック開催まであと700日を切った。臨海部に競技会場や選手村が集中するため、選手や大会関係者の輸送と、物流の維持を両立させることが課題となっている。中でも日本最…続き
2018年9月10日
◆「当社は環境保全先進企業を標榜しており、輸送船の調達も環境に最大限配慮した形で行う」(国内ドライ荷主A)「当社は全社的に環境対応を強化している。この中で輸送についても、環境負荷が…続き
2018年9月7日
◆ドイツ・ハンブルクで開催中の海事展「SMM2018」では、メディア向けのイベントも多数開催されている。出席している記者たちがほぼ全ての会場で、環境規制関連の質問を投げかけ、目前に…続き
2018年9月6日
◆2020年のSOx一般海域規制に向けて、従来型の高硫黄C重油を使い続けられるスクラバーの採用が広がってきた。5万隻とも言われる規制対象船のうちこれまでに1000隻なので、規制発効…続き
2018年9月5日
◆小田急グループは先月、総額100億円規模の大型投資を発表した。投資の目玉の1つがジャパンマリンユナイテッド(JMU)で建造する芦ノ湖の新型海賊船だ。JMUはバルカーやタンカー、コ…続き
2018年9月4日
◆お盆前、東京港の大井コンテナターミナルへ向かうと、片側3車線のすべてを海上コンテナのトラック、ドレージ車両が埋め尽くしていた。折しも台風が過ぎ去り、ターミナルが再開した日。さらに…続き
2018年9月3日
◆今年の夏も海事施設見学会があちこちで行われた。その中で筆者は8月、国土交通省神戸運輸監理部が神戸港で実施した小中学校の先生たちを対象とした見学会に同行した。最初に訪れたのは近畿地…続き
2018年8月31日
◆以前出席したある会見で、「海運に関する国民の認知向上」という議題が取り上げられていた。日本において海運は重要だが、国民からの関心がさほど高くない、というのがこの業界にとって長年の…続き
2018年8月30日
◆ペットボトルなどの飲料容器や、レジ袋などの使い捨てのプラスチック製品が海に流出し、波・風や太陽の熱で砕かれて微細化することによってできる「マイクロプラスチック」。海事関係の大学や…続き
2018年8月29日
◆先週は今治にいた。週半ばには台風直撃が警戒されたが、雨もほとんど降らずに拍子抜け。「今治は自然災害が少ない。台風がまともに直撃した記憶がない。昨日もたくさん警報が来ていたけど、今…続き
2018年8月28日
◆「全ての船の上に小型のプラントを載せる方が非効率。大局的にはむしろ環境に悪いのではないか」。ある船主がそう話していた。彼が言う「小型プラント」とは2つ。1つはバラスト水処理装置。…続き
2018年8月24日
◆1968年8月10日、阪九フェリーの“フェリー阪九”が神戸/小倉航路に就航した。日本初の長距離大型フェリーとなり、今年は就航50周年の節目の年を迎える。最近はテレビや一般紙などで…続き