海事プレスの記者陣によるコラム。
2019年2月4日
◆邦船首脳が嘆いていた。「海運ブームが終焉してから10年も経つのに、いまだにブームの後遺症が至る所に残っている。コストの高い船はまだまだあるし、この間の大不況で体力をすり減らした。…続き
2019年2月1日
◆新人記者や後輩記者に記事執筆のイロハを指導する立場になり、こっそり新聞記事の指南本を読み返してみた。最初の章に出てくるのが「5W1H」である。「いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、…続き
2019年1月31日
◆トランプ米国大統領の就任から2年経った。米国第一主義をうたい、保護主義的な政策を掲げるトランプ政権に対し、海運業界は海運マーケットなどへの悪影響を懸念した。 ◆新政権発足後にまず…続き
2019年1月30日
◆国内初の水上タクシーである東京ウォータータクシーに先日、乗船する機会があった。水上バスのように決まった時間に決まった航路を運航するのではなく、「好きなときに、好きなところへ」をコ…続き
2019年1月29日
◆自動車産業ではガソリン車から電気自動車(EV)への転換が進んでいる。電気自動車は価格や性能に課題があったが、同分野の技術の発展などによって劇的に改善している。顧客の環境に対する意…続き
2019年1月28日
◆スマホを持つ彼の手が震えていた。今月16日、社内での昼休み。ラグビーフリークの先輩に呼ばれて席に行くと、9月に開幕するラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の中でも、特に人気が…続き
2019年1月25日
◆先日久しぶりに会った友人が、やたらとおみくじに詳しくなっていた。どこそこの神社のものが可愛くて面白くて、と色々教えてくれる。一体どうしてそんなに詳しくなったのか尋ねると、最近好き…続き
2019年1月24日
◆この1年ほど、ケミカル船業界の集約が進み始めた。最近ではMOLケミカルタンカーによるノルディック・タンカーズの買収、イースタン・パシフィックによるBWグループのケミカル船13隻の…続き
2019年1月23日
◆日本の造船業の昨年の新造船受注量は3年ぶりに1000万総トンを突破した。日本船舶輸出組合がとりまとめる2018年1~12月輸出船契約は前年実績比14%増の1079万総トンで、年間…続き
2019年1月22日
◆石川県の谷本正憲知事は、年頭4日の会見で金沢港のにぎわい創出の観点から岸壁や停泊船舶、ガントリークレーンをライトアップするという計画を明らかにした。2019年度中の完成を目指して…続き
2019年1月21日
◆踊り場にあった東アジア・クルーズ市場が変化してきたのではないか―。海事プレスの姉妹誌「クルーズ」2月号で、2019年に日本に来航する外国クルーズ客船のスケジュール作成に関わり、そ…続き
2019年1月18日
◆川崎汽船で開催された社長交代の会見は、コンテナ船事業の取材を担当してきた自分にとっては感慨深いものだった。4月に会長に就任する村上社長も、またその後任として昇格する明珍専務も、と…続き
2019年1月17日
◆外国人の就労に関する新たな在留資格を設ける施策を政府が打ち出し、昨年から関連ニュースが多数報じられている。海運・造船業界にも影響の大きいテーマであり、特に造船業との関係は深い。制…続き
2019年1月16日
◆年明けに知人の2歳の子どもと遊ぶ機会があった。家にあった船のおもちゃを渡すとお気に入りのミニカーと一緒に船を滑らせるように遊んでくれた。船のおもちゃは初めてらしい。その子の母親い…続き
2019年1月15日
◆国連専門機関の中で最も長い歴史を持つのは国際労働機関(ILO)だ。今年はそのILOが誕生してから100周年にあたる。労働条件と生活水準の改善を目的に発足したILOが、設立した年に…続き
2019年1月11日
◆邦船大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)社長の2019年の年頭あいさつのキーワードは、「先行き不透明感」と「変化への対応」だった。世界の政治・経済が目まぐるしく動き、特に海運…続き
2019年1月10日
◆平成最後の年を迎えた。平成を振り返る本や雑誌が数多く出版され、年末年始休暇はこれらを乱読して過ごした。長い休みを良い機会だと捉え、改めて過去の資料なども見ながら平成の日本港湾ので…続き
2019年1月9日
◆各社の年頭あいさつで、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット化)などの新技術のほか、脱炭素化社会に向けた取り組みがもたらす変化に対し、スピーディーかつ柔軟な対応をしていく…続き
2019年1月8日
◆読者の皆様、本年も本紙を宜しくお願い致します。昨年はリーマン・ショックから10年の節目の年でした。今年はというと、平成の30年間が終わり、日本にとって新しい時代が始まる1年になり…続き
2018年12月28日
◆ドライバルク市況の年間平均値を仲間内で年初に予想し、実績が出る年末、予想精度が一番高かった「ニアピン賞」を決めて盛り上がる―。各人が市況観を磨くドライバルク関係者には昔から、こう…続き