海事プレスの記者陣によるコラム。
2019年4月26日
◆フランスの調査会社アルファライナーによると、この10年で北欧州域内・東アジア域内それぞれで海上コンテナの近距離輸送、フィーダー輸送を担う船社のシェアが縮小傾向だという。この傾向が…続き
2019年4月25日
◆天皇陛下は昨年、在位最後の誕生日会見で、「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵している」と述べられた。「平成」という元号の出典は、『史記』と『書経』の「…続き
2019年4月24日
◆過去最大と言われるゴールデンウィーク(GW)10連休を前に、改めて交通、運輸に関して安全、安心を心がけてほしいと思っている。日本ではあまり報じられなくなったが、今月16日は韓国南…続き
2019年4月23日
◆先日、コンテナ船大手4社が設立したコンテナ船業界のデジタル化・標準化推進団体であるDCSA(Digital Container Shipping Association)」が正式…続き
2019年4月22日
◆2020年の船舶の硫黄酸化物(SOx)全海域規制に向け、船舶の排ガスのチェックをドローンを使って行う取り組みが欧州で始まった。SOx規制をめぐっては、規制に適合する燃料のスムーズ…続き
2019年4月19日
◆NHKにヨミ子というAIアナウンサーがいる。彼女は昨年登場し、AIの深層学習で読み方を学びながら、ニュースを読み上げていた。今年の4月からは話題のニュースの言葉をお題に川柳を一句…続き
2019年4月18日
◆先週のシンガポールは「マリタイム・ウィーク」と銘打ってさまざまなイベントが開催された。日本からも多くの海事関係者が訪れた。シンガポールが世界最大の海事センターであることは、もはや…続き
2019年4月17日
◆「世界初」となる製品の開発は、製造業にとっては先行者利益を研究開発の再投資にまわすうえで重要なポイントだ。技術者としての本懐でもあるし、企業や業界を活性化させる面もある。日本の造…続き
2019年4月16日
◆海運各社は今年も4月1日に入社式を開き、多くの新入社員を迎えた。たくさんの希望と少しの緊張をもって海運業界に仲間入りした皆様に心から祝いの言葉を述べたい。今年の入社式は、新元号の…続き
2019年4月15日
◆平成の日本港湾の歴史を振り返ると、1つの象徴が地方港の発展だろう。かつて地方港の寄港船は、ほとんどが不定期船となっており、定期コンテナ航路が就航する地方港は多くなかった。しかしコ…続き
2019年4月12日
◆来年1月から実施される硫黄酸化物(SOx)全海域規制に向けた対策準備が本格化している。SOxスクラバーについては、搭載実績が徐々に増えており、今春から毎日のようにスクラバーメーカ…続き
2019年4月10日
◆世界の船隊の急拡大で船員費が年2ケタ増といった上昇を見せたのはリーマン・ショック前の好況期のことだった。その後の金融危機を契機に船腹増のペースが緩やかになったことで船員、特に船長…続き
2019年4月9日
◆不況になると発注が出てくる船種がある。チップ船、石炭船などの専用船、小型LPG船などいわゆるニッチな船型だ。こうした船種の建造実績を持つ造船所は多いが、多くの造船所が中型バルカー…続き
2019年4月8日
◆地方港におけるコンテナ取扱量が増加する中、各港でガントリークレーン導入の動きが続いている。一昨年には長崎港と釜石港がガントリークレーンの導入に踏み切ったほか、今年1月には浜田港も…続き
2019年4月5日
◆桜の開花情報が伝わる季節となった。関西でも桜の名所があって、花見を楽しみにしている人も多いだろう。しかし、風景は昨年までとは異っている。桜並木に欠けている部分があったり、大樹とな…続き
2019年4月4日
◆海運産業で今、最も注目されているテーマは2020年1月に発効する硫黄酸化物(SOx)排出規制だが、コンテナ船産業ではもう1つ、2020年で大きな懸案を抱えている。実際にはある海運…続き
2019年4月3日
◆政府による新元号の発表が大きなニュースとなった。平成の始まりは1989年の1月だが、その年の3月24日にはアラスカのプリンス・ウィリアム湾でエクソン・バルディーズ号が座礁し、原油…続き
2019年4月2日
◆先日、取材に行く道中で桜が満開を迎えていた。聞くと有名な桜並木らしい。早めにお花見に行かないといけないと思っていたら、ちょうど知人から目黒川にお花見に行こうと誘われた。 ◆週末、…続き
2019年4月1日
◆先日、西日本の船主さんと国内船主(船舶オーナー)の存在意義とは何か、という話になった。この船主経営者は「船舶管理こそ船主の命。自主管理体制を堅持していく」と信念を語る。その背景に…続き
2019年3月29日
◆造船・舶用工業では過去10年以上に渡り、世代交代が大きなテーマであり続けた。工場や設計、営業の現場で、団塊の世代を中核とするベテランの引退が続いてきた。マネジメントクラスでも世代…続き