1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2021年1月14日

【青灯】“松島のおばば”といく船旅

◆新型コロナウイルス感染拡大の影響で旅客・観光業界が多大な被害を被っている。記者も予定していた帰省や夏休みの予定をキャンセルした。ただ、昨年の秋頃は新型コロナの国内感染者数がやや落続き

2021年1月13日

【青灯】コンテナの回転率

◆例年、コンテナ船社は年末年始やお盆、GW(ゴールデンウイーク)の期間が近づくと、荷主に対してコンテナターミナル(CT)に滞留した輸入コンテナの早期搬出を呼びかけている。特に輸入の続き

2021年1月12日

【青灯】コロナ禍の年明け

◆コロナ禍の困難の中で新しい年が始まった。企業や海事関係団体トップの年頭あいさつの中では、コロナ禍の困難に打ち勝とうという決意表明が力強く語られていた。そうした表明を読ませて頂きな続き

2021年1月8日

【青灯】エッセンシャルワーカーの存在

◆ニューノーマル2年目と言ったほうがいいのだろう、と新年を迎えて思った。昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために世界が取り組んだ1年だったが、今年も継続し、それに適合した続き

2021年1月7日

【青灯】カーボンゼロへの道筋

◆2021年は、カーボンニュートラルに向けた取り組みの具体化がますます進むだろう。昨年末、政府はグリーン成長戦略を策定した。電力部門では再生可能エネルギーなどの利活用推進を、産業・続き

2021年1月6日

【青灯】「グリーン」「デジタル」報道を強化

◆今年も来年もこれからずっと、日本の海事クラスターのテーマがグリーンとデジタルにあるのは論を待たない。やるべきことははっきりしており、あとはどうやるかだ。この2大テーマ以外では、造続き

2020年12月28日

【青灯】来年もサービス開発に注目

◆新型コロナ禍に見舞われた今年もまもなく暮れる。私の担当する分野では、新型コロナウイルス感染拡大への対応とデジタル化の2つがメインテーマとなった企業が多かったように思う。そして、そ続き

2020年12月25日

【青灯】コロナ下での海運広報

◆気づけば今年も終わりに近づいている。2020年はとりわけ過ぎるのが早かった。やはり新型コロナウイルスによる変化に対応することに、懸命になっていたからだろうか。一方で、今年の初めの続き

2020年12月24日

【青灯】次の変化への心づもり

◆年末年始は物事が大きく切り替わるのが常。2020年は海運業界のみならず石油業界をも大きく変えた船舶燃料のSOx規制強化の発効で幕を開けた。「年末年始の休暇中にトラブルが生じないと続き

2020年12月23日

【青灯】セオリーなき市場環境

◆「“マーケットは必ず戻ってくる。それまでもう少しの辛抱だ”と、かつては若手に対してよく言ったものですが…」と、ある造船所の営業マンはいう。2016年の窒素酸化物(NOx)3次規制続き

2020年12月22日

【青灯】届かない本と国際物流の混乱

◆「おかしいな」。最近パソコンを立ち上げるたびに、海外の通販サイトで注文した商品が一向に届かないことに首をひねっていた。注文したのはかれこれ数カ月は前のことで、自分がプライベートで続き

2020年12月21日

【青灯】揺らぐ船舶の「生涯価値」

◆「陳腐化リスクで船が発注できない」との声が増えた。環境規制の相次ぐ強化や、性能の進化により、船が陳腐化するスピードが早まっている。耐用年数が訪れるよりも前に、サブスタンダード化し続き

2020年12月18日

【青灯】コロナ禍で気付かされたこと

◆新型コロナウイルス禍に世界中が覆われた2020年も、気が付けば残すところあと2週間。海事業界では今年も沢山の重大ニュースがあった。これだけのコロナ禍なのでやはりこれに起因する出来続き

2020年12月17日

【青灯】デジタル時代を生き抜くために

◆夏に生まれた甥っ子が、もしかしたら天才かもしれない。生後半年にも関わらず、「パパ、ママ」と言えるのだ(確かにそう聞こえる)。さすがにまだ歩けないものの、部屋中をゴロゴロと縦横無尽続き

2020年12月16日

【青灯】環境問題とドライバルク市況展望

◆日本郵船調査グループは向こう10年間のドライバルク、原油などの海上荷動きと船腹供給の見通しをまとめた年次報告書「Outlook for the Dry-Bulk and Crud続き

2020年12月15日

【青灯】韓国で相次ぐ臨時便

◆中国を中心としたコンテナ船市況の運賃高騰を受け、韓国では北米航路や東南アジア航路への臨時便投入が相次いでいる。韓国政府も臨時便を投入した船社に対しインセンティブ支援を行うなど本腰続き

2020年12月14日

【青灯】港が背負う地域振興

◆京都府北部の舞鶴と言えば何をイメージするだろうか。中高年以上であれば「岸壁の母」を挙げる人もいるだろう。戦後、ソ連からの引揚船に乗って帰ってくる子供を待つ母親の姿をメディアが取り続き

2020年12月11日

【青灯】IT生かす海洋環境対策

◆海洋汚染に関する情報をグローバルに集めて包括的な地図を作成しようという試みが、海外のプロジェクトで始まった。非営利組織が着手したもので、船舶に乗船する者や船主、船舶管理者など、海続き

2020年12月10日

【青灯】産業誘致と港湾の創貨

◆「輸出貨物を増やしていくことが港湾振興の基本」。ある港湾関係者がこう話すのを聞き、港湾を利用する産業をいかに誘致していくかが、極めて重要な課題だと感じている。港湾施設を作っただけ続き

2020年12月9日

【青灯】コロナ禍で船員の待遇改善の動き

◆新型コロナウイルスの感染拡大が業界に与えた大きな影響のひとつに船員交代問題がある。いまだに解決の見通しが立たないまま年を越さなければならない船員の大変さは想像を絶する。IMO(国続き