海事プレスの記者陣によるコラム。
2020年7月9日
◆ケープサイズ・バルカーのスポット用船市況が急騰している。6000ドル以上上昇した日もあり、マーケットレポートではこの急騰を“スカイロケット(skyrocket)”と表現していた。…続き
2020年7月8日
◆地方港に寄港する外貿定期コンテナ航路の投入船は、1000TEU型船への集約が進んでいる。特に300~400TEU前後の船は老朽化によって退役が進み、この数年で一気に数を減らした。…続き
2020年7月7日
◆2年前の今ごろを振り返ると、関西では6月に大阪北部地震があり、7月には西日本豪雨、9月には台風21号が襲来した災害の年だった。昨年は、6月末に大阪港咲洲のインテックス大阪でG20…続き
2020年7月6日
◆商船三井が保有する世界最大級の2万TEU型コンテナ船“MOL Triumph”が登場するテレビ東京の番組「巨大貨物船に乗せてもらいました」シリーズを見た。欧州からアジアへの52日…続き
2020年7月3日
◆新型コロナウイルス対策のため自粛を求められていた都道府県をまたぐ移動が、先月19日に全面的に解禁となった。早速この業界でも商社関係者が船主のもとに向かうなど、ビジネス面でも人の往…続き
2020年7月2日
◆港湾担当記者の駆け出しのころ、とある取材で「GNO」という単語を聞いた。「GNO?何の略だろう?」と考えたが、その解はすぐに教えてくれた。「義理・人情・恩返し」だ。 ◆コンテナ化…続き
2020年7月1日
◆ニュージーランドの研究機関GNSサイエンスが、「ジーランディア」という海底に沈んだ大陸の詳細な地図を公表した、というニュースを目にした。ジーランディアとは、オーストラリアの東から…続き
2020年6月30日
◆「ジェットコースターのようだ」。コロナ禍が生じて半年、世界に本格的に感染が拡大してから4カ月。この間、海運マーケットもその影響を色濃く受けてきた。経済活動の再開とともにマーケット…続き
2020年6月29日
◆「ついに始まりましたね」。先日、とある造船所の役員の方と電話越しに新造船マーケットではなく、19日に開幕したプロ野球の話題に花を咲かせた。特定の球団を熱心に応援していた少年時代の…続き
2020年6月26日
◆新型コロナウィルスの影響によるコンテナトレードの需要減は、当初よりもその期間が少し短くなり、回復がより早まる可能性が出てきた。以前は年後半から徐々に、という見通しが中心であったが…続き
2020年6月25日
◆先日お会いした邦船大手の社長経験者はこう話す。「コロナ後の海事産業が新しい姿になるとは見ていない。従来からの動きが加速するということではないか。生活面でもワクチンができて普及すれ…続き
2020年6月24日
◆三井E&S造船が三菱重工に艦艇事業を売却する協議を開始した。本紙は一般商船を対象とした記事が多く、艦艇を取り上げる機会は少ないが、造船業にとって艦艇事業は言うまでもなく大きな屋台…続き
2020年6月23日
◆新型コロナウイルス感染拡大防止の休業要請と都道府県間の移動自粛が全面解除された。首都圏では電車内も街中も目に見えて人出が増え、近所の飲食店も席間隔を空けてではあるがかなり賑わいを…続き
2020年6月22日
◆家で過ごす時間が長く、この機会に本の断捨離を実行することにした。昔買ったまま忘れていた本の中に「13歳のハローワーク」があった。さまざまな職業を紹介する本書は、「〇〇が好き」とい…続き
2020年6月19日
◆新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、統計資料の重要性が増している。例えばコロナの感染者・死者数の統計は経済活動の停止・再開の指標として重要なものとなっている。そういう意味で統計…続き
2020年6月18日
◆朝、在宅勤務でパソコンに向かっていると、周囲はいつも静かなのに、小学生の声がいくつか聞こえてきた。窓から外を見ると子供たちがマスクをして並んで歩いていた。新型コロナウイルス感染防…続き
2020年6月17日
◆宇宙開発企業のスペースXが、2人の米国人宇宙飛行士の地球低軌道への移送に先月末成功した。米国ではスぺースシャトルの使用を2011年に停止して以降、有人宇宙飛行が9年にわたり実施さ…続き
2020年6月16日
◆今春、コンテナ船の世界最大船型が2万4000TEU型船に更新された。コンテナ船の大型化が急速に進んできたが、港湾への影響をみると、1寄港当たりの荷役本数が増え、作業負荷が高まって…続き
2020年6月15日
◆英船陸通信大手インマルサットのロナルド・スピッソウ海事部門社長が講演するウェブセミナー(ウェビナー)に先日参加した。ウェビナーでは、同社の事業の現状、今後の方針といった内容に加え…続き
2020年6月12日
◆国土交通省はこのほど、「水先人の人材確保・育成などに関する検討会」の第三次とりまとめを公表した。同検討会は2015年4月に設置され、団塊の世代の水先人が大量廃業することによる後継…続き