海事プレスの記者陣によるコラム。
2023年12月26日
◆先日、今年6歳になる息子を成田空港に連れて行った。お目当ては着陸する飛行機を間近で見られる公園。風向きによって着陸と離陸がその日ごと、あるいは時間帯で分かれるが、より迫力を味わえ…続き
2023年12月25日
◆「世界が不安定化すると海運マーケットが上昇する」。昨年に続いて今年も、タンカーにとってこの言葉を体現する年となってしまった。良好なマーケットにもかかわらず、海運関係者の顔色が浮か…続き
2023年12月22日
◆今年も残すところあと1週間あまりとなった。ちょうど1年を振り返る時期ということもあり、ここ数年を含めて思い返してみると、コロナ禍以降、記者自身は造船工場の新造船事業からの撤退や休…続き
2023年12月21日
◆コロナ禍が収束し、今年はさまざまなことを再開した年だった。海外出張に行ったり、海外の業界関係者なども集う懇親の場に行くことも増えたこともあり、そろりと英語の勉強も再開した。普段知…続き
2023年12月20日
◆最近、隣駅に引っ越しをした。4階建て雑居ビルの4階で、1フロア1世帯。これまで住んでいた壁の薄いアパートでは隣人の存在に怯えながら暮らしてきたが、もうそんな状況ともおさらば。新居…続き
2023年12月19日
◆今年の夏、出張で新幹線に乗車した際、あれっ、と思った。車内アナウンスで流れるメロディが変わっている。東海道新幹線で20年ぶりに、車内メロディがリニューアルされたのだという。これま…続き
2023年12月18日
◆担当記者の贔屓目を承知で言うと、自動車船は良い意味でも難しさという意味でも海運業の中で変化が最も早く訪れる部門だと思う。荷主の自動車産業が社会・経済の変化の最前線に立っていること…続き
2023年12月15日
◆海事プレス社に入社して1年が経った。この1年間、友人らに会うたびに自らの仕事内容を説明してきたのだが、海運業界について知っている人の少なさに驚く。メーカー勤務だと仕事で海運に接す…続き
2023年12月14日
◆先日、iPhoneのバッテリー交換のため渋谷のアップルストアを訪れた。交換には2時間くらいかかると言われたため、手元にiPhoneがないことに不安を覚えつつカフェで時間を潰すこと…続き
2023年12月13日
◆自分が過去に作った作品や人に贈ったものが、自分の手を離れた後どうなっているかを把握している人は意外と少ないのではないか。時にはそれが、想定外の使われ方をすることもある。例えば、記…続き
2023年12月12日
◆休日に訪れた、静岡県のとある日帰り温泉。入館手続きを済ませ温泉の脱衣所に向かおうとしていると、若い外国人女性に英語で呼び止められた。どうやら、彼女のパートナーが温泉からまだ出てこ…続き
2023年12月11日
◆新幹線に乗るときは大抵自由席を取っている。帰省の際は東海道新幹線ユーザーで、始発駅となる東京駅から乗車すれば自由席を選択しても座れないことがほとんどないからだ。だから、先日東北新…続き
2023年12月8日
◆2023年も師走となって年末が押し迫ってきたと感じている。今年の関西を振り返れば、プロ野球では阪神タイガースとオリックス・バファローズがそれぞれリーグ優勝し、59年ぶりの関西対決…続き
2023年12月7日
◆海洋環境において問題とされているプラスチックによる環境汚染を防止する観点から、国際的な議論が進んでいるようだ。先月にケニアのナイロビで、国際連合の政府間交渉委員会が開催された。委…続き
2023年12月6日
◆「航路が先か、貨物が先か」。港湾にコンテナ航路を呼び込むためには貨物が必要だが、その港に航路がないと荷主はその港を使わない。ポートセールスを進めていく上で、この「鶏か卵か」の議論…続き
2023年12月5日
◆P&I保険について、主要なP&Iクラブが来保険年度(2024年2月〜2025年1月)の更改に向けた方針を決める理事会が終了した。顧客との交渉に向けて最も注目されるのが、保険料の一…続き
2023年12月4日
◆この欄で何度か「タンカーが面白い」と書いてきたが、今回はLPG船について触れたい。市場規模が一気に拡大したのが大型船であるVLGC。かつては「他社船を含め、だいたいの船名を把握し…続き
2023年12月1日
◆新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の大規模CCUS(二酸化炭素の回収・貯留・利用)実証事業に従事する1450立方㍍型の液化二酸化炭素(LCO2)輸送の実証試験船“えく…続き
2023年11月30日
◆このところ、中国クルーズ産業の躍進が目に留まる。今月、中国で初めて建造された大型客船“Adora Magic City”が竣工した。中国名は“爱达魔都”。建造が行われた上海の別名…続き
2023年11月29日
◆「人が何をしているのか、天は見ている。蒼天には眼があるのだ」。今年の印象に残っている言葉の1つがこれで、先日急逝した中国の李克強前首相が首相退任時に幹部らに伝えた言葉だという。習…続き