海事プレスの記者陣によるコラム。
2024年3月8日
◆春の足音が聞こえてくる今日この頃。多くの会社で4月からの新体制に向けた準備が進んでいることだろう。先日告知させて頂いたとおり、当社でも新体制が始まる。当方は社長になり、長年務めて…続き
2024年3月7日
◆昨年秋頃から始まった港湾セミナーのシーズンは2月にピークを迎えた。振り返って数えてみると10月以降、現地参加させていただいたセミナーはおそらく13回ほど。ウェブ視聴を入れると20…続き
2024年3月6日
◆昨年末、日本郵船と名村造船所/佐世保重工業が、老齢LNG船の蒸気タービン主機をディーゼルエンジンに換装する検討を行ったとのニュースがあった。これを見て、懐かしさを感じた人もいるよ…続き
2024年3月5日
◆邦船社が得意としてきた鉱石船、石炭船、木材チップ船などの特定荷主向けの「専用船」の新規商談が、このところ停滞している。特定荷主と長期契約を結んで船舶によっては最期まで使い切り、最…続き
2024年3月4日
◆先日渋谷で飲んでいて驚いた。その日接客してくれた20代半ばの男性は副業としてこの店でアルバイトをしているが、本業は誰もが知る外資系大手日用品メーカーで営業を担当しているというのだ…続き
2024年3月1日
◆欧州系企業に勤めている知人が「飛行機での出張手続きが厳しくなって困った」とぼやいていた。環境問題への対応からGHG排出量の多い飛行機の利用を控えるようお達しがでているそうだ。プラ…続き
2024年2月29日
◆記者の地元は古くから農業が盛んな土地柄で、「岡部家」も代々続く農家だ。一方で、多くの産業で人手不足が課題となる中、農業も例にもれず後継者不足が深刻化しており、担い手の多くは高齢者…続き
2024年2月28日
◆5年ぶりの海外出張はフィリピン・マニラ。空港から街中に向かい、マニラ市内で最初に目を引いたのはフィリピンの乗合バス、ジプニーだ。元々は戦後米軍から払い下げられたジープを改造して生…続き
2024年2月27日
◆港の取材においては、グーグルマップが必ずしも信頼できないなと感じた。先日、SITCの日中定期航路を歓迎するセレモニーの取材で茨城港・常陸那珂港区を訪れた。会場は北ふ頭の外貿地区。…続き
2024年2月26日
◆関西で電車に乗ろうとすると駅や車内で、阪神と四国・九州を結ぶフェリーの広告を目にすることが多い。以前から貼られているのだが、新型コロナの5類移行後は、フェリーの広告を見ると旅行の…続き
2024年2月22日
◆海外メディアのニュースを見ていて、船舶の大きさの単位として記事中で使用されている表記の細かな違いに目がとまった。周知のとおり、船舶の大きさの単位はこの業界固有の専門用語の1つ。大…続き
2024年2月21日
◆今年のコンテナ船市況は予想するのが例年以上に難しい。一つの要因が「2つの運河問題」だろう。紅海情勢の悪化により、コンテナ船においても紅海・スエズ運河経由から喜望峰経由に切り替わっ…続き
2024年2月20日
◆2022年にピークアウトしたバラスト水処理装置やSOxスクラバーの既存船へのレトロフィット需要。工事の受け皿となる世界中の多くの修繕ヤードが需要を見込み、活発な設備投資を行った。…続き
2024年2月19日
◆「働き方改革」は24時間・365日稼働している船の安全運航を陸上からサポートする船舶管理の現場でも例外ではなくなっている。このほど「ニッポンの船舶管理業」と題して日本の独立系船舶…続き
2024年2月16日
◆世界の新造船受注量は昨年、IHSマークイット(旧ロイド統計)の統計で8612万総トンに達し、年間受注量としては過去10年で最高となった。各国造船所とも受注を進めたが、世界シェアは…続き
2024年2月15日
◆数年前の引っ越しを機に電子書籍派になった。その一番の理由は本を置くスペースがいらなくなるから。思い入れのある十数冊だけは実家に残しほとんどを古本屋に売った。寂しさもあったけれど、…続き
2024年2月14日
◆年初から始めた長期大型連載企画「船主業の未来」では、すでに50人を超える業界関係者に取材した。最終的には100人を優に超えるだろう。国内船主の生き残りや成長のカギは何かを探る連載…続き
2024年2月13日
◆5日は未明にかけて、都内でもまれに見る大雪となった。雪は降っても年に2~3回、積もることはほとんどない九州出身の自分はたとえ電車が止まろうと、ずぶ濡れになろうと雪が積もっていると…続き
2024年2月9日
◆新燃料船の新造発注動向を話題に業界の方と話していたときに、「合成の誤謬(ごびゅう)」というキーワードが上がった。ここでの合成の誤謬は「ミクロの視点での合理的な判断が積み重なった結…続き
2024年2月8日
◆邦船大手3社が5日までに発表した2023年度通期経常利益予想は日本郵船が2450億円、商船三井が2250億円、川崎汽船が1350億円で、前回発表予想から上方修正か横ばいだった。期…続き