1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2024年10月11日

【青灯】Time to Say Goodbye

◆先月、横浜港新港ふ頭ターミナルで行われた商船三井クルーズの“MITSUI OCEAN FUJI”の引き渡しセレモニーに参加した。ご存じのとおり、米クルーズ船社から購入した“SEA続き

2024年10月10日

【青灯】選択肢としての中古船

◆「新造船ではなく、中古船という手もありますよね」(船主経営者)。前回の当欄で、船主にとってヤード戦略が重要になっていると書いた。船台需給が逼迫している中、船価が高い時も安い時も発続き

2024年10月9日

【青灯】貿易業界の「虎に翼」

◆4月から毎日楽しみに観ていたNHK連続テレビ小説「虎に翼」が最終回を迎えた。日本初の女性弁護士・裁判所所長となった三淵嘉子さんをモデルにした作品で、その波乱万丈な人生を伊藤沙莉さ続き

2024年10月8日

【青灯】フューチャープルーフな船とは

◆「フューチャー・プルーフ(Future Proof)」というキーワードをよく耳にするようになった。「プルーフ」はこの場合、「〜に耐えられる」の意味で、よく化粧品などで耐水性が「ウ続き

2024年10月7日

【青灯】増加する自動車船市場の変数

◆「自動車船マーケットの変数が増えて、今後を見通すのが益々難しくなった」と自動車船担当者の方々は口を揃える。元々、自動車船は荷動きに影響する要素が他の海運部門と比べて多い。消費国と続き

2024年10月4日

【青灯】北前船の今昔

◆先月、遅めの夏休みを取って旅に出た。行き先は人生初の山形県。2泊3日の旅程に目一杯予定を詰め込んだが、一番楽しみにしていたのは出羽屋という旅館に泊まること。出羽三山のひとつである続き

2024年10月3日

【青灯】陸からも楽しめる御船印

◆先日、ようやく御船印にお目にかかることができた。2年ほど前に取材でその存在を知って以来、集めたいと思っていたが、なかなか船に乗る機会がなかった。初めての御船印は桜島フェリーの第十続き

2024年10月2日

【青灯】「当たり前」の価値

◆秋と言えば、稲刈りの季節だ。先日、実家に帰省し、稲刈りを少しだけ手伝ってきた。雨続きで思いのほか土壌が乾いておらず、機械が田んぼにぬかってしまうなどトラブル続きで、最終的には「手続き

2024年10月1日

【青灯】避けては通れない国

◆世界鉄鋼協会(WSA)はこのほど、今年8月の世界71カ国の粗鋼生産量が、前年同月比6.5%減の1億4480万トンだったと公表した。国別では中国が10.4%減の7790万トン、日本続き

2024年9月30日

【青灯】お釣りはチョコレート

◆先日、イタリアに行った。円安の中で財布的には厳しいタイミングではあったが、一時は170円台だったユーロも出発時には160円台となったのは幸いだった。滞在中は「日本円換算でいくらに続き

2024年9月27日

【青灯】西から見れば

◆先日、関西のいきつけの飲み屋に入った。仕事も退職して自由になった60歳以上が集まるような店だ。自分ももうすぐその枠に仲間入りするのだが、まだまだ下っ端だ。ときどきカウンターには若続き

2024年9月26日

【青灯】歴史伝える保存船の存在感

◆アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアで歴史的な客船として保存されている“ユナイテッド・ステーツ(SS United States)”を今後どのように維持していくのか、海外メ続き

2024年9月25日

【青灯】ハブ&スポークとハブの分散化

◆コンテナ船社のアライアンスが再編される2025年。今月に入り、各グループの新たなコンテナ船サービス体制の発表が相次いでいる。オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)とHM続き

2024年9月24日

【青灯】活かされる知見

◆本紙では今月13〜20日付で保険ブローカーの現状を取り上げる連載企画を掲載した。これから来保険年度に向けて顧客との契約交渉を控えるP&I保険はもちろん、船体保険などを含めて、幅広続き

2024年9月20日

【青灯】エネルギー大国、選挙後のかじ取りは

◆米大統領選挙後の政策のかじ取りは海運関係者にとっても大きな注目を集める。米国はエネルギーの輸出大国として知られるが、その立ち位置を手に入れてから間もない。LNGの輸入国として注目続き

2024年9月19日

【青灯】芸術としての造船所

◆食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋―この4つの中で記者自身が最も疎い分野が芸術だと豪語できるが、今回は秋らしい話題として、芸術に少しだけ触れてみたいと思う。 ◆記者は今続き

2024年9月18日

【青灯】大波に舞うドル紙幣

◆富士山を背景に大迫力の大波が描かれた葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。日本人なら誰でもが知る北斎の代表作であり、海外でも“The Great Wave”として親しまれてい続き

2024年9月17日

【青灯】船主とヤード戦略

◆「ヤード戦略」という言葉を聞く機会が増えた。平たく言えば、造船所とどう上手く付き合っていくか、ということだ。船台が不足し、船価が高くなり、納期は超先物に移行する中、必要な船を必要続き

2024年9月13日

【青灯】「ラストマイル」をつなぐ者

◆「日本全国どこでもすぐにモノが届くなんて夢みたいだろ」「俺たちはそんな夢を背負って働いてるんだ」—ベテランドライバー役を務めた火野正平さんの熱いセリフに、思わずぐっと来てしまった続き

2024年9月12日

【青灯】造船は「若き国の産業」なのか

◆ある造船所で、人事担当の方との会話に、はっとした。「私たちには、この地域の雇用を長年支えてきたという自負があります。でも、この地域も高齢化が進み、子供が減って地元の高校の卒業生も続き