1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2024年3月19日

【青灯】「働き方改革」をしてみたら

◆「物流の2024年問題」は、時間外労働時間の上限を年960時間とする内容で、それに伴って輸送に影響が出る可能性を懸念するものだ。適用開始の4月を前に、これへの対応はさまざまだ。国続き

2024年3月18日

【青灯】タグボートの代替燃料は

◆脱炭素化や環境負荷の低減に向けて、船舶の次世代の燃料を検討する取り組みが進む。タグボートの分野でも、代替燃料へのシフトを図る動きが国内や海外で出てきている。先日、海外メディアでは続き

2024年3月15日

【青灯】自然災害との向き合い方

◆フェリーに限らずスローな旅をするのが近年の趣味となっている。先日は上野から仙台まで新幹線ではなく、JR常磐線を使って北上した。常磐線沿線にはいくつかの港がある。茨城港、小名浜港、続き

2024年3月14日

【青灯】修繕業のいまを伝える

◆本紙別冊特集号として明日発行予定の「修繕ドックガイドブック」。このガイドブックは、バラスト水処理装置、SOxスクラバーのレトロフィットへの対応という船主にとって大きな課題を前に、続き

2024年3月13日

【青灯】積極的に手を挙げる

◆企業などから発出されるプレスリリースを本紙で取り上げることが多々あるが、発表者の意図はいくつかに分類されるように思う。「自社の製品・サービスなどをPRして販売促進や集客をしたい」続き

2024年3月12日

【青灯】DX時代の建造量回復は

◆新造船市場で船台不足の傾向が色濃くなる中、本紙でも造船所の新造船建造量や建造能力を取り上げることが増えている。IHSマークイットのデータに基づく統計(旧ロイド統計)では、23年の続き

2024年3月11日

【青灯】パナマ運河の未来は

◆先日5~6日に開催された「LPガス国際セミナー」を聴講した。産ガス国や需要国の関係者がLPG市場を取り巻くさまざまなテーマで講演。2日目には駐日パナマ大使館のカルロス・ペレ大使が続き

2024年3月8日

【青灯】海事記者30年

◆春の足音が聞こえてくる今日この頃。多くの会社で4月からの新体制に向けた準備が進んでいることだろう。先日告知させて頂いたとおり、当社でも新体制が始まる。当方は社長になり、長年務めて続き

2024年3月7日

【青灯】バランスの良い制度づくりを

◆昨年秋頃から始まった港湾セミナーのシーズンは2月にピークを迎えた。振り返って数えてみると10月以降、現地参加させていただいたセミナーはおそらく13回ほど。ウェブ視聴を入れると20続き

2024年3月6日

【青灯】「主機換装」の時代が再来か

◆昨年末、日本郵船と名村造船所/佐世保重工業が、老齢LNG船の蒸気タービン主機をディーゼルエンジンに換装する検討を行ったとのニュースがあった。これを見て、懐かしさを感じた人もいるよ続き

2024年3月5日

【青灯】次世代の専用船ビジネス

◆邦船社が得意としてきた鉱石船、石炭船、木材チップ船などの特定荷主向けの「専用船」の新規商談が、このところ停滞している。特定荷主と長期契約を結んで船舶によっては最期まで使い切り、最続き

2024年3月4日

【青灯】Z世代の働き方

◆先日渋谷で飲んでいて驚いた。その日接客してくれた20代半ばの男性は副業としてこの店でアルバイトをしているが、本業は誰もが知る外資系大手日用品メーカーで営業を担当しているというのだ続き

2024年3月1日

【青灯】足並みを揃える

◆欧州系企業に勤めている知人が「飛行機での出張手続きが厳しくなって困った」とぼやいていた。環境問題への対応からGHG排出量の多い飛行機の利用を控えるようお達しがでているそうだ。プラ続き

2024年2月29日

【青灯】耕し続けること

◆記者の地元は古くから農業が盛んな土地柄で、「岡部家」も代々続く農家だ。一方で、多くの産業で人手不足が課題となる中、農業も例にもれず後継者不足が深刻化しており、担い手の多くは高齢者続き

2024年2月28日

【青灯】船員という選択肢

◆5年ぶりの海外出張はフィリピン・マニラ。空港から街中に向かい、マニラ市内で最初に目を引いたのはフィリピンの乗合バス、ジプニーだ。元々は戦後米軍から払い下げられたジープを改造して生続き

2024年2月27日

【青灯】助けられた港取材

◆港の取材においては、グーグルマップが必ずしも信頼できないなと感じた。先日、SITCの日中定期航路を歓迎するセレモニーの取材で茨城港・常陸那珂港区を訪れた。会場は北ふ頭の外貿地区。続き

2024年2月26日

【青灯】海を守るために

◆関西で電車に乗ろうとすると駅や車内で、阪神と四国・九州を結ぶフェリーの広告を目にすることが多い。以前から貼られているのだが、新型コロナの5類移行後は、フェリーの広告を見ると旅行の続き

2024年2月22日

【青灯】カナダ砕氷船建造

◆海外メディアのニュースを見ていて、船舶の大きさの単位として記事中で使用されている表記の細かな違いに目がとまった。周知のとおり、船舶の大きさの単位はこの業界固有の専門用語の1つ。大続き

2024年2月21日

【青灯】不透明なコンテナ船市況

◆今年のコンテナ船市況は予想するのが例年以上に難しい。一つの要因が「2つの運河問題」だろう。紅海情勢の悪化により、コンテナ船においても紅海・スエズ運河経由から喜望峰経由に切り替わっ続き

2024年2月20日

【青灯】今後も続くレトロフィットへの対応

◆2022年にピークアウトしたバラスト水処理装置やSOxスクラバーの既存船へのレトロフィット需要。工事の受け皿となる世界中の多くの修繕ヤードが需要を見込み、活発な設備投資を行った。続き