1. コラム

青灯

海事プレスの記者陣によるコラム。

2023年4月7日

【青灯】船価高と船台不足

◆「安値買いしかしない有名な海外船主がこのタイミングで新造発注し、ちょっとした話題になっている」(商社関係者)。船主の投資戦略はさまざまで、船価の高低に関係なく定時定量発注する船主続き

2023年4月6日

【青灯】4年ぶりの戦へ

◆3月初旬の朝、東京駅から満員の上越新幹線に飛び乗り、4年ぶりとなる大戦に参陣した。これから日本酒の超大型試飲会「にいがた酒の陣」に参加する—自分がこのイベントの存在を知ったときは続き

2023年4月5日

【青灯】軽やかな製品戦略

◆昨年、久しぶりの出張のために訪れた羽田空港のターミナルで、PCR検査場の看板に川崎重工業のロゴマークがあるのを見て、「お、これか」と思った。川重はPCR検査ロボットを開発し、空港続き

2023年4月4日

【青灯】桜と日本人と船名

◆コロナ禍の行動制限緩和によって外を出歩く機会が増えたせいか、今年は久しぶりに桜の花をちゃんと見れた気がした。都内で言えば、上野公園、千鳥ヶ淵、目黒川などの有名なスポットに行かなく続き

2023年4月3日

【青灯】「ご理解・ご協力をお願いいたします」

◆羽田空港の新ルート運用がはじまってから3年が経った。南風時、15時〜19時の間に羽田空港に向かう飛行機が都心の低空を飛行する。私の家はその影響を受ける地域の1つにあり、最近でこそ続き

2023年3月31日

【青灯】省エネ化の最新動向

◆世の中は、徐々に「ウィズコロナ」に移行している。政府は3月13日から、マスクの着用を「個人の判断」に改めた。5月には新型コロナの感染症法上の分類を、季節性インフルエンザと同じ「5続き

2023年3月30日

【青灯】濃霧続く穀物合意

◆今月18日、ウクライナ、ロシア、トルコ、国連によるウクライナ穀物の輸出合意延長が決まった。延長期間は「不明」。ロシアが60日、ウクライナなどが120日を主張しているためだ。双方の続き

2023年3月29日

【青灯】あの時、助けてくれたこと

◆弱小ホッケー部は、ピンチを迎えた。大学4年の秋のことだ。当時所属していたグランドホッケー部は、弱小かつ部員も少なく、選手交代を行わなかったとしても試合出場にはメンバーが3人足りな続き

2023年3月28日

【青灯】復活の餃子

◆先月末、自宅近くの楽器屋が閉店した。中古ギター専門店で、地元紙には映画のロケでも登場したことがあり、店主が亡くなった後も販売したギターがほぼ売れたことで、閉店することになったとあ続き

2023年3月27日

【青灯】海底地形調査にも無人船

◆無人でヨットの形状をした小型船を投入し、海底の地形のデータを収集する取り組みが北太平洋で進められている。アラスカのアリューシャン列島周辺から米カリフォルニア沖にかけての広大な海域続き

2023年3月24日

【青灯】コンテナ船の環境対応

◆カーボンニュートラルが叫ばれる中、コンテナ船社の環境対応が進んでいる。コロナ禍による国際コンテナ物流の混乱を受けて、過去2〜3年は荷主もとにかく貨物を運ぶためにスペースの確保を優続き

2023年3月23日

【青灯】見えてきつつあるバラスト後の動き

◆中国当局が入国ビザの発給を今月15日から再開し、ビザなし渡航も一部で解禁された。昨年末から始まったゼロコロナからの脱却に向けた取り組みは、さらに加速したことになる。コロナ禍では世続き

2023年3月22日

【青灯】新たな産業が生み出されるとき

◆年2回、定期開催されている国際風力発電展が先週、東京ビッグサイトで開催された。風力発電に関する最新のサービスや技術が紹介される商談会で、このところ洋上風力関連の展示が存在感を増し続き

2023年3月20日

【青灯】分かれる受注戦略

◆「中小型バルカーの新造船の引き合いが増えており、仮に今ある案件をまとめれば3年分程度の手持ち工事を確保できる」—日本の造船所の一部からはそうした話も耳にするようになり、年初来受注続き

2023年3月17日

【青灯】紅海の「時限爆弾」

◆中東のイエメン沖に放置され、老朽化が進むFSO(浮体式貯蔵・積出施設)の救済に向けた取り組みが動き出した。このほど、プロジェクトを推進する国連開発計画(UNDP)がこの放置された続き

2023年3月16日

【青灯】船主の柔軟性

◆数年ぶりにお訪ねした今治の船主さんが船隊規模を拡大していた。「ずいぶんと増えましたね」と聞くと、「BBC(裸用船)で増やしたんだよ」とのこと。国内船主の多くが手掛ける、主として欧続き

2023年3月15日

【青灯】1年半、変化の渦の中で

◆ケタを間違えているのではないか—最近そんな不安に駆られることが多い。入社して1年半。毎週見てきた上海航運交易所によるSCFIの総合指標でコンテナ運賃市況を振り返ると、直近(23年続き

2023年3月14日

【青灯】「相場観」が脱炭素化のネックに

◆昨年来、新造船の船価について「Historically High(歴史的に高い)」という表現が使われることが多い。「歴史的に高い」とはいっても、今から15年前にはケープサイズ・バ続き

2023年3月13日

【青灯】脱炭素化と石炭船事業

◆本紙で連載中の「ドライバルク専用船事業の展望」で、邦船社の石炭船事業担当者の方々に同事業の今後の見通しと各社の方針を伺った。今後の電力炭輸送需要の見通しについては、脱炭素化の流れ続き

2023年3月10日

【青灯】モップ片手に立つ創立者の像

◆ありがちな光景かもしれないが、私の母校の校門近くには学校の創立者の銅像が立っている。その像は非常に特徴的で、作業着のような服装でモップを片手に立ち、足元にはバケツが置いてある。学続き