海事プレスの記者陣によるコラム。
2023年1月11日
◆「日本語は話せますか?」「はい、日本語を話すことができます。どのようなことをお手伝いいたしましょうか?」。年末年始、話題のチャットAI(人工知能)「ChatGPT」との会話に熱中…続き
2023年1月10日
◆1月1日の朝。記者は母に命じられ、「山の神様」に元日参りに行く祖父のお供をすることになった。頭に頬被り(ほっかむり)をし、杖2本をついてえっちらおっちら歩く祖父を護衛する役である…続き
2023年1月6日
◆当社の採用面接で、応募者から「海事専門紙の記者としての面白さはどこにありますか?」とよく聞かれる。こう答えている。「世界中の政治、経済、社会情勢の影響をすぐに受け、ダイナミックに…続き
2022年12月28日
◆大学新聞を発行していた学生時代。とある新聞のベテラン記者に教わったのは、ニュースを構成する三要素だった。もちろんニュースの定義は人によってさまざま。十人十色の答えがある。ただ、当…続き
2022年12月27日
◆年末に近づき、今年の重大ニュースやトピックスを取り上げる記事を見かけるようになった。コロナ禍3年目、ロシアのウクライナ侵攻、円安など、社会や経済で大きな出来事があったが、こうした…続き
2022年12月26日
◆12月半ばから記録的な寒波の訪れが連日報じられている。今年はラニーニャ現象が一因となって冬型の気圧配置が強まり、気温が低くなる傾向にあるという。エルニーニョ/ラニーニャ現象を改め…続き
2022年12月23日
◆国内を運航するフェリーは2015年以降、新造ラッシュが起こり、多くの中長距離フェリーが新造船に切り替わった。一方で、新造船就航の裏では、長年活躍したフェリーが引退する。ジャンボフ…続き
2022年12月22日
◆船舶の運航には航海、機関、主計などのさまざまなシステムが関わっている。デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴い、運航に関するデータをどう活用するか、それがさまざまな課…続き
2022年12月21日
◆子どもと大人の体感時間が異なるのは、子どもは常に新たな体験をしていることで、時間が経つのが長く感じられるからだと聞いたことがある。大人は代わり映えのない日々を送っているということ…続き
2022年12月20日
◆「“新造船価はマーケット”と長年言われ続けてきたが、世界的なインフレを受けてマインドが徐々に変わってきたのではないか」。造船所からはそのような声をしばしば聞くようになった印象があ…続き
2022年12月19日
◆街中で、商業施設で、仕事をしに入るカフェで、クリスマスソングの流れる季節になった。そのどこであっても常にBGMは流れているはずなのに、クリスマスソングは特別に耳が拾う。特にクリス…続き
2022年12月16日
◆長年マースクを率いてきたソレン・スコウCEOが今年末で退任するというニュースを聞いた時、脳裏をよぎったのは「1つの時代が終わるな」という感慨だった。スコウ氏がマースクラインのCE…続き
2022年12月15日
◆2020年から新型コロナウイルスで世界の風景はすっかりと変わってしまった。全世界を巻き込んだパンデミックという、今生では経験し得ない出来事に、誰もが右往左往した3年間であった。コ…続き
2022年12月14日
◆今年も残すところ2週間ちょっと。本紙は1年の海運・造船10大ニュースを選んで年末に発表しているが、一足先にドライバルク部門で個人的に気になったニュースを挙げたい。 ◆ドライバル…続き
2022年12月13日
◆最近、東京電力のマスコットキャラクター「でんこちゃん」をテレビCMでよく見かける。でんこちゃんは分電家に嫁いだ20代の主婦という設定で、「電気を大切にね!」というフレーズがおなじ…続き
2022年12月12日
◆「人に迷惑をかけないようにしなさい」。幼いころから何度も言われてきた言葉だ。昔から体が大きく、かつパワーが有り余っていた記者は、周りをよく見ずに行動して、一回り小柄な同級生にぶつ…続き
2022年12月9日
◆最近、スイスが電力不足による緊急時対応策の草案として、EV(電気自動車)の使用制限を盛り込んだものを発表したことが話題となった。初めは脱炭素に向けたEVの普及にブレーキのかかるよ…続き
2022年12月8日
◆今年も師走に入り、振り返ってみる機会が増える季節となった。取材では内航船員に関して話を聞くことが多かったと思った。内航船員は高齢化と若手の獲得が長年、業界でも課題となってきたが、…続き
2022年12月7日
◆デジタル技術の活用が重視され業務の中でもさまざまな作業に広がっている。コロナ禍の中で一層の深まりを見せたことも間違いないだろう。業務で身の回りの作業を見ても、リモートワークでさま…続き
2022年12月6日
◆週末の趣味として「御船印」めぐりにハマっている。「御船印」とは、神社仏閣への参拝の証としていただく「御朱印」の船バージョンで、日本旅客船協会の公認事業として2021年4月に始まっ…続き