海事プレスの記者陣によるコラム。
2023年2月8日
◆年明け早々に入ってきた中国のゼロコロナ政策転換という大きなニュース。船舶運航や船舶管理という面では朗報かと思いきや、その後日本との間ではビザ発給問題が起こり、さらに中国国内ではコ…続き
2023年2月7日
◆邦船大手の4〜12月期決算と通期の見通しが先週までに発表され、エネルギー関連事業の底堅さを改めて感じた。タンカーは船種によってビジネスの特質が異なり、VLCCやVLGC、メタノー…続き
2023年2月6日
◆年明けの新造船市場では、自動車船、LNG船、メガコンテナ船といった高付加価値船の成約が目立っている。特に自動車船は早くも発注隻数が20隻を超えており、いずれも中国造船所の受注だっ…続き
2023年2月3日
◆コロナ禍となってから丸3年が経過した。昨年は海外出張を再開した人も多い。出張中などの現地の話を聞くたびに、特に欧米においてはコロナ禍はもはや過去の話という印象を持つ。日本でもこの…続き
2023年2月2日
◆本紙は、今年も多数の企画物を皆様にお届けする予定だ。ニュース提供の充実はもちろんのこと、引き続き連載企画に力を入れる。まずはこの2~3月を総力取材期間と位置づけ、多くの連載を準備…続き
2023年2月1日
◆地球温暖化対策が世界全体のテーマになっているが、その中で造船業は、気候変動に対する危機感を構造的に実感しにくい産業だとの見方がある。背景には、地理的な理由と、産業構造的な理由があ…続き
2023年1月31日
◆コロナ禍を契機に、サプライチェーンを非常時を含めてどのように維持していくかという問題が大きくクローズアップされた。海運・物流業界は、原料、燃料、部品、半製品、製品の輸送や保管を通…続き
2023年1月30日
◆以前、東急線に乗っていた際に車内広告で「きかんしゃトーマス」による持続可能な開発目標(SDGs)の紹介が流れたことがあった。国連とトーマスの商標権を有するマテル社の共同企画のもと…続き
2023年1月27日
◆中学3年の秋、走り高跳びで全国大会に出場した記者。試合直前、ピットでは自由練習の時間が設けられ、各選手たちが自分のタイミングで「行きます!」の掛け声をかけて次々と練習を繰り返して…続き
2023年1月26日
◆主な資源輸出国の中でも、豪州は政情の安定性や地政学的リスクの小ささ、資源品質の高さから、この1年で存在感がさらに高まった国の1つと言える。大きなきっかけとなったのは昨年2月のロシ…続き
2023年1月25日
◆ジョージ・ガーシュインの「パリのアメリカ人(An American in Paris)」、スティングの「Englishman In New York」といった曲名が頭に思い浮かぶ…続き
2023年1月24日
◆今月19日、「大阪港夢洲地区の物流に関する懇談会」が開催された。2025年の大阪・関西万博の会場となる大阪港夢洲には国際コンテナターミナルがあり、万博工事などの関係車両が入ること…続き
2023年1月23日
◆日本は本格的な冬を迎えているが、南半球では夏の季節となり、クルーズ客船による観光が盛んに行われているようだ。海外メディアの情報によると、シーズン中には50隻以上のクルーズ客船が南…続き
2023年1月20日
◆駅伝を見るのが新年の恒例行事だ。1月1日の実業団によるニューイヤー駅伝、2〜3日の大学による箱根駅伝は過去20年以上、毎年欠かさず観戦している。残念なことに2021年・22年の2…続き
2023年1月19日
◆コロナ禍ではあるが、昨年は海事産業でもリアル開催のイベントが徐々に戻ってきた。業界の恒例行事である日本のシージャパン、ギリシャのポシドニアといった海事展も無事開催された。今年も海…続き
2023年1月18日
◆船価高、船台不足、流動的な新燃料対応。2023年も邦船オペレーターはエネルギー輸送船の新造整備を進めにくい環境が続きそうだ。その中でも、投資対象になるのがLNG船やLPG船といっ…続き
2023年1月17日
◆正月の風物詩、年賀状。世間のトレンドと同じように記者も枚数が年々漸減傾向にあったのは事実だが、なぜか今年は1月3日になっても年賀状が1枚も送られてこない。年賀状をやめたわけではな…続き
2023年1月16日
◆タンカー大手2社の統合劇が新年早々、驚きの展開を迎えた。ユーロナブとの合併を目指してきたフロントラインが突如、ユーロナブの発行済み株式に対する公開買い付けを取りやめ、合併契約の解…続き
2023年1月13日
◆一年のスタートから、つまづいてしまった。仕事始めの前夜、喉に痛みが出始めた。もしかして、と思っているうちに、みるみると体調が悪化し、高熱に。翌朝病院で予想通り陽性反応が出て、仕事…続き
2023年1月12日
◆国際海運のGHG(温室効果ガス)排出削減に向けたEEXI(就航船燃費規制)とCII(燃費実績格付け制度)が今月からスタートした。その内容については本紙で何度も紹介したため割愛する…続き