海事プレスの記者陣によるコラム。
2022年9月5日
◆「ニコラス・サルティーニ氏、イルディリム・グループを離れMSCへ」。海外紙のヘッドラインを見ていると、こんなニュースが目に入ってきた。コンテナ船業界に詳しい方であれば、サルティー…続き
2022年9月2日
◆9月から数カ月間にわたって、本紙では15本程度の対談・座談会をお届けする予定だ。その中で1つの軸になるのが船舶金融だ。本欄でも何度か取り上げたが、船舶融資はますます高度化、複雑化…続き
2022年9月1日
◆シップ・オブ・ザ・イヤーの受賞船には、その時代のトレンドがよく表れている。最近は「環境」が技術トレンドとして続いているが、今年受賞した川崎重工業の液化水素運搬船“すいふそふろんて…続き
2022年8月31日
◆ドライバルク市況が下落基調で推移している。バルカー主要航路平均用船料の26日付はケープサイズが前日比518ドル安い3413ドル、パナマックスが472ドル安い1万2344ドル、スー…続き
2022年8月30日
◆先日、自宅で簡単に炭酸水を作ることができる炭酸水メーカーを購入した。マシンに高圧液化CO2が入ったガスシリンダーをセットし、水の入ったボトルに炭酸ガス(CO2)を注入することで炭…続き
2022年8月29日
◆記者の祖父母は現役農家で、いまだに山仕事や稲作、畑仕事に精を出している。何十年も農業に従事してきた2人の経験や勘、知恵は凄まじいものがあり、特に祖母は、どんな小さな作業でも自分な…続き
2022年8月26日
◆コロナ禍で役割が増え、大忙しとなった体の部位がある。耳だ。頭や顔に付けるものはほぼ全て耳に引っ掛けて固定する。コロナ前からのイヤホンやヘッドホン、ピアス、メガネに加え、マスクの装…続き
2022年8月25日
◆今年の梅雨は6月に早々と梅雨明け宣言がほとんどの地域で出たと思ったが、すぐに雨の日に戻ってしまった。しかも、8月に入っても降り続けている。気温は35度以上の猛暑日が珍しくないくら…続き
2022年8月24日
◆クルーズ業界が新型コロナウイルスやパンデミックを乗り越えて前進しようとしているとの報道が海外メディアにあった。新たな動きとして最近、多くのクルーズ会社が9月から乗客のワクチン接種…続き
2022年8月23日
◆現代人はスマホに依存している。どこへ行くにもスマホを片手に、常にインターネットに接続。気がついたらSNSを確認し、Google検索。時間に追われながら作業をこなす。そして、スクリ…続き
2022年8月22日
◆デジタルトランスフォーメーション(DX)による自動化や効率化はここ数年の海事産業の主要課題の1つとなってきた。海運、造船、舶用など事業内容を問わず対応が求められるDXについては、…続き
2022年8月19日
◆今月末から来月初旬にかけて幕張メッセで国際風力発電展が開催される。関東では昨年から春・秋の年2回となり、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、水素や燃料電池、バイオマス、…続き
2022年8月18日
◆日本のオーナー系の中小造船所では2020年以降、トップ交代が相次いでいる。トップ交代自体は珍しいことではないが、2020年に三和ドックと福岡造船、今年に入ってから北日本造船と向島…続き
2022年8月17日
◆実家に帰省すると、今年もゴーヤの葉がわんさかと窓辺を覆っていた。「緑のカーテン」と呼ばれ、夏の間、日当たりの良い窓や壁をゴーヤやヘチマ、朝顔などのつる性植物でカーテンのように覆う…続き
2022年8月16日
◆コンテナ船マーケットが潮目を迎えつつあるようだ。北米東岸や北欧州ではまだ混雑が深刻で、北欧州ではストライキに伴ってさらに物流が混乱する懸念がある。一方で北米西岸では、北部のバンク…続き
2022年8月15日
◆今の船価が高いのか安いのか、本当のところはよく分からない。過去と比べれば、価格が大きく上がったのは確かだ。以前との比較では割高感がある。しかし、世界的なインフレ傾向の中では今の船…続き
2022年8月12日
◆海事産業では優秀な人材の確保が重要テーマになっており、若者や学生に対して、いかに産業の魅力を伝えるかに業界を挙げて知恵を絞ってきた。造船業についても同様で、魅力的な産業であること…続き
2022年8月10日
◆他のB to B産業と同様に、海運業界も優秀な人材の確保や産業振興政策を推進するといった観点から、世間一般に対する認知度をどのように向上していくかが永遠のテーマになる。以前このコ…続き
2022年8月9日
◆先日、在宅勤務の際にボーダーの服を着て社内のオンライン会議に出席した。画面の右端に映る自分を見るとボーダー柄がかなり目立つ。この後のオンライン取材ではさすがに着替えなければいけな…続き
2022年8月8日
◆先月、世界陸上オレゴン大会が開催された。記者は連日、テレビにかじりついて声援を送っていたが、特に注目していたのが、自身も取り組んでいた混成競技。男子は10種目、女子は7種目の競技…続き