海事プレスの記者陣によるコラム。
2022年7月7日
◆海運会社が新たな事業分野へと業容を広げるチャレンジを進める中で、「人材」の重要性が一段とクローズアップされている。貨物の輸送のみならず、その上流の海洋石油・ガス開発に用いられる浮…続き
2022年7月6日
◆日曜日の夕方に50年以上にわたって放送されている国民的アニメ『サザエさん』。サザエさんの放送は数十年観ていなかったが、記者は母方の旧姓が「磯野」という縁もあって、サザエさんに対す…続き
2022年7月5日
◆最近、映画化されるとの話題を目にしたのをきっかけに、直木賞受賞作である佐藤正午氏の『月の満ち欠け』を読み直した。ファンタジーかつ純愛物語のようでありながら不気味さがぬぐえない小説…続き
2022年7月4日
◆米国で先日、バイデン大統領の署名を経て改正海事法が成立した。長引くコンテナの輸送混乱と運賃水準の高騰を受け、連邦海事委員会に対しコンテナ船社への監視機能を強化する権限などを定めて…続き
2022年7月1日
◆早くも今年の前半が終了し、後半戦に突入する。上期、取材でよく話題になったのが人材に関しての悩みだ。海事産業も総じて人手不足に悩んでおり、今後の成長戦略、デジタルや環境対応で新しい…続き
2022年6月30日
◆自律運航、船上二酸化炭素(CO2)回収装置、液化水素輸送に液化二酸化炭素(LCO2)輸送、帆走装置やカイト―。環境とデジタルの分野で新しい技術が続々と登場し、実際の船舶に搭載して…続き
2022年6月29日
◆コンテナ船、ドライバルクを中心とした海運マーケットの高騰に加えて、日本海運にさらなる追い風が吹いている。24年ぶりの水準に達した為替の対ドル円安だ。収入の多くがドル建ての外航海運…続き
2022年6月28日
◆先日、グーグル翻訳で英文ページを日本語訳したところ、Equinorをスタットオイルと訳され、あながち間違いでもない翻訳に感心した。スタットオイルがエクイノールに社名を変更したのは…続き
2022年6月27日
◆新型コロナウイルスによる移動制限が緩和され、出張や懇親会などの機会が増えてきた。「先週、欧州に行ってきたよ」など、海外出張のお話を聞くこともしばしば。海事産業はもともとグローバル…続き
2022年6月24日
◆カナダは今月、リサイクルの難しい使い捨てプラスチック製品の製造と輸入を禁止することを決めた。レジ袋やストローを含む広範な品目が対象になるとみられ、今年12月から実施するという。先…続き
2022年6月23日
◆梅雨の季節に入った。ただ、以前のように雨が毎日しとしと続くようなことは少なくなったと思うが、ゲリラ豪雨、線状降水帯といった言葉がニュースにも出てくるように集中的な雨が災害を引き起…続き
2022年6月22日
◆船舶の排気ガスによる大気汚染への対策としてさまざまな代替燃料の検討が進められており、目標達成のために活用される可能性のある代替燃料には、水素やアンモニア、LNG、合成燃料、バイオ…続き
2022年6月21日
◆新型コロナウイルスによる入国規制の緩和に伴い、海外との往来が増えてきた。日本にも海外からの訪問が相次いでおり、日本からの海外出張も増加している。国際団体の会合や展示会も再開されて…続き
2022年6月20日
◆海外船舶管理会社の取材を担当するようになったタイミングがコロナ禍に入ったときだったこともあり、船員の福利厚生をいかに充実させるか、そもそも船員を安定的に確保して永続可能な事業運営…続き
2022年6月17日
◆日本も観光目的の外国人の来日を一部解禁し、人の流れが戻り始める。ビジネス往来も世界各地で一段と緩和が進む。海事産業の幹部からも海外出張を再開したと耳にすることが増えてきた。記者自…続き
2022年6月16日
◆先週は瀬戸内地方に出張して新造船の命名式に参加する機会に恵まれた。ここ数年の新造船の式典というと、コロナ禍の影響で規模を縮小したり、オンラインで中継したリモート開催なども多く、そ…続き
2022年6月15日
◆このほど米国の平均ガソリン価格が過去最高の1ガロン当たり5ドルを超えた。1リットル換算だと日本円で170円ほど。日本のガソリン価格と変わらないどころか、もはや高値の水準となった。…続き
2022年6月14日
◆コロナ禍のサプライチェーン混乱が始まって以来、混乱の教訓としてしばしば指摘される言葉に「複線化」や「多様化」といった言葉がある。物流ルートや調達先、あるいは起用する船社や物流会社…続き
2022年6月13日
◆「昔とは大違いだね」という話を業界関係者と立て続けにしたので、紹介したい。まずは船舶金融。「1990年代頃までは、船舶融資の担当部署として、海運への融資資金を行内調整でどう確保し…続き
2022年6月10日
◆自社の製品・サービスの改善には「カスタマーフィードバックマネジメント」が必須。造船所においても、自社で建造した船が竣工後に、どのような性能を発揮しているか、船員にとっての使い勝手…続き