海事プレスの記者陣によるコラム。
2022年2月7日
◆コロナ禍でオンライン会議やオンラインセミナーなどが浸透し、造船所の命名式でもオンライン形式が取り入れられている。感染拡大当初は「入国できない海外船主の命名をどうするか」と心配する…続き
2022年2月4日
◆会見などの場でPCにそのまま取材内容を打ち込む光景はもはや当たり前だが、私自身はこと個別での取材時などではノートを広げてボールペンを走らせる機会が多い。相棒となっているのが三菱鉛…続き
2022年2月3日
◆CMA-CGMやマースクに続き、今月に入ってコンテナ船腹シェアでトップとなったMSCも、航空貨物輸送事業に参入する見通しとなった。このほどドイツのルフトハンザと共同で、イタリア国…続き
2022年2月2日
◆本紙を中心とした今年の事業展開を紹介したい。報道面では最重要のニュース提供に加えて、引き続き連載企画を充実させていく。記者陣の増員も図っている。早速、この2~3月を総力取材期間と…続き
2022年2月1日
◆ここ数年、各国で造船大手の統合計画が次々と立ち上がり、造船業が大型再編に向かうかに見えたが、その後の展開は大きく分かれた。中国では早々に国営造船グループ2社が統合を果たして201…続き
2022年1月31日
◆弊紙では昨年11月から連載「ドライバルクを考える」を掲載し、邦船社のドライバルク部門トップに事業方針や市況見通し、今後の重点課題を伺った。ドライバルク部門は供給過剰による市況低迷…続き
2022年1月28日
◆記者には、直したいくせがある。ほぼ無意識のうちに、自分を卑下してしまうことだ。先に言い訳をさせてもらうと、これにはそれなりの理由がある。記者はド田舎出身の“ハーフ”。ただでさえ珍…続き
2022年1月27日
◆今月6日、タイ南部の沖合で海上を漂流する全長約80mの貨物船が見つかった。タイ海軍が船に乗り込んで捜索したところ、中には誰もいなかった。船倉内部には水が溜まり、機関室も浸水してい…続き
2022年1月26日
◆トンガ諸島沖の海底火山噴火が大きな被害をもたらした。国内外のその後の報道を見ていると、今回の噴火の特徴や、その影響の広がりに自然災害の脅威を感じる。噴火から10日あまり。火山の周…続き
2022年1月25日
◆国際海洋科学技術コンベンション「テクノオーシャン」が昨年12月9~11日、神戸国際展示場(ポートアイランド)で開催された。海洋科学技術の研究開発や海事産業の振興、次世代人材の育成…続き
2022年1月24日
◆「モーダルシフト」に代わり「モーダルコンビネーション」という言葉をよく聞くようになった。「モーダルコンビネーション」とは、単にトラックから鉄道や船舶などへシフトするのではなく、各…続き
2022年1月21日
◆先日、海外駐在の業界関係者から日本に一時帰国した際に船員交代可能な国の少なさを改めて実感したという話を聞いた。帰国便の乗客の8割程度を船員が占めていたそうだ。その関係者によると、…続き
2022年1月20日
◆2022年がはじまりまだ3週間ほどだが、LNG船の分野ではいくつかの注目の用船商談が決着した。中国海洋石油CNOOC向け6隻の大型商談は商船三井が落札。2015年に中国以外の船社…続き
2022年1月19日
◆佐世保駅からタクシーに乗り込み、広大な米軍基地を左手に見ながら数分走ると、佐世保重工業のシンボルとなっている1913年製のジャイアント・カンチレバー・クレーンが見えた。クレーンや…続き
2022年1月18日
◆昨年12月24日、大型LPG船(VLGC)の命名式を取材する機会に恵まれた。クミアイ・ナビナビゲーションのLPG二元燃料推進VLGC3隻シリーズの2番船“Crystal Trin…続き
2022年1月17日
◆コンテナ船マーケットを取材してきて、「船社」対「荷主」という対立構図には常に違和感を感じてきた。企業同士の交渉ごとなので、確かにそうした構図があること自体は間違いないが、同時に必…続き
2022年1月14日
◆造船所は「専業会社」か「コングロマリットの一部門か」という違いによって事業運営にも差が生まれているが、同じことは舶用機器産業にも言えそうだ。世界全体で見ても、どちらかというとオー…続き
2022年1月13日
◆スタートした2022年は、新型コロナウイルスのパンデミックスから3年目になる。感染力がさらに高いとされる変異株の拡大などコロナとの闘いはまだまだ予断を許さず、今年中にコロナ前の生…続き
2022年1月12日
◆東北の山間部で育った記者。年末年始に、こたつに入ってゆったりしながら、久しぶりに幼少期の思い出をたぐり寄せてみた。真っ先に思い浮かんだのは、祖父母が農作業に励む姿。初夏の田植え、…続き
2022年1月11日
◆6日は関東南部で大雪注意報が発表され、都内でも雪が積もり、あたり一面雪景色になった。地元大阪では雪が積もることが東京以上にないため、1年に数日あるかないかの雪景色に非日常を感じ、…続き