海事プレスの記者陣によるコラム。
2022年5月9日
◆先月20日(水)~22日(金)までの3日間にわたり行われた海事展「Sea Japan 2022」。「Sea Japan 2020」、「バリシップ2021」、さらに海外の展示会もこ…続き
2022年5月6日
◆「働き方改革」は陸上の職域だけではなく、海上勤務の船員も例外ではない。日本人の海技者は海上で船員として安全運航を達成する役割を担うほか、海上で培った技術を生かして、陸上から船の運…続き
2022年5月2日
◆新造船市場では昨年来、コンテナ船やLNG船が空前の発注ブームの様相を呈している。こうした発注の増加を受けて、韓国や中国造船所では、コンテナ船やガス船にシフトし、受注戦略を転換して…続き
2022年4月28日
◆エビフライの尻尾のような形をしているもの、ロゴマークをかたどったもの、鮮やかな色に塗られたもの、シンプルにロゴマークを配したもの―。客船のファンネルのことだ。私は以前クルーズ事業…続き
2022年4月27日
◆長期化するコンテナ物流について日々記事を書き続けるうち、ふとあることに気づいた。この言葉を見たり聞いたりしない日はない、というぐらい一般化してしまった「欠便」という言葉だが、実は…続き
2022年4月26日
◆先行きがまったく読めない。最近、業界関係者と話していて話題に上ることが多くなったインフレにしても、1年前はここまでの物価上昇を予想する声はほとんどなかった。海事産業でのインフレと…続き
2022年4月25日
◆4年ぶりに海事展「Sea Japan」が開催された。本稿は展示会場の中で書いているが、周囲のスタンドから聞こえてくる音楽や、会場内に反響する話し声、場内アナウンス、パンフレットを…続き
2022年4月22日
◆自動車船部門は、誕生から半世紀に渡る歴史の中で事業環境の大きな変化に何度もさらされてきた。2000年代に入ってからも、世界の完成車の荷動き急増による未曾有の船腹不足が起こり、それ…続き
2022年4月21日
◆先週末は思いがけず海事を身近に感じる休日を過ごした。木更津のアウトレットに行ったのだが、道中の首都高では大井ふ頭の横を通り、ガントリークレーンやコンテナ群、その合間から日本郵船の…続き
2022年4月20日
◆記者はスポーツ学科の出身だ。大学時代も、ジャージー姿でキャンパスをうろうろしていた。楽しい4年間だったものの、一つ、気に食わなかったのは、スポーツ科の男子は異様にモテるのに、スポ…続き
2022年4月19日
◆ロシアのウクライナ侵攻に関連し、黒海では機雷の漂流が問題となっている。侵攻の始まった2月24日以降、ウクライナ沿岸に設置された機雷が嵐によって流されたものと見られる。ロシア側はウ…続き
2022年4月18日
◆神戸での水素の取り組みが目立ってきている。カーボンニュートラル(脱炭素)化に向けて次世代エネルギーとして期待されるものの1つに水素が挙げられるが、神戸は早くから水素に力を入れてき…続き
2022年4月15日
◆地球温暖化を1.5度に抑えることが、気候変動の最悪の影響をもたらさないようにするためのしきい値だとされている。この目標を達成するには、地球温暖化ガスの排出が2025年にピークを迎…続き
2022年4月14日
◆港湾の役割とは何か。さまざま面で多くの機能や役割を持つ港湾ではあるが、物流という視点で見ると、陸と海の結節点として貨物をスムーズかつ時間通りに流すことが求められる。ただ2020年…続き
2022年4月13日
◆ノルウェー船級(DNV)は先週、ウクライナ情勢が短期、中期、長期的に欧州のエネルギー移行に及ぼす影響について、同船級の見解を示したレポートを発行した。同レポートは戦争期間と拡大の…続き
2022年4月12日
◆船員配乗の現場が苦労しながらもウィズコロナ時代の船員交代を続ける中、新たな心配の種が急浮上した。ロシアによるウクライナ侵攻だ。この問題を受けて、国際的な海運業界団体である国際海運…続き
2022年4月11日
◆「船と風」をテーマにした取材では、これまで居住区や船体の形状など航行中の風の抵抗をいかに低減するかという視点のものが多かったが、ここ数年は省エネ・GHG削減の観点から風力の利用に…続き
2022年4月8日
◆この4月から江戸東京博物館が長い休館期間に入った。江戸と東京の歴史や風俗を紹介する同博物館が開館してから約30年。施設の老朽化に伴い大規模な改修工事を行うためだという。休館は20…続き
2022年4月7日
◆今年もコンテナ船社の異次元の業績が続きそうな気配だ。昨年は、最大手MSCを除く大手10社だけで当期利益が合計1000億ドルに達したとみられる。ドゥルーリーは「市況が想定を上回った…続き
2022年4月6日
◆昨年は日本政府と海運業界が「2050年国際海運カーボンニュートラル」目標を表明した記念すべき年になった。2050年に向けてネットゼロという高い目標に挑戦する動きが本格化した。本紙…続き