海事プレスの記者陣によるコラム。
2022年1月7日
◆昨年末、家に帰ると宅配便の不在伝票が入っていたので、再配達をしてもらおうかと思ったが、受け取る時間帯が合わなくて、結局自分で引き取りにいくことにした。朝、配送センターに行ってみる…続き
2022年1月6日
◆年始の当コラム執筆で思いを巡らせている時、本紙の名物企画『次代への戦訓』でアンカー・シップ・パートナーズの辻肇会長が話していたことを思い出した。日本興業銀行、みずほ銀行で船舶融資…続き
2021年12月28日
◆今年も残すところあと4日。振り返るとさまざまな出来事があったが、やはりコロナ禍と結び付けて思い返さざるをえない。昨年、2020年の年初から大変な状況が続き、今年はその2年目に入り…続き
2021年12月27日
◆人口減少社会で大きな課題となるのが労働力不足問題。港湾運送の現場でも地域によって差はあるものの、労働力不足が顕在化しつつある。国土交通省港湾局が今年5月に公表した2020年度港湾…続き
2021年12月24日
◆今年も対面、オンラインの違いはあるが、多くの業界の方にお話しをうかがう機会をいただいた。デジタル化や新燃料、次世代の船陸通信といった新しい技術、さらに市況の好転などの話を聞くこと…続き
2021年12月23日
◆今年も足早に過ぎていこうとしている。年末に1年の仕事を振り返る恒例行事は一日一日を積み重ねてきたことを再確認するためにいつも以上に重要になりそうだ。どのような取材をしたのかを思い…続き
2021年12月22日
◆「今は何もしないのも戦略」。日本の造船所関係者から昨年以前の不況期に聞かれた言葉だ。今年はコンテナ船やバルカーをはじめとした海運市況の高騰により、日本、韓国、中国の造船所が一転し…続き
2021年12月21日
◆先週、JERAが東宝と協定を結び、エンターテインメント分野の脱炭素化に向け、映画制作のCO2削減にともに取り組むとの発表があった。現段階では具体的にどのようにCO2の削減を実現す…続き
2021年12月20日
◆「あーやっぱりそういうことね」。朝のニュースを見て子どもたちがニヤニヤしている。画面に映るのは大手家電量販店の玩具売り場。クリスマスプレゼントの品薄が続くなか、プレゼントを確保し…続き
2021年12月17日
◆本紙の連載記事からこの1年を振り返ってみたい。もっとも反響が大きかった連載の1つが「日本海事産業の3.11」だった。東日本大震災から10年。未曽有の国難を乗り越えるために海事産業…続き
2021年12月16日
◆酒宴の機会の多いこの業界に、過去2年間のコロナ禍が、「入社以来予想もしなかった、長い長い休肝期」(造船営業担当者)をもたらした。新型コロナウイルス感染防止として、会食の機会が控え…続き
2021年12月15日
◆今年10年以上ぶりの高騰を見せたドライバルク市況は、反動による大崩れもなく好調なまま今年を終えることができそうだ。11月に全船型で下落したが、12月に再び盛り返し、主要航路平均用…続き
2021年12月14日
◆今月、祖父が90歳の誕生日を迎えた。わが岡部家の長い歴史の中で、最長寿だという。十代半ばから、農業一筋で生きてきた祖父。戦争を乗り越え、汗水たらして働き、戦後の日本の復興期を支え…続き
2021年12月13日
◆12月6日は、韓国における「貿易の日」だったそうだ。現地メディアによると、韓国の文在寅大統領は同日開催された記念式で「韓国は日本の輸出規制から新型コロナウイルスまで、相次ぐ危機に…続き
2021年12月10日
◆師走に入り、今年を振り返るニュースを見かける時期となったが、記者は展示会を通して見た2021年に触れてみたい。昨春からの新型コロナウイルス感染症の世界的拡大を受けて、2020年は…続き
2021年12月9日
◆西アフリカ沖、ギニア湾で生じた海賊事案を深刻に受け止め、事態を問題視するニュースを先日海外メディアが報じた。デンマークの護衛艦を巻き込み発生した最近の海賊事件が、同海域における海…続き
2021年12月8日
◆物流面から見た港湾は、日本の輸出を支えるとともに、国民の生活物資やエネルギー資源の輸入に不可欠な重要なインフラだ。今年、惜しくも亡くなられた自民党港湾議員連盟の竹下亘前会長は、多…続き
2021年12月7日
◆ウィルヘルムセン・シップ・マネージメント(WSM)が先日行った報道向け説明会に参加した。説明会で同社は来年末までに二元燃料船の船舶管理を開始することを明らかにしたが、カール・スコ…続き
2021年12月6日
◆急に冷静になった。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の発生は、新規感染者が低調に推移し、緊張しつつもどこか安心感が広がりつつあった日本を再びピリッとさせた。「デルタ株」の…続き
2021年12月3日
◆「この手であの大きな船を造ったんだなって思うと、ものすごく誇らしい気分だった」。湊かなえ氏の短編小説集「望郷」の中の「光の航路」の一節だ。「望郷」は2013年の直木賞候補にノミネ…続き