海事プレスの記者陣によるコラム。
2021年10月5日
◆先月、CMA-CGMが来年2月までスポット運賃値上げをストップすると発表し、大きな注目を集めた。昨年後半からスポット運賃はほぼ一貫して上昇傾向を辿り、荷主企業からの不満が強まって…続き
2021年10月4日
◆本紙は先週、「シンガポール特集号」を発行した。現地の方々からたくさんのお話しをお聞きできたが、国際的な最低税率の議論がシンガポールにどう影響するかを気にしている人が多かったのが印…続き
2021年10月1日
◆昨年、本紙に掲載された記事で、関心を持ったプロジェクトがあった。舶用大手バルチラとフランスのブルターニュ・フェリーズの「燃費削減効果のシェア契約」だ。バルチラが、燃費節減のための…続き
2021年9月30日
◆ドライバルク市況が一段と騰勢を強めている。ケープサイズ主要航路平均用船料は7万ドル近くまで上昇。パナマックス以下の中小型バルカーは3万ドル台で、4万ドルに届く可能性もある。中国の…続き
2021年9月29日
◆無人船・自動運航船の取り組みが世界各地で活発化している。国内では、日本郵船グループなどが進める内航船の無人運航船プロジェクト「DFFAS(Designing the Future…続き
2021年9月28日
◆今まで缶コーヒーを買ってほぼ毎日飲んでいたのだが、最近糖分の取りすぎでよくないのではと思い立ち、家で飲む際は豆からコーヒーを淹れるようになった。今は良さそうなコーヒー豆を、コーヒ…続き
2021年9月27日
◆神戸大学海事博物館は先ごろ、今治造船から自動車船の模型の寄贈を受けた。寄贈されたのは、同社が2006年3月に建造した自動車船“MIRACULOUCE ACE”(5万9422総トン…続き
2021年9月24日
◆米テスラ最高経営責任者のイーロン・マスク氏が率いる米国の宇宙開発スタートアップ、スペースXが先週、民間人4人を乗せた宇宙船による宇宙旅行に成功した。このニュースは、日本の一般メデ…続き
2021年9月22日
◆国際フェリー・RORO船サービスへの注目が高まっている。コロナ禍の影響で、航空輸送は旅客便が運休し、貨物スペースが減ったほか、足元では中国の「封鎖管理」により、空港オペレーション…続き
2021年9月21日
◆P&I保険の次年度(2022年2月~)の保険料の方針を決める各クラブの理事会が来月から始まる。その方針に沿って、船主と保険料の交渉が行われるが、各クラブの関係者や保険ブローカーな…続き
2021年9月17日
◆猛暑が去り、過ごしやすい気候になってきている。夏に籠りきりだった運動不足をなんとか解消しようと、休日は少し遠くまで散歩しようと決めた。金木犀がマスク越しにも香ることに改めて秋の訪…続き
2021年9月16日
◆好調なドライバルク、コンテナ船市況に対してタンカーは低調なマーケットが続いているが、その中でもガス運搬船は様子が異なる。今年、大型LPG船(VLGC)市況は急騰することはなくても…続き
2021年9月15日
◆日本の大型船ヤードにとって、大型ドックで今後何を造るかが、課題の1つとなっている。中国や韓国造船所が大型船への志向を強め、建造シェアを拡大するなかで、日本ではかつてのように大型船…続き
2021年9月14日
◆コロナ禍で迎えた二度目の夏が終わる。恒例としていた旅行には今年も行けなかった。予定がないと夏休みを取るのも難しいものだ。暇に飽かせてスマホのカメラロールをスクロールしては、楽しく…続き
2021年9月13日
◆国際サプライチェーンにおける、新たな中国リスクと言えそうだ。コロナ禍が本格化した際、サプライチェーンの見直しが進み、調達先の多様化やより近距離での調達が増えるだろう、という予測が…続き
2021年9月10日
◆「デジタル」と「グリーン」が日本海事産業の生き残りのカギであることは論を待たない。個別企業の取り組みや、企業間の連携策が次々と発表されており、デジタルとグリーンの記事が紙面を飾ら…続き
2021年9月9日
◆この数年、日本の造船業にとって最大のテーマは、海外造船所との船価差だった。だが、一時は最大2割とも言われていた海外との船価差は、足元では見えにくくなっている。鋼材価格が急騰したこ…続き
2021年9月8日
◆新世代の海外海運経営者の活動が目立ってきた。その代表はベルギー船社CMBのアレクサンダー・サベリスCEO(1978年生まれ)。言わずと知れた著名海運経営者マーク・サベリス氏の長男…続き
2021年9月7日
◆最近、悩んでいることがある。社会の変化が激しすぎて、ついていけないのだ。流行りものは知らないうちに次々と移り変わっているし、身の回りのデジタル機器も全く使いこなせていない。次から…続き
2021年9月6日
◆欧州ではバルカーで海上コンテナを輸送する事例が増えているという。輸送は中小船型のバルカーが中心となっており、ハンディマックスの場合、これにより約250本のコンテナを輸送できるとさ…続き