海事プレスの記者陣によるコラム。
2021年5月10日
◆学生時代に乗っていた原付や中型バイクから現在乗っている乗用車まで、これまで偶然ホンダ車を乗り継いでいる。特にこだわりはないが、世代的にF1でアイルトン・セナがマクラーレン・ホンダ…続き
2021年5月7日
◆「今回のような物流の混乱を、どうすれば予測できるだろうか」。先日、このような質問を受ける機会があった。まず最初は、「さすがにそれは無理だろう」と反射的に頭の中で考えた。コロナ禍の…続き
2021年5月6日
◆記者が今治市の船主を初めて訪れたのは1990年代後半。当時は波方にあった瀬野汽船を訪れ、靴を脱いで事務所に上がる風習を知らずに土足で入ってしまい、現社長である瀬野洋一郎さんに笑い…続き
2021年4月30日
◆ギリシャ船主ジョン・アンジェリコシス氏が亡くなった。若くして先代の後を継いだジョン氏は、VLCCやガス船へと保有船を次々と拡大し、世界最大級の船主グループに押し上げた。今後は、長…続き
2021年4月28日
◆脱炭素化をはじめとする世の中の環境意識の高まりによって、海上輸送の差別化要素に従来の「品質」、「価格」に加えて「環境負荷低減」が加わる見通しで、これは海運会社にとって課題であるの…続き
2021年4月27日
◆IMO(国際海事機関)では、GHG(温室効果ガス)短期対策の議論が続いている。今年6月開催の第76回海洋環境保護委員会(MEPC76)で同対策が採択されれば、最短で2023年1月…続き
2021年4月26日
◆ドライバルク市況が、今年に入ってから想定を大きく上回る好調さを見せている。不需要期の第1四半期にもかかわらずマーケットは急騰し、いずれの船型も前年の同時期と比べて3倍近い価格にな…続き
2021年4月23日
◆ゴールデンウイーク(GW)を控え、今年もGW前後の貨物滞留やコンテナターミナル(CT)のひっ迫に備えた輸入貨物のフリータイムに関する船社対応が出始めている。フリータイムとは、輸入…続き
2021年4月22日
◆韓国船社ドゥウォン商船の日韓ロ間のフェリー“イースタン・ドリーム”が3月から、再び京都舞鶴港に入港している。以前、ウラジオストク/浦項/舞鶴の間に就航していたが、現在は韓国側の港…続き
2021年4月21日
◆船舶から排出される大気汚染物質をドローンを使ってモニタリングする欧州の取り組みを2年前に小欄で取り上げた。その後も活用事例が広がっているようだ。欧州海事安全庁(EMSA)は、関係…続き
2021年4月20日
◆今年は東日本大震災から10年、熊本地震から5年という節目の年となる。ここ数年は自然災害が頻発化・激甚化しており、陸路が寸断されるケースも相次いでいる。復興支援物資のみならず、日常…続き
2021年4月19日
◆本紙では今月12日(月)付から「環境経営と船級協会」と題した連載を順次掲載しており、主要船級協会の最新の環境対応について取り上げている。本紙姉妹誌の「COMPASS」でも今月発行…続き
2021年4月16日
◆気づけば在宅勤務が中心の生活も2年目に突入している。取材の際、「リモートワークになっていかがですか」と調査してみると、「自宅にいると家族に休みだと思われてしまい、集中できない」と…続き
2021年4月15日
◆新年度が始まり、組織改編を行った企業は多いのではないか。新たな組織が生まれたり、機能を統合して組織を再編したりすることは常に行われるが、組織名から、その時々の企業の関心や重要視す…続き
2021年4月14日
◆熊本地震からきょうで5年。今年は東日本大震災から10年、熊本地震から5年となり、新聞やテレビなど各種メディアで数多くの特集が組まれている。報道で綺麗に整地された映像を見ると、復興…続き
2021年4月13日
◆まさに目を疑う、というのが最初の印象だった。超大型コンテナ船がスエズ運河内で座礁し、運河の通航を遮断した事故は、世界でも最も重要な交通の要衝の1つが通航不能になった、という意味も…続き
2021年4月12日
◆「山高ければ谷深し」。2003~08年のドライバルク大ブーム時にしきりに言われていた言葉だ。異常な値上がりを示すマーケットへの恐怖感にも似た感情があったからか、関係者間ではこの言…続き
2021年4月9日
◆造船業では、新造船マーケットの長期低迷で手持ち工事が徐々に減り、仕事不足と操業対策が大きなテーマになっていた。採算割れのレベルの船価が上昇に転じそうな気配はなかなか見えず、仕事量…続き
2021年4月8日
◆2020年度は日本海運のLNG燃料化において大きな節目の年になった。国内初のLNG燃料供給船“かぐや”が竣工し、中部地域を中心にバンカリング事業を開始。国内初のLNG燃料外航貨物…続き
2021年4月7日
◆新年度が始まった。気温も上がり、沿道の木々や花々が春の訪れを告げている。そろそろ薄手のコートもクリーニングに出そうかというところだ。そして、4月と言えば、「新たなスタート」の季節…続き