海事プレスの記者陣によるコラム。
2021年4月6日
◆新年度を迎え、今年も海運業界に多くの新入社員の方々が入社した。新卒では縁あって地元の海運会社に就職し、その後海運専門紙の記者になったが、一貫して海運業は人々の生活や経済に必要不可…続き
2021年4月5日
◆三重県四日市港・霞ヶ浦地区の国際物流ターミナル整備事業が、国土交通省の2021年度予算新規採択事業として公表された。総事業費は324億円で、うち港湾整備事業費が189億円。事業期…続き
2021年4月2日
◆新年度がスタートした。が、どうもすっきりしない春を迎えているように思える。その理由は新型コロナウイルス感染拡大が1年以上も続いていることだ。関西では2月に緊急事態宣言が解除された…続き
2021年4月1日
◆環境対策を講じたさまざまな船舶が就航している。カナダの西岸、ブリティッシュコロンビア州の広域でフェリーを運航するBCフェリーは近年、バッテリーとディーゼルエンジンを併用したハイブ…続き
2021年3月31日
◆きょうで激動の2020年度が終わる。振り返ると、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、新年度早々に緊急事態宣言が発令。年末年始にも2度目の宣言が発令され、この1年間はこれまでの日…続き
2021年3月30日
◆脱炭素社会の実現に向け、GHG(温室効果ガス)を削減するための業界の対応がすでに本格化している。就航船に対する規制として注目されるのが昨年の海洋環境保護員会(MEPC75)で採択…続き
2021年3月29日
◆東京五輪の聖火リレーが25日に福島県からスタートした。約1万人のランナーが、121日間の日程で47都道府県全国859市区町村を巡ることになる。テレビで出発式の様子を何気なく見てい…続き
2021年3月26日
◆脱炭素化の世界的なトレンドに絡み、新たな海上輸送貨物が出てくる見通しだ。もともと船舶で輸送されてきたアンモニアは従来の肥料などの使途に加えて燃料としての需要が出てくることで輸送需…続き
2021年3月25日
◆年度末の3月は、決算の締めや来期の事業計画の作成などで何かと慌ただしいシーズン。特に事業計画で、取材先の造船所の方々を毎年悩ませるのが「来期の受注計画をどうするか」という問題で、…続き
2021年3月24日
◆「米国のコンテナ輸入量は2021年中に渡って高い伸び率が予想される」。海事コンサルティング会社のシー・インテリジェンスはこのほど、このようなコメントを公表していた。昨年後半から、…続き
2021年3月23日
◆本日付で発表した海事プレス社などが主催する「バリシップ2021国際会議~危機を超え、未来を描く~」のプログラムで、毎回の好評企画の1つが国内船主(船舶オーナー)経営者による船主座…続き
2021年3月22日
◆ここ数年の新造船発注におけるキーワードの1つが「陳腐化リスク」だ。環境規制の強化、世界的な環境意識の高まり、急速な技術革新。これにより、新造発注時には最先端だった船舶の性能が数年…続き
2021年3月19日
◆社会人になってからお盆以外に福島の実家に帰ることはなかったが、2011年だけはゴールデンウィークに帰省した。1カ月半前に東日本大震災と福島第一原子力発電所事故が起こり、幸い家族と…続き
2021年3月18日
◆東日本大震災から、早10年。当時の記者は、福島県内の大学に通う学生だった。部活動の合宿で関東に遠征中だった記者は、競技場で大きな揺れに襲われた。永遠にも思える長い揺れの中、友と抱…続き
2021年3月17日
◆世界的なGHG(温室効果ガス)排出削減の流れから海上荷動きも大きな影響を受ける。ドライバルク貨物で脱炭素の影響を最も受けるのは燃料・製鉄原料用の石炭で、急減することはないもののL…続き
2021年3月16日
◆中国発着東南アジア航路などの活況が続き、需給ひっ迫によって運賃が高騰していることを背景に、アジア域内航路を運航する各船社の昨年業績は、前年から大幅な増益となっている。TSラインズ…続き
2021年3月15日
◆大阪の事務所から東京本社の同僚に電話していたときだった。突然、相手から「ちょっと待ってください。また後でかけますから」と言って途中で切られた。社内で誰かに声をかけられて電話を切っ…続き
2021年3月12日
◆IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などの技術向上に関心が高まる中、最近紙面でも使われる機会が増えた用語に“デジタルツイン”がある。その意味の認識が曖昧だったが、改め…続き
2021年3月11日
◆東日本大震災からきょうで10年となる。大きな揺れと巨大津波が襲い、東北地方を中心に太平洋側港湾は広範囲に渡って壊滅的な打撃を受けた。震災発生時に学生だった記者は当時、直接取材する…続き
2021年3月10日
◆海事産業各業種のコロナ禍の影響や課題を取り上げる「緊急調査」。本紙では3回目となるこの企画を掲載したが、新型コロナに対応する現場の生の声を聞ける企画として、記者としても業界の方々…続き