海事プレスの記者陣によるコラム。
2021年3月9日
◆東京、埼玉、千葉、神奈川に発令されていた緊急事態宣言が8日から21日まで延長されることが決定した。年明けから巣ごもり生活をして早くも2カ月、仕方がないと慣れてきた面がある一方で、…続き
2021年3月8日
◆水素・燃料電池、バイオマス、次世代火力発電、そして風力発電。先週、東京ビッグサイトで開催された「スマートエネルギーWeek」と称した展示会イベントは海事産業にとっても大注目のワー…続き
2021年3月5日
◆「言いたいことはそれだけか」「いや、山ほどございまする!」。新1万円札の顔で、“日本資本主義の父”渋沢栄一の生涯を描いたNHKの大河ドラマ「青天を衝け」で、若き日の渋沢栄一と一橋…続き
2021年3月4日
◆大手コンテナ船社の2020年業績が、徐々に出揃ってきている。各社ごとに若干の濃淡はあるものの、どの船社も歴史的な好業績と総括することができそうだ。昨年前半までは、それこそリーマン…続き
2021年3月3日
◆ここ数年、船主経営者に会うたびにシンガポールに進出し、現地で船主業を展開する考えはないのかと聞いてきたが、前向きな返事はほとんどなかった。最大の進出メリットは税制にあることは論を…続き
2021年3月2日
◆世界で生き残っている造船会社はファミリー系か政府系がほとんどだ。だが、「非上場企業がほとんど」ではない。実質的に創業者一族や政府が筆頭株主でも、株式の一部を株式市場に上場している…続き
2021年3月1日
◆中小型バルカーのマーケットが高騰している。英ボルチック・エクスチェンジの主要航路平均用船料でパナマックスとハンディマックスが日建て2万ドルを超え、ハンディサイズも2万ドルに迫って…続き
2021年2月26日
◆新型コロナウイルス感染拡大による影響が長引き、東京での引きこもり生活も早1年が過ぎようとしている。マスクをして外出する日々にも慣れ、バッグには常に除菌シートと予備のマスクを忍ばせ…続き
2021年2月25日
◆早いもので今年も2カ月が経とうとしており、この間に新暦と旧暦のお正月が過ぎた。旧正月は中華系の人々の間で春節と呼ばれて毎年盛大に祝われ、今年の春節は2月11日からつい先日までだっ…続き
2021年2月24日
◆来月から、韓国船社の高麗海運と南星海運の中国・韓国と北日本などの地方港を結ぶ5つの日韓航路が改編される。この中で高麗海運はこれまで南星海運のみの提供となっていたNCJ、NBP2航…続き
2021年2月22日
◆神戸港ウォーターフロントが変わりつつある。現在進んでいるのは、第1~第4と4つの突堤が並ぶ新港突堤西地区の再開発だ。第4突堤はポートターミナルがあってポートライナーが走っていると…続き
2021年2月19日
◆地球温暖化への対策として販売が拡大しているハイブリッド自動車だが、電池に利用されるニッケルの需要が近年増しており、その産地における海洋環境への影響が懸念されているというレポートを…続き
2021年2月18日
◆政府が2050年カーボンニュートラルを宣言して以降、あらゆる産業で脱炭素化施策が加速している。港湾が立地する地方公共団体においても、ゼロカーボンを宣言する地域は増えており、港湾分…続き
2021年2月17日
◆新型コロナウイルスの感染が世界に広がってから、1年が経過した。海事産業においてもさまざまな影響が出たが、とりわけ船員交代問題の解決に向けて現場の最前線で対応した船舶管理会社は“戦…続き
2021年2月16日
◆気づけば、新しい年が始まってから1カ月経過したが、今年は「新しい年に切り替わった」という感覚があまりない。やはり新型コロナウイルスの感染拡大と、それによる緊急事態宣言の発令で、帰…続き
2021年2月15日
◆社会人になって初めての在宅勤務経験もそろそろ1年になる。どこが一番仕事に集中できる場所なのか。狭い自宅の中で、仕事場を3回ほど変わり、今はローテーブルに座椅子を置いて仕事をするス…続き
2021年2月12日
◆以前なら“花金”と並んで出かけることの多かった土曜日の夜だが、コロナ禍による巣ごもりで、記者自身はテレビを観ながら缶ビールが定番になっている。そんな宵によく観るのがNHKの「ブラ…続き
2021年2月10日
◆コロナ禍が2年目に入ろうとしている。ただ、現在直面している海上コンテナ物流の世界的な混乱という観点で言えば、本格化してきたのは昨年の9月頃からだろうか。当初は北米トレードでの荷動…続き
2021年2月9日
◆緊急事態宣言の発出、延長で対面での取材、会食などがほとんどなくなった。再び巣ごもり生活に舞い戻っているが、折角時間に余裕ができたし、コミュニケーションだけは密にしたいので、「○○…続き
2021年2月8日
◆「化学プラントの環境技術などを“マリナイズ(Marinize)”します」。昨秋弊社が開催した「SEA JAPAN国際会議」の造船リレー討論の中で、三菱造船の北村徹社長が発した言葉…続き