海事プレスの記者陣によるコラム。
2022年11月4日
◆経済安全保障の観点から、日本には造船業が必要だという論点がある。島国であり、資源やエネルギーに乏しい日本は、海上輸送がなければ国が成立しない。その手段である船舶を海外に依存するわ…続き
2022年11月2日
◆ご承知のとおり海運マーケットは船種ごとに形成されていて、各船種のマーケット価格が異なる動きをする。船種によって貨物が異なるためだ。各貨物の需要は根本的に世界の経済・人口などにリン…続き
2022年11月1日
◆東急池上線の五反田駅は2000年頃まで有人改札だった。記者は当時未就学児だったため切符は親のものだったが、五反田駅で駅員さんに切符に入鋏印を押してもらっていた。先日、友人にこの話…続き
2022年10月31日
◆実家に帰省した際、祖父母の昔語りを聞くことがある。この前は祖母が若い頃の話を聞かせてくれたが、決して比喩ではなく、汗と泥にまみれ、朝から晩まで働きづめの半生だったそうだ。特に昭和…続き
2022年10月28日
◆国連貿易開発会議(UNCTAD)によると8月1日から10月24日までに867万トンのウクライナの穀物・食糧が輸出された。穀物輸出はウクライナ、ロシア、トルコ、国連の4者がウクライ…続き
2022年10月27日
◆瀬戸内国際芸術祭(通称:瀬戸芸)に今回も行ってきた。岡山・香川県の島々を主体に開催される同アート・イベントは3年おきで5回目となる。記者は第2回以外、毎回訪れている。前回は新型コ…続き
2022年10月26日
◆農道でたくさんの区画に分けられ、ところどころの区画には刈り入れの済んでいるところもある。広々と広がる田んぼはちょうど刈り入れの季節で、秋の日に照らされた一面の金色がまぶしく広大な…続き
2022年10月25日
◆コンテナターミナル(CT)における自動化が世界各地で進展している。先日、海外港湾の自動化事情に詳しい日本港湾コンサルタントの高橋浩二社長、阪神国際港湾会社の篠原正治理事、三井E&…続き
2022年10月24日
◆本紙では、今月5日~20日にかけて、保険ブローカー4社のインタビューを随時掲載した。昨年に続く企画で、保険ブローカーの特に日本国内での事業展開について、各社の最新の状況をお伝えす…続き
2022年10月21日
◆このほど開催されたエネルギー・環境関連の国際会議「東京GXウィーク」。その一環で11回目となるLNG産消会議が開催され、その名称のとおりLNGの生産国や生産者、消費国や消費者がオ…続き
2022年10月20日
◆山陽新幹線の相生駅のホームを降りると、2万4000重量トン型プロダクト船の100分の1サイズの模型が飾られている。造船城下町では錨など船に関する展示物をみかけることはあるが、新幹…続き
2022年10月19日
◆先週末の銀座の交差点。マスコット風の目印を右手で掲げる外国人ガイドさんを先頭に、十数人の外国人たちが横断歩道を渡っていった。シティウォーキングツアー中なのだろう。その懐かしい光景…続き
2022年10月18日
◆「コンテナ市況の正常化プロセスが一旦始まれば、そのスピードは速いはず」。これまで何度も耳にし、また自分自身でもそのように予想していたが、それでも実際に目の当たりにするとやはり変化…続き
2022年10月17日
◆2年半ぶりのシンガポールで耳にした海事関係者の言葉を紹介する。「コストがものすごく上がっている」。シンガポールの長年の課題といえばコスト高だが、それが解消に向かうどころか加速して…続き
2022年10月14日
◆造船所の船舶保有機能が再注目されるようになったのは、3~4年前。当時は市況低迷下で新造船の受注が長期間にわたり停止し、各社の手持ち工事が危機的水準にまで減り、最低限の操業を維持す…続き
2022年10月13日
◆本紙は日本の社会・経済に欠かせない内航海運業界を応援するキャンペーン「内航NEXT」を展開し、キーマンインタビュー、座談会、特集記事などを掲載している。その取材にあたって個人的に…続き
2022年10月12日
◆「東京タワークラスのものが海域に60本程度立つというイメージか」。「詳細な高さや本数は別として、そのレベル感と捉えていただければ」。これは洋上風力発電事業の環境影響評価方法書に関…続き
2022年10月11日
◆先日、久しぶりに実家に帰省した。2歳になる甥っ子は目覚ましい成長を遂げており、なんと「会話」ができるようになっていた。こんなに賢い2歳児は見たことがない、天才に違いない―と大興奮…続き
2022年10月7日
◆異なる種の生物が同じ環境や同じ生態系の地位にあり続けた際、器官や形態が進化の過程で似てくる現象を、収斂(しゅうれん)進化というそうだ。有名なのはタラバガニ。カニの仲間ではなくヤド…続き
2022年10月6日
◆海に近い町では、船に関連した地名、通り名、停留所名を見かけることが多い。香川県高松市には「フェリー通り」がある。髙松は本州の神戸や岡山、小豆島などと結ぶフェリー航路が多くある。以…続き