Green×Shipping

    2020年5月8日

    <DIGITAL×Shipping>DNVGL、デジタル転換の促進で協調、シンガポールIT企業と覚書

     ノルウェー・ドイツ船級協会(DNVGL)はこのほど、シンガポール船舶管理会社シナジー・グループ傘下のIT企業アルファ・オリ・テクノロジーと海事産業のデジタルトランスフォーメーショ続き

    2020年5月1日

    <Green×Shipping>日本連合、アンモニア燃料船実現へ、6社共同、開発・保有・燃料インフラ整備も

     脱炭素燃料として有望視されているアンモニアを舶用燃料として実用化するプロジェクトが、日本の企業連合を軸に立ち上がった。今治造船と三井E&Sマシナリー、日本海事協会(NK)、伊藤忠続き

    2020年4月27日

    <Green×Shipping>日本郵船・長澤社長、「ESGを成長・差別化戦略に」、責任者として自ら推進

     日本郵船は長澤仁志社長が先頭に立ちESG(環境・社会・企業統治)経営を推進する。長澤社長は本紙取材で、4月1日付で「ESG経営推進責任者」を新たに設置し、社長自らの職務としたこと続き

    2020年4月24日

    <DIGITAL×Shipping>インマルサット、日本船舶技術市場、30年158億ドル、海事産業の生産革命で報告書

     英船陸通信大手インマルサットは23日、海事産業のデジタル化について日本の役割と可能性を分析した報告書(写真)を発行したと発表した。この中で、日本の船舶技術市場の売上が現在88億ド続き

    2020年4月21日

    《連載》脱炭素技術、本命は⑩、自然エネルギー、補助動力の切り札、風力船は計画多数、波力も浮上

     自然エネルギーを船舶に活用する手段は複数ある。風力や波力などを直接推進に利用する方法と、太陽光発電のように自然エネルギーを電力などに転換して推進エネルギーに活用する方法だ。  続き

    2020年4月20日

    《連載》<Digital×Shipping>物流DX、それぞれの道⑤、データと分析で意思決定を支援、キューネ・アンド・ナーゲル日本・海上貨物部・関大吾部長

     コンテナ船社だけでなく、従来のフォワーダーの中でもデジタライゼーションの変化にいち早く適応しようとする動きが出てきている。特に動きが早いのは欧州系の大手フォワーダーだ。見積もりや続き

    2020年4月17日

    《連載》<Digital×Shipping>物流DX、それぞれの道④/デジタルで目指す新たな付加価値、マースク・西山徹・北東アジア地区最高経営責任者

     海運会社から「コンテナ物流のインテグレーター」へと変身を遂げようとするマースクは、デジタライゼーションにおいても業界で主導的な立ち位置を占める。昨年、導入したマースク・スポットは続き

    2020年4月17日

    《連載》脱炭素技術、本命は⑧、バッテリー、短距離船の大本命、外航船には出力不足、補助動力に活用も

     リチウムイオン2次電池などのバッテリーに蓄えられた電力を動力に使用する電気推進システムは、自動車を中心に陸上分野で急速に普及している。船舶分野でも、小型船舶の主推進装置や、大型船続き

    2020年4月16日

    《連載》脱炭素技術、本命は⑦、バイオ燃料、実運航で実証始まる、従来エンジンでの使用に期待、課題は供給

     バイオ燃料は、植物などの生物体(バイオマス)を原料とする燃料。原料となる生物体の成長過程で光合成により二酸化炭素(CO2)を吸収しているため、燃焼時に排出するCO2はゼロとカウン続き

    2020年4月16日

    《連載》<Digital×Shipping>物流DX、それぞれの道③/物流業界を次の世代へどう渡すか、シッピオ・佐藤孝徳CEO

     国際物流におけるデジタライゼーションで注目されるのが、世界各地で存在感を増すデジタルフォワーダーだ。従来のフォワーダー業務とテクノロジーを融合させることで、日々の業務ひいては業界続き

    2020年4月15日

    《連載》脱炭素技術、本命は⑥、炭素再利用燃料、日本が主導、メタネーションに注目、ガス焚き船から移行容易

    ■LNGの技術とインフラ転用  回収・分離した二酸化炭素(CO2)を再利用して人工的に製造される燃料が、「カーボンリサイクル燃料」だ。水素やアンモニアなどの「カーボンフリー燃続き

    2020年4月15日

    《連載》<Digital×Shipping>物流DX、それぞれの道②/新たな時代目指す喜び、立場違えど同じ、日本郵船・鈴木英樹経営委員

     国際コンテナ物流の世界で進むデジタライゼーション。存在感を増すデジタルフォワーダー、既存のフォワーダー、そして海運会社とそれぞれのプレーヤーがこの流れの中で競争力を高めるべく取り続き

    2020年4月14日

    《連載》脱炭素技術、本命は⑤アンモニア、船社ら有望視、エンジン開発も開始、水素より扱い容易

    ■毒性など課題  アンモニア(NH3)も水素と同様に、温室効果ガス(GHG)を排出しないカーボンフリー燃料。現時点ではアンモニアを舶用燃料として実用化させるための研究開発プロ続き

    2020年4月14日

    《連載》<Digital×Shipping>物流DX、それぞれの道①/5つの新たな波、国際物流をどう変える

     ボストン・コンサルティングが約1年半前に公表したレポート「The Digital Imperative in Freight Forwarding」によると、現在の物流業界、特に続き

    2020年4月13日

    <DIGITAL×Shipping>「現場力」をデジタルに融合、日本のDX戦略、現場の知見がカギ

     情報通信技術を駆使した海事産業の変革「デジタルトランスフォーメーション(DX)」がテーマとなり、世界中で船舶のデジタル技術の開発・導入競争が激しくなっている。欧州勢やITベンダー続き

    2020年4月10日

    《連載》脱炭素技術、本命は③、陳腐化リスクにどう備えるか、燃料転換の容易さも鍵に

     近年、船舶投資に関するキーワードになっているのが「陳腐化リスク」だ。温室効果ガス(GHG)の大幅削減を求める国際規制が控えているため、船舶の推進システムなどに大きな転換が起きる可続き

    2020年4月9日

    《連載》脱炭素技術、本命は②、読み切れぬ経済性とインフラ、技術開発には一定の見通し

     脱炭素技術の有力候補は、長所や短所、課題の洗い出しが、既にほぼ完了している。普及に向けてのポイントは、大きく分けると技術の実用性、経済性、インフラになりそうだ。 ■30年に続き

    2020年4月8日

    《連載》脱炭素技術、本命は①、候補乱立、どこに張るか、「ポストLNG」の燃料シナリオ絞る

     国際海運の温室効果ガス(GHG)削減に向けて、船舶は1世紀ぶりの「推進革命」を迎えている。脱炭素(カーボンフリー)化に向けた「ポストLNG」の技術候補として、アンモニアや水素、バ続き

    2020年4月6日

    《連載》『Green×Shipping』/日本のゼロエミ戦略始動③、資金や技術の確保がテーマ、クラスターの「外」との連携必須

    ■4つのコンセプト提示  「大型コンテナ船は分かるが、ハンディサイズ・バルカーなどが本当に“ゼロエミッション化”できるのか」。ある船主関係者はそう話す続き

    2020年4月3日

    《連載》『Green×Shipping』/日本のゼロエミ戦略始動②、メタン・水素・アンモニア有望視、2つの燃料普及シナリオを提示

     国際海運の温室効果ガス(GHG)削減に向けて、今後船舶の推進方式や燃料は大きく転換する見通しだ。普及が進みつつあるLNG燃料は、GHG排出量の削減率が約30%にとどまるため、20続き