名門大洋フェリーが計画中の新造船の船内設計を一部変更した。「来月の起工式を前にしてぎりぎりでした」と語るのは山本哲也常務執行役員。旅客向けの大部屋を廃止して、バリアフリー対応の1段…続き
環境に関わる長期指針「環境ビジョン」を発表した川崎汽船。2030年のCO2排出効率目標はIMOを上回る50%改善、2050年目標はIMOと同等のGHG総排出量半減とした。浅野敦男専…続き
国土交通省神戸運輸監理部の石原彰監理部長は、就任後初の会見で、海事関係の仕事を目指した理由を紹介した。出身は兵庫県姫路市。瀬戸内海側には姫路城や播磨灘があり、日本海側には但馬海岸な…続き
「航路や個々の荷主の事情によって、状況はさまざまですね」。そう話すのは、鈴与海運の鈴木英二郎常務取締役だ。「荷動き減の影響が最も顕著だったのは連休明け。その後、徐々に回復してきまし…続き
IMO(国際海事機関)は7月6日から、ウェブ形式で非公式のGHG削減短期対策予備討論会を開催する。国土交通省海事局海洋・環境政策課の今井新環境渉外室長は「正式な会議となると通訳や投…続き
「日本オフィスでも曜日を決めて在宅勤務を取り入れています」と話すオランダの重量物船社ビッグリフト・シッピングの菊地健一日本代表。新型コロナウイルス感染拡大防止で隔日勤務を導入した。…続き
マーケットシェアの回復・拡大を目標に掲げ、日本での営業強化に意欲を見せるHMMジャパンの崔起佑社長。今年はザ・アライアンスに正式メンバーとして加盟したことで「日本の顧客に対しては、…続き
「再編はあくまで個社の問題。統合した方がメリットがあるかどうか、という個々の判断です」と日本造船工業会の斎藤保会長。「日本造船業が今後も生き残り、成長を享受するには、先進船の開発や…続き
鉄鋼原料船に加えて4月から「働き方改革」を担当する商船三井の塩津伸男執行役員は、「働き方改革には個人的に以前から関心があり、在宅勤務も今回の対応が始まる前にやっていました」という。…続き
「死んでも私は港から離れません」と話すのは横浜港運協会の会長を退任した藤木企業の藤木幸夫会長。「山下ふ頭には慰霊塔があり、私の親父を中心に死んだ港の先輩・仲間たちといったご先祖さま…続き
「内航船省エネルギー格付け制度は2017年から暫定運用を行ってきましたが、今年3月に性能評価方法の手法を変更して本格運用がスタートしました。本格運用後には2件の申請があり、2件とも…続き
「世界中に新型コロナウイルスが広がる難しい時期にあります。海運サービスと船員はこの大流行を克服するために欠かせないものです」と強調するのはIMO(国際海事機関)のキータック・リム事…続き
発注低迷が続く新造船マーケットについて「新型コロナウイルス影響で、世界経済の停滞による発注低迷に加えて、移動制限によって新造交渉が進められない状況です」と英調査会社IHSマークイッ…続き
無人運航船プロジェクトの実用化プロジェクトを立ち上げた日本財団。海野光行常務理事は意義について、「無人運航船の普及を通じて物流革命を起こし、日本の実力を世界に示したい」と語る。プロ…続き
新型コロナウイルスによる落ち込みから回復の動きを見せるケープサイズ市況。「2~3倍に上がったといっても元が安過ぎたのでまだ大したことはありませんが、需要もセンチメントも改善していま…続き
「いま海運造船業界に関連するテーマがいろいろ挙がっていますが、われわれは何よりデジタル化を重視しています」とインマルサットのロナルド・スピッソウ海事部門社長。同社はスタートアップ企…続き
「リモートワーク環境を構築する準備段階であったので、新型コロナウイルス拡大を受けて、急ピッチで体制整備を進めました。環境整備にもある程度メドが立ち、リモートワークにも慣れてきていま…続き
新型コロナウイルス感染防止のため、韓国パンスターの日本総代理店サンスターラインが大阪市にフェイスマスク1万枚を寄贈した。緊急事態宣言が解除されたが、今後も第2波、第3波がやってくる…続き
「第1四半期は輸送量、売上高ともに前年同期比で伸ばすことができました。ただ第2四半期は、より大きな影響を受けるでしょう」。そう話すのはワンハイラインズの謝福隆社長。「アジアでも、新…続き
「先進国の中で日本はイノベーションで高い評価を受けていません。ただ製造業におけるイノベーションは、口で言うほど簡単ではありません」と日本財団の笹川陽平会長。このほど無人運航船プロジ…続き