海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2024年10月24日

《連載》近海船事業の未来像⑧、NYKバルク・プロジェクト、東南ア出し木質ペレットに期待

 日本郵船グループのNYKバルク・プロジェクト(NBP)の近海船部門では需要増加に合わせ、アジア出し日本向け復航のバイオマス輸送を拡大させている。バイオマスの中でも頭打ちになりつつ続き

2024年10月24日

飯野海運、国内初のメタノール焚きVLCC建造、NSYで27年竣工、出光タンカー向け

 飯野海運が国内初となるメタノール二元燃料焚きVLCCの建造を決めた。日本シップヤード(NSY)で建造し、竣工後は出光タンカーとの貸船契約に投入する。23日発表した。新造船は飯野海続き

2024年10月24日

乾汽船、32型バルカー1隻を中古売船、譲渡益約9億9200万円

 乾汽船はこのほど、連結子会社が保有する3万2000重量トン型ハンディサイズ・バルカー1隻を中古売船することを決めたと発表した。今年11~12月中の引き渡しを予定している。譲渡先は続き

2024年10月24日

シップブローカーズ協会、設立65周年謝恩パーティー開催

 日本シップブローカーズ協会は22日、毎年恒例の海事業界関係者を招いての謝恩パーティーを同協会創立65周年と銘打って東京・平河町の海運ビルで開催し、多数の業界関係者が出席した。 続き

2024年10月23日

《連載》自動車船、持続的成長への道①、船腹需給、新造船大量竣工で一時的に緩和へ、供給抑制要因が下支えか

 自動車船部門は大きな構造変化の真っ只中にある。同部門は世界的な船腹需給逼迫を背景に業績が好調だが、新造船の大量竣工によって需給は今後緩和に向かう見通し。その中で完成車の海上輸送需続き

2024年10月23日

《連載》マーケットを読む!⑰<ハンディバルカー>、NYKバルク・プロジェクト 湯浅光訓執行役員、東南ア出し増加でトレードに変化

 — 今年のハンディバルカー(ハンディサイズ/ハンディマックス)市況に対する評価は。  「ともに今年は堅調だった。ハンディマックスについてはスエズ運河やパナマ運河の通続き

2024年10月22日

《連載》近海船事業の未来像⑦、川崎近海汽船、ニーズに合わせ船型こだわらず整備

 川崎汽船グループの内航・フェリー・近海船オペレーター、川崎近海汽船では、東南アジア出し日本向け復航の太宗貨物バイオマスの取り込みに注力している。今年度には既存の1万3000重量ト続き

2024年10月22日

《連載》マーケットを読む!⑯<LNG船>、商船三井 松永康男液化ガス事業群第一ユニット長、28年頃まで弱含み、解撤・停船が調整弁

 — 今年のLNG船市況について、昨年と比べて変化はあるか。  「スポットや1年未満の短期の用船マーケットは昨年にも増して凪いだ状況だ。LNGは余剰な状態で、LNG価続き

2024年10月22日

ダミコ、MR型プロダクト船の購入権行使

 プロダクト船社ダミコ・インターナショナル・シッピングは16日、子会社のダミコ・タンカーズが定期用船中のMR型プロダクト船の購入オプションを行使したと発表した。購入価格は約3430続き

2024年10月21日

大阪ガス、LNG船団11隻に増強、海外船社から初の中長期用船

 大阪ガスは期間5年を超えて中長期用船するLNG船を11隻に増やした。子会社の大阪ガスインターナショナルトランスポート(OGIT)が2022年以降、新造船3隻について国内外の船主と続き

2024年10月21日

パシフィックベイスン、7~9月に高齢ハンディ2隻売却、船隊の刷新継続

 香港のハンディバルカー運航大手パシフィックベイスンは17日に発表した2024年7~9月期事業報告の中で、期中に高齢のハンディサイズ2隻を売却したことを明らかにした。また買船オプシ続き

2024年10月21日

グローバルROROコミュニティが都内で会合、GHG排出量算定ガイダンスを年末公表

 NPO法人スマートフレイトセンター(=SFC、本部:アムステルダム)と日本海事協会(NK)の共催によるグローバルROROコミュニティ(GRC)の会合が15日に都内で開催された。日続き

2024年10月21日

多目的船・重量物船のスプリートホフ/ビッグリフト、日本拠点統合でワンストップサービス、都内でパーティー

 オランダの多目的船社スプリートホフとグループの重量物船社ビッグリフト・シッピングは17日、日本の関係者を招いて都内で懇親パーティーを開催した。スプリートホフは2023年1月に日本続き

2024年10月18日

ライトシップ、バルカー検査対象を10歳に引き下げ、業界団体は開始時期再考求める

 船舶検査・格付け会社のライトシップはこのほど、ドライバルク船と一般貨物船の検査対象船齢を現在の14歳から2025年3月31日以降段階的に引き下げ、25年から12歳、26年から10続き

2024年10月18日

《連載》近海船事業の未来像⑥、東興海運、鋼材輸送重視、プレゼンス拡大目指す

 ハンディサイズ・バルカー/近海船オペレーターの東興海運は日本出し往航の鋼材輸送を重視しており、鋼材輸送での同社プレゼンスをさらに高めたい考えだ。井髙建介社長は「近海船の船隊規模や続き

2024年10月18日

《シリーズ》私の1隻“BOKA VANGUARD”、ボスカリス日本支店・藤田賢さんの1隻、最大の半潜水重量物船、スケールと技術に圧倒

 オランダの海洋建設・海洋資源開発向けサービス大手ボスカリスの藤田賢日本支店長が挙げる“私の1隻”は、同社が運航する半潜水(セミサブマーシブル)重量物船“BOKA VANGUARD続き

2024年10月18日

田渕グループ・田渕社長に内航・外航分社化を聞く、リスク分散・意思決定を迅速化

 内航・外航のケミカル船やLPG船事業などを展開する田渕海運(本社=大阪)は10月1日付で田渕ホールディングスに社名を変更し、ホールディング体制に移行した。傘下に、新たに設立した内続き

2024年10月18日

WW、世界最大1万1700台積み自動車船の仕様公表、全長234m、貨物デッキ14層

 自動車船・RORO船運航大手のワレニウス・ウィルヘルムセン(WW)はこのほど、同社が4隻建造する世界最大の1万1700台積み自動車船の仕様が全長234m、幅40m、貨物デッキ14続き

2024年10月18日

大王製紙/北越コーポレーション、チップ船の相互活用を開始

 大王製紙と北越コーポレーションはこのほど、木材チップ専用船の相互活用を開始したと発表した。今月8日、第1船として大王製紙が用船する430万CFT(立方フィート)型船“VANGUA続き

2024年10月18日

オリックス/住重マリン、ハンディで風力推進の実証実験、今月から

 オリックスと住友重機械マリンエンジニアリングは今月から、オリックスの保有する3万7000重量トン型ハンディサイズ・バルカーにソフトセイルの風力推進補助装置を搭載する実証実験を開始続き