海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2024年11月1日

商船三井、露向けLNG船など関係者と協議

 商船三井は10月31日、ロシア関連の事業の状況について公表した。同社グループのロシア関連事業のうち砕氷仕様のLNG船3隻、コンデンセートを輸送するタンカー1隻の貸船契約について、続き

2024年11月1日

フォーテスキュー、7~9月鉄鉱石出荷量4%増

 豪州資源大手フォーテスキューがこのほど発表した今年7~9月期鉄鉱石出荷量(100%ベース)は、前年同期比4%増の4770万トンだった。7~9月期としては過去最高となった。生産量は続き

2024年10月31日

《連載》自動車船、持続的成長への道⑦、商船三井・安部規雄執行役員、地域トレードの拡大に対応

 — 自動車船事業の重点課題は。  「世界の電気自動車(EV)の販売が足元で減速しているが、長期的には各国が保護主義的な政策を打ち出す中でも伸びていく。他方、地域生産・地域消費に続き

2024年10月31日

《連載》マーケットを読む!㉓<VLGC、LNG船>、飯野海運 妹尾邦彦執行役員、LNG船需要、29年までに370隻

 — 大型LPG船(VLGC)マーケットの年内の見通しは。  「中国の経済動向が不安定な要素としてあるが、冬場の需要期に加え、アービトラージが開いていることを踏まえる続き

2024年10月30日

《連載》自動車船、持続的成長への道⑥、日本郵船・池田豊常務執行役員、欧州市場に海上輸送と物流事業で注目

 — 自動車船事業の重点課題は。  「自動車物流事業も含めた自動車事業本部のミッションは、当社の企業理念である『Bringing value to life.』に沿う形で世界の隅続き

2024年10月30日

《連載》マーケットを読む!㉒<中小型バルカー>、飯野海運 竹田篤執行役員、インド洋周辺のプレゼンスが向上

 — 今年これまでの中小型バルカー市況をどう見ているか。  「振り返ると2020年のコロナ禍による物流の目詰まりを背景に、同年後半から市況が高騰した。その後も21年頭続き

2024年10月29日

LNG船の競争環境に変化、既存の新鋭船や中国船主に存在感

 LNG船の競争環境が変化していきそうだ。邦船社が得意とする新造船による長期契約に対して、ギリシャ勢など海外船主の先行発注船による短中期契約の登場がこれまで変化の1つだったが、その続き

2024年10月29日

《連載》自動車船、持続的成長への道⑤、川崎汽船・五十嵐武宣専務執行役員、環境対応船を30年までに30隻整備

 — 自動車船事業の課題は。  「最大課題はGHG(温室効果ガス)排出削減だ。特に自動車船ではGHGの排出削減に注力されているお客さまが多く、既にスコープ3での削減目標を掲げられ続き

2024年10月29日

《連載》マーケットを読む!㉑<ケープサイズ>、川崎汽船 三上武志鉄鋼原料営業グループ長、ギニア出し増加でトンマイル伸長

 — ケープサイズ市況の今年ここまでの評価は。  「荷動きで言えば、中国向けの鉄鉱石が冬の閑散期を含めて堅調だった。そのため市況水準も閑散期を含め9月まで月平均が2万続き

2024年10月29日

テイラー・マリタイム、7〜9月は市場平均上回る収益

 ハンディバルカー船社のテイラー・マリタイム・インベストメンツは25日発表したファクトシートの中で、ハンディサイズ・バルカーの7〜9月期の1日当たりの用船料換算収入(TCE)が、同続き

2024年10月28日

《連載》マーケットを読む!⑳<VLCC、プロダクト船>、商船三井 松野純一カーボンソリューション事業群タンカー事業第一ユニット長、25年のVLCC新造船5隻、需給タイト続く

 — VLCC市況の今年の振り返りを伺いたい。  「年初は米国の対ベネズエラ制裁の一時緩和やWTI価格の軟化により米国出しが好調だったことや、ブラジルやガイアナなど南続き

2024年10月28日

《連載》自動車船、持続的成長への道④、EV化契機に船内火災対策強化、デジタル技術を活用し業務効率化

 脱炭素と共に自動車船部門の技術開発の現在のメインテーマに上がるのが船内火災と業務改善だ。内燃機関車とは異なる火災対策が必要な電気自動車(EV)の海上輸送量の増加を契機に、AIなど続き

2024年10月28日

ガスログ、シンガポールファンド45%出資、ブラックロックが売却

 LNG船社ガスログはこのほど、同社に出資する投資家が変更したことを明らかにした。シンガポールの政府系投資ファンドのGICが、米資産運用会社ブラックロックが持つガスログの株式45%続き

2024年10月28日

トルヴァルド・クラブネス、OSMトームに船舶管理子会社を売却

 ノルウェー船社トルヴァルド・クラブネスは23日、船舶管理子会社クラブネス・シップ・マネジメントの株式100%を大手船舶管理会社OSMトームに売却すると発表した。またこれに併せ、ク続き

2024年10月28日

商船三井、三井物産向け新造LNG船命名式、“MARVEL SWALLOW”

 商船三井は25日、三井物産向けに定期貸船する新造LNG船の命名式が同日韓国のハンファオーシャン・コジェ造船所で開催されたと発表した。式典には三井物産の松井透代表取締役専務執行役員続き

2024年10月25日

《連載》マーケットを読む!⑲<中小型バルカー>、川崎汽船 斉薇薇バルクキャリアグループ長、ハンディマックスの船型構成が課題

 — 今年の中小型バルカー市況に対する評価は。  「総じて昨年よりも高く、堅調に推移している。需要面ではマイナーバルクの荷動きが堅調だ。極東では中国出しの鋼材が好調な続き

2024年10月25日

《連載》自動車船、持続的成長への道③、邦船大手、LNG燃料自動車船が計49隻に拡大、欧州近海船の代替も検討

 自動車船部門の最大かつ長期的な課題が、船隊の低・脱炭素排出船へのリプレースを始めとする環境対応だ。同部門は、荷主の環境問題に対する意識の高さも反映して代替燃料の導入で海運業界をリ続き

2024年10月25日

インターカーゴ、新会長にザイラス氏

 国際乾貨物船主協会(インターカーゴ)は23日、来年1月1日からの新会長にアリストン・ナビゲーションの社長兼CEO、ジョン・A・ザイラス氏が選出されたと発表した。現会長のディミトリ続き

2024年10月24日

《連載》自動車船、持続的成長への道②、完成車の域内トレードに焦点、中国輸出急増で輸送需要の変数拡大

 完成車トレードをめぐる近年の最大の変化は、EV(電気自動車)の海上輸送の増加と、EV化をテコにした中国からの輸出急増だ。中国という新たな自動車輸出大国の出現が自動車船の船腹不足の続き

2024年10月24日

《連載》マーケットを読む!⑱<VLGC>、商船三井 渡辺大輔カーボンソリューション事業群タンカー事業第二ユニット長、アンモニア輸送需要の動向を注視

 — 大型LPG船(VLGC)市況の今年これまでの振り返りを伺いたい。  「年初から9月までの中東−日本航路の平均がトン当たり65ドル程度、米国ガルフ&m続き