海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2019年12月27日

2019年のVLGC市況、中東/アジア、年平均トン58.6ドル、春から好調続く

 2019年の大型LPG船(VLGC)市況は春先から市況が上昇し、損益分岐点を大きく上回る水準で推移した。指標となる中東/アジア航路のボルチック指数は19年平均がトン当たり58.5続き

2019年12月27日

NSU海運/JMU有明、国内初「ヴァーレマックス」竣工、400型“NSU CARAJAS”

 NSユナイテッド海運とジャパンマリンユナイテッド(JMU)は26日、世界最大級の40万重量トン型鉱石船「ヴァーレマックス」の初の日本国内建造船“NSU CARAJAS”が同日、J続き

2019年12月27日

トレーダーのガンボー、19年はLNG船用船が50件超

 トレーダーのガンボーはこのほど、2019年のLNG事業について振り返り、同年のLNG船の用船が50件を超えたことを明らかにした。同社は「引き続きLNG船で最大の用船者だった」とし続き

2019年12月27日

商船三井、欧州近海自動車船100%子会社化、ホーグから株式取得

 商船三井は20日、ホーグオートライナーズ(ノルウェー)と折半出資の欧州近海自動車船社ユーロ・マリン・ロジスティクス(EML、ベルギー)のホーグ保有株式を取得し、100%子会社化し続き

2019年12月26日

《連載》マーケットを読む!(25)<自動車船>、商船三井自動車船部長 平田浩一 氏

■船腹量700隻割れも  ― 自動車船マーケットの見通しは。  「2016~17年頃は船腹余剰傾向が顕著だったが、現在は概ねバランスしている。もちろん荷動き次第ではあるが、足元の続き

2019年12月26日

2019年のVLCC市況、中東/極東航路、年平均4万ドル、損益分岐点超

 2019年のVLCC市況は大方の予想に反した1年となった。19年の中東/極東航路のボルチック指数平均はWS(ワールドスケール)65.97、日建て用船料換算3万9554ドル(201続き

2019年12月26日

ケープ年平均、1.8万ドルに改善、中小型バルカーは前年平均下回る

 英ボルチック・エクスチェンジが公表するバルカーの主要航路平均用船料は24日、年内最後の発表が行われ、各船型の2019年の年間平均値が確定した。バルカー4船型の主要航路平均用船料の続き

2019年12月25日

《連載》LNG輸入50年/《海運造船座談会》日本海事産業とLNG船ビジネス<下>、契約短期化で重要性増すリスク分散

■トラブルの増加  司会 LNG船ビジネスに関わるクラスターに対する評価や要望は。  河野「従来のLNG船ビジネスは長期契約が主体で、日本の造船技術やファイナンスなどが競争力の源続き

2019年12月25日

ケミカル船、業界集約、来年以降も注目、19年もM&Aや提携の動き

 ケミカル船業界の集約が2019年も進んだ。M&A(合併・買収)や業務提携などによるオペレーターの集約は運賃の安定化や改善につながるとの期待がある。今年もケミカル船運賃市況が浮揚力続き

2019年12月25日

ケミカル船、20年は船腹成長率0%、イーストポート予測、解撤増加で

 シンガポールの海運ブローカー、イーストポートによると、2020年のケミカル船の船腹量は重量トンベースで増減しない見通しだ。硫黄酸化物(SOx)規制開始により燃費効率の悪い高齢船の続き

2019年12月25日

米国、コスコ(大連)への制裁猶予延長

 米財務省はこのほど、コスコ・シッピング・タンカー(大連)への制裁について、猶予期間を延長すると発表した。猶予期間は2020年2月4日まで。当初、猶予は12月20日までの予定だった続き

2019年12月24日

《連載》LNG輸入50年/《海運造船座談会》日本海事産業とLNG船ビジネス<中>、日本造船、求められるロット対応力

■安全・品質に強さ  司会 邦船社のLNG船ビジネスにおける強みと課題は。  河野「われわれの強みは日本の顧客に鍛えられたことで、コスト競争力、品質、安全に対する考え方を高めてき続き

2019年12月24日

英NYKエナジー、仏向けLNG船契約積み増し、野尻MDに聞く

 英国ロンドンに拠点を置く日本郵船100%出資のNYKエナジー・トランスポート(アトランティック)は昨年から今年にかけてフランスのエネルギー企業向けの新造LNG船用船契約を積み上げ続き

2019年12月24日

トップシップス、スクラバー付MR型2隻を新造買船、トラフィグラに貸船

 ギリシャ船主トップシップスは19日、硫黄酸化物(SOx)スクラバー搭載のMR型プロダクト/ケミカル船2隻を新造買船すると発表した。対象船は韓国の現代尾浦造船で建造され、2020年続き

2019年12月24日

飯野海運、メタノール燃料メタノール船竣工、ウォーターフロント向け

 飯野海運は23日、同社初の二元燃料主機関搭載船であるメタノール船“Creole Sun”が韓国の現代尾浦造船で竣工したと発表した。同船は飯野海運と三井物産の共同出資会社が保有し、続き

2019年12月24日

出光タンカーと昭シェル船舶合併、1月1日付で、VLCC船隊20隻強

 出光タンカーが昭和シェル船舶を2020年1月1日付で吸収合併する。これにより出光興産の外航海運部門が1社に集約される。合併後の船隊は自社管理船と用船あわせてVLCC船隊は21隻程続き

2019年12月24日

JERA、ペトロチャイナとLNG事業で覚書

 JERAは19日、中国石油天然気集団公司(CNPC)傘下の中国石油国際事業有限公司(ペトロチャイナ・インターナショナル)との間でLNGビジネスに関する覚書を締結したと発表した。両続き

2019年12月23日

《連載》LNG輸入50年/《海運造船座談会》日本海事産業とLNG船ビジネス<上>、競争環境が激変、成長分野取り込む術は

 日本が培ってきたLNG船ビジネスは初期のコンソーシアム方式から個別対応へと変化を遂げてきた。市場が急速に拡大する今、日本の海運、造船がこの成長分野にいかに取り組んでいくのか。日本続き

2019年12月23日

《連載》レトロフィット船主・修繕ヤード対談<下>/乾汽船/JMU因島、1番船で得た教訓を次回に生かす

<第2部座談会出席者> 乾汽船・橋本修船舶管理部長 乾汽船・豊田大介船舶管理部工務監督 ジャパンマリンユナイテッド因島工場・山本尚毅艦船修理部長 ジャパンマリンユナイテッド因島工場続き

2019年12月23日

Mマリタイム、JMU建造カムサ型を中古買船、船隊17隻に拡大へ

 ギリシャのバルカー船主Mマリタイムはこのほど、ジャパンマリンユナイテッド(JMU)建造の8万1056重量トン型バルカー(2014年建造)を中古買船した。これにより同社の船隊は自社続き