海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2019年9月25日

日本郵船、国内初のLNG燃料自動車船建造、新来島で2020年秋竣工

 日本郵船は24日、日本国内で初となるLNG燃料自動車船の建造を発表した。新来島豊橋造船で2020年秋頃に竣工予定で、主に長距離の完成車輸送に投入される見通し。郵船は、川崎汽船、中続き

2019年9月25日

VLCC市況は高止まり、サウジの石油施設攻撃後、アフラなど続伸

 14日のサウジアラビアの石油関連施設への攻撃後、原油の荷役は多少の遅延は発生したものの、足元では徐々に落ち着きを取り戻しつつある。事件後、タンカー市況は上昇に転じた。燃料油価格の続き

2019年9月25日

スコルピオ・バルカーズ、ハンディマックス2隻中古売船

 イタリア系船主スコルピオ・バルカーズは23日、ハンディマックス・バルカー(ウルトラマックス級)2隻を合計3790万ドルで第三者に売船すると発表した。2019年10月に引き渡される続き

2019年9月25日

ケープ市況、1カ月ぶり3万ドル割れ、急騰後2回目の調整局面

 英ボルチック・エクスチェンジが公表するケープサイズ・バルカー主要5航路平均用船料の23日付は、前日比358ドル安い2万9811ドルとなり、8月22日以来およそ1カ月ぶりに3万ドル続き

2019年9月25日

OCIMF、FPSO評価指針改定

 OCIMF(石油会社国際海事評議会)は23日、浮体式石油設備に関する評価ガイドラインを更新したと発表した。FPSOを対象とし、トップサイド、タレット係留、海底システムなどとの関わ続き

2019年9月24日

《連載》マーケットを読む!⑧<ケープサイズ>、日本郵船製鉄原料グループ長 太田千秋氏

 ― ケープサイズ市況の短期的な見通しは。  「しばらくは好調が続くだろう。2020年の先物が若干下がっているが、足元の市況は底堅く、鉄鉱石も順調に動いている。供給面では、硫黄酸続き

2019年9月24日

石炭・LNGトレーディングのJERAGM、燃料調達最適化、「船は重要なツール」

 シンガポールに本社を置き、燃料トレーディングを手掛けるJERAグローバル・マーケッツ(JERAGM)は今年4月に従来の石炭だけでなく、LNGにも事業領域を拡大した。親会社のJER続き

2019年9月24日

TMSカーディフ・ガス、新造LNG船をトタルに貸船

 TMSカーディフ・ガスは18日、トタール・ガス&パワーと新造LNG船1隻の定期貸船契約を締結したと発表した。契約期間は最短でも7年。TMSはX-DFエンジンを搭載した17万400続き

2019年9月24日

穀物メジャーがデジタルプラットフォーム、穀物売買取引後の業務効率化

 穀物メジャーのグレンコアは19日、同業のカーギルらが取り組む穀物の売買取引後のプロセスを効率化するデジタルプラットフォーム構築プロジェクトに参加すると発表した。売買取引後の輸出入続き

2019年9月24日

アメリカン・エタン社、VLEC17隻発注、中国向けに投入

 米ヒューストンのアメリカン・エタン社(AEC)は17日、VLEC17隻の発注を明らかにした。船型は15万立方㍍級で、世界最大のエタン船となる。発注先は中国の滬東中華造船と江南造船続き

2019年9月24日

パナマックス、1年物用船が2カ月ぶり表面化、1万2500ドルで

 19日付の英ボルチック・エクスチェンジ用船成約レポートによると、中国船社シノイーストが2012年建造の7万5480重量トン型“Great Hope”を期間1年・日建て用船料1万2続き

2019年9月20日

《連載》復権、ドライバルク②、川崎汽船・浅野敦男専務、ドライバルク部門全体の最適解を

 川崎汽船の浅野敦男専務は、ドライバルク事業の今後の運営方針について「部門全体での最適解を導きたい」と語る。「中小型船は長期契約の割合が低くリスクが大きく見える。また現状ではコスト続き

2019年9月20日

《連載》マーケットを読む!⑦<VLCC、VLGC、LRⅡ型プロダクト船>、日本郵船タンカーグループ長 西島裕司氏

■VLCC市況の大崩れなし  ― VLCC運賃市況の短期的な見通しは。  「硫黄酸化物(SOx)規制と米国シェールオイル増産が大きなプラス要素だ。同規制対応で船腹供給が絞ら続き

2019年9月20日

日本郵船、ベトナム石炭火力向け25年COA、中型バルカー4隻投入

 日本郵船は19日、ベトナム中南部バンフォンに建設される新規石炭火力発電所向けの長期輸送契約を締結したと発表した。住友商事の子会社バンフォン・パワー・カンパニーとの間で2023年間続き

2019年9月20日

ビトール、新造LNG船を10年用船、Hラインから

 トレーダーのビトールは18日、韓国のHライン・シッピングから新造LNG船1隻を10年間、定期用船すると発表した。ビトールは用船期間の延長や、さらなるLNG船を用船するオプションを続き

2019年9月20日

フロントライン、スエズ買船オプション行使せず

 ジョン・フレドリクセン氏傘下のタンカー船社フロントラインは18日、トラフィグラの子会社からスエズマックス・タンカーを最大14隻を買船する契約で、追加買船オプションを行使しないと発続き

2019年9月20日

山東海運、カムサ4隻・MR8隻新造発注

 海外紙によると、中国・山東省政府系船社の山東海運が、パナマックス・バルカー(カムサマックス型)4隻を中遠海運重工に、MR型プロダクト船8隻を新時代造船に発注したようだ。いずれも中続き

2019年9月19日

《連載》マーケットを読む!⑥<ハンディバルカー>、NYKバルク・プロジェクト執行役員 津野泰明氏

 ― ハンディのマーケットはケープサイズ・パナマックスと比べると出遅れ感があった。足元のマーケットは。  「基本的にケープサイズとパナマックスに引っ張られて上昇している。荷動き自続き

2019年9月19日

星港の興洋海運アジア、アジア域内の4隻にスクラバー

 外航ケミカル船社、興洋海運のシンガポール法人、興洋海運アジアは2020年以降の市場環境の変化に備え体力を蓄える考えだ。興洋海運は硫黄酸化物(SOx)規制に対して、リスクヘッジの一続き

2019年9月19日

サウジの石油施設攻撃、遅延発生も荷役・船舶運航は継続

 石油関連施設が攻撃を受けたサウジアラビアでは、原油の積み出し港であるラスタヌラの原油荷役に多少の遅延は発生しているが行われている状況だという。現地でのVLCCなど船舶のオペレーシ続き