海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2020年3月9日

BWオフショアの2019年通期、純利益3倍、EBITDA過去最高、FPSOなど好調

 BWグループでFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)など海洋事業を展開するBWオフショアの2019年通期決算は純利益が1億610万ドルで前年の3倍となった。売上高が前年続き

2020年3月9日

共栄タンカー、小型LPG船参入、旭洋造船で9100立方㍍型新造、海外用船者向け

 共栄タンカーが小型LPG船の船主業に参入する。6日の取締役会で旭洋造船に9100立方㍍型の外航LPG船1隻を新造発注することを決め、同日発表した。共栄タンカーはLPG船では大型船続き

2020年3月9日

パックスオーシャン、五洋とSEP船建造契約締結

 パックスオーシャン・グループはこのほど五洋建設とSEP船(自己昇降式作業船)の建造契約を締結したと発表した。インドネシア・バタムの造船所で建造し、2022年第3四半期に竣工する予続き

2020年3月6日

《連載》オペレーターの今と目線⑦田渕海運 田渕訓生社長、外航船拡大、内航船員不足に具体策

 内航・外航タンカー事業を手掛ける田渕海運は近年、外航事業の拡大を進めてきた。外航船は昨年3隻竣工し、2021年初までに21隻体制とする計画。今後の新造発注は様子見とするが、「同じ続き

2020年3月6日

VLCC市況、損益分岐点に復帰、洋上備蓄増加、バンカー価格低下で

 VLCCのスポット運賃市況は指標となる中東/中国航路で損益分岐点水準へと復帰した。4日付のボルチック指数はWS(ワールドスケール)49.56、日建て用船料換算で3万670ドル。コ続き

2020年3月6日

ノルデン、最終利益14%増の2280万ドル、タンカーが黒字転換

 デンマークの不定期船大手ノルデンが4日に発表した2019年通期業績は、売上高が前年比5%増の25億8390万ドル、営業利益(EBIT)が44%増の5680万ドル、調整後の純利益が続き

2020年3月6日

SEA/LNG、LNG燃料ケープの経済性調査、豪州/中国航路で高い投資対効果

 LNG船舶燃料の普及に取り組む国際組織SEA/LNG(本部:ロンドン)はこのほどLNG燃料ケープサイズ・バルカーの経済性に関する調査を行い、豪州/中国航路の21万重量トン型新造船続き

2020年3月6日

アウィルコLNG、19年度のEBITDA12%増

 LNG船社アウィルコLNGの2019年12月期決算は売上高が前の期比7%減の3708万ドル、EBITDA(金利・税・償却前利益)が12%増の2521万ドル、EBIT(金利・税引き続き

2020年3月5日

《連載》Fleet Data船腹調査(6)自動車船、発注残が記録的低水準

 世界の自動車船の船腹量は、ベッセルズ・バリューのデータによると現在795隻(2019年以前の竣工船)となっている。これに対して新造発注残(2020年以降竣工予定船)はわずか30隻続き

2020年3月5日

フレックスLNGの2019年通期、LNG船隊拡大で純利益4割増

 フレックスLNGの2019年通期決算は純利益が前年比44%増の1697万ドルだった。売上高は55%増の1億1997万ドル、営業利益は90%増の5501万ドル。LNG船隊の拡大が寄続き

2020年3月4日

《連載》オペレーターの今と目線⑥JFE物流・澤幹夫常務、船隊整備は規模よりも輸送効率重視

 JFEスチールの鋼材・原料輸送を担うJFE物流は、海運部門で内航船135隻と外航船10隻を運航している。澤幹夫常務は内航・外航ともに「船隊規模の拡大よりも輸送の効率化を目指す」と続き

2020年3月4日

ティーケイ・タンカーズの2019年決算、純利益4136ドル、市況上昇で黒字に

 中型タンカー大手ティーケイ・タンカーズの2019年通期決算は純利益が4136万ドルとなり、前年の5255万ドルの赤字から黒字に転換した。10~12月期に原油船のスポット市況が20続き

2020年3月4日

シェル予測、40年までにLNG需要7億トンに、アジアけん引、中国1.3億トン

 ロイヤル・ダッチ・シェルは世界のLNG(液化天然ガス)需要が2040年までに7億トンになると予測する。2019年の需要は前年比12.5%増の3億5900万トンで、今後20年間で倍続き

2020年3月4日

BW・LPGの2019年決算、市況上昇で黒字転換、最終益2.7億ドル

 大型LPG船(VLGC)最大手BW・LPGの2019年通期決算は、最終利益が2億7390万ドルとなり、前年の7239万ドルの損失から大幅に改善、黒字に転換した。堅調なVLGCスポ続き

2020年3月4日

アバンス・ガスの2019年決算、純利益5595万ドルへと黒字転換

 大型LPG船(VLGC)を保有・運航するアバンス・ガスの2019年通期決算は、純利益5595万ドルとなり前年の4322万ドルの赤字から黒字に転換した。堅調なVLGC市況を反映し、続き

2020年3月4日

パンオーシャンの19年通期業績、最終利益ほぼ横ばいの1.2億ドル

 韓国船社パンオーシャンの2019年通期業績は、売上高が8%減の20億6200万ドル、営業利益が3%増の1億7500万ドル、最終利益がほぼ横ばいの1億2300万ドルだった。  セグ続き

2020年3月4日

ブラジル沖鉱石船事故、燃料油漏れなし

 ブラジル資源大手ヴァーレは2月28日、韓国のポラリス・シッピングが運航する大型鉱石船(VLOC)“Stellar Banner”が出航後に船首に損傷を受けた事故への対応の続報を発続き

2020年3月3日

《連載》Fleet Data船腹調査(5)LNG船、発注残130隻、高齢ST船の行方は

 ベッセルズ・バリューによると、世界のLNG船は発注残を含めて約710隻(このうち発注残約130隻)ある。過去2年間、世界的に新造整備が進む一方、スクラップはブローカーレポートによ続き

2020年3月3日

《連載》オペレーターの今と目線⑤太平洋汽船/太平洋沿海汽船・三木賢一社長、人材育成し技術ベースの会社に

 日本郵船と複数の有力荷主企業を株主に持つドライバルク船社の太平洋汽船と、その内航子会社の太平洋沿海汽船。三木賢一社長は「船を造り増やすよりも、持っている技術で役に立つ方法を模索し続き

2020年3月3日

BW・LPG、LPG燃料化、改造計12隻に

 大型LPG船(VLGC)最大手のBW・LPGがVLGCのLPG燃料化をさらに進める。既存船の改造(レトロフィット)でLPG燃料化のオプションを2月に行使したことを通期決算発表の中続き