海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2020年10月16日

パシフィックベイスン、市況改善で中古買船再開を検討

 香港のハンディバルカー運航大手パシフィックベイスンは14日に発表した2020年第3四半期(7~9月)事業報告の中で、新型コロナウイルス感染拡大を受けて一時停止した中古買船の再開を続き

2020年10月16日

スコルピオ・バルカーズ、ハンディマックス2隻売船

 ニューヨーク証券取引所に上場するイタリア系船主スコルピオ・バルカーズは14日、ハンディマックス・バルカー(ウルトラマックス型)2隻の売船を決めたと発表した。2017年中船澄西船舶続き

2020年10月15日

ストルト、6~8月大幅増益、燃料費減でケミカル船営業益9割増

 ケミカル船大手ストルトニールセンの2020年6~8月期決算は大幅な増益となった。売上高は前年同期比8%減の4億7400万ドルと減収だったが、営業利益は68%増の7381万ドル、純続き

2020年10月15日

原油18%増、石炭は38%減、中国、9月鉄鉱石輸入量9%増

 中国税関総署が13日発表した2020年9月の鉄鉱石輸入量は前月比9.3%増の1億855万トンだった。同国の粗鋼生産量が高水準で推移しているためで、4月以降6カ月連続で前年を上回っ続き

2020年10月15日

商船三井内航、初のバイオマス燃料輸送船竣工、海田バイオマスパワー向け

 商船三井グループの商船三井内航(中島正歳社長)運航船で初となる内航バイオマス燃料輸送船“海栄丸”(写真)の命名・竣工式が、9月29日に村上秀造船(愛媛県今続き

2020年10月15日

ヴァーレ、中国の鉄鉱石ターミナル拡張

 ブラジル資源大手ヴァーレは10日、中国の寧波・舟山港を運営する事業者とのジョイント・ベンチャー(JV)を設立し、舟山市・鼠浪湖の鉄鉱石ターミナルの保管ヤードと積載バースを拡張する続き

2020年10月14日

《連載》NSユナイテッド海運発足10周年⑤【安全運航・環境保全】、海技部門の本体統合で効果、新組織でGHG削減と先進技術活用推進

 NSユナイテッド海運は発足当時、グループの海上技術部門を船舶管理子会社NSユナイテッドマリンに一元化していたが、2014年にその機能を本体に統合した。海上技術に関わる機能が本体へ続き

2020年10月14日

チャイナ・ナビゲーション、プロジェクト輸送部門を新設

 スワイヤ・グループのチャイナ・ナビゲーション(シンガポール)は13日、エネルギー・資源・インフラ産業向けのプロジェクト輸送部門「スワイヤ・プロジェクツ」を立ち上げたと発表した。 続き

2020年10月14日

第9回LNG産消会議、LNGチェーンの脱炭素化など議論、オンライン開催

 経済産業省などが主催する第9回LNG産消会議が12日夜、オンラインで開催された。脱炭素化の機運の高まりなど、LNGを取り巻く環境が大きく変化する中で、LNGに期待されることや、取続き

2020年10月14日

エネルギー基本計画見直し検討開始、邦船社の燃料輸送・再エネ事業に影響

 経済産業省が日本の電源のベストミックスなどを示す「エネルギー基本計画」の見直しに向けた検討に着手した。新計画は邦船社の主要事業である日本向けのLNG、石油、石炭輸送事業のほか、邦続き

2020年10月14日

JERA、アンモニア混焼などでゼロエミ火力、アンモニア輸送船需要も

 JERAは13日、国内外の事業で2050年のCO2ゼロエミッションに挑戦すると発表した。まずは国内事業のロードマップを策定し、2030年までに同社が国内で保有する非効率な石炭火力続き

2020年10月14日

ジャンボ韓国、新トップ就任

 オランダの重量物船運航船社ジャンボはこのほど、11月1日付で韓国法人のマネージングディレクターにジェイソン・ファン氏が就任すると発表した。現マネージングダイレクターのパク・キギュ続き

2020年10月13日

《連載》マーケットを読む!⑦<自動車船>、買い控えの反動で荷動き急回復も、マリントレーダー 山田裕彦社長

■リーマン・震災時との比較  ― 過去の完成車荷動き急減とそれぞれの特徴は。  「2008年9月のリーマン・ショックは金融機関の破綻を発端に実物経済・金融経済に悲惨な影響を与え、続き

2020年10月13日

スコルピオ・バルカーズ、パナマックスの売船進める、風車設置船参入で資産入れ替え

 ニューヨーク証券取引所に上場するスコルピオ・バルカーズがパナマックス・バルカーの売船を進めている。先月28日から今月9日にかけてカムサマックス級(8万2000重量トン型)計3隻の続き

2020年10月12日

《連載》NSユナイテッド海運発足10周年④【資源エネルギー輸送】、中型バルカー、日本ベースに海外強化、VLGCで安定収益、ガス焚き船への展開も視野

 NSユナイテッド海運は2019年6月に石炭グループと油送船グループを統合し、「資源エネルギーグループ」を発足した。同グループは8~9万重量トン台のポストパナックス/パナマックス・続き

2020年10月12日

ケープサイズ市況、約2000ドル下落し3.1万ドルに、急騰の反動で

 英ボルチック・エクスチェンジが公表するケープサイズ・バルカー主要5航路平均用船料の8日は、前日比1958ドル安い3万1507ドルと、2日連続で1000ドル以上下落した。9月中旬以続き

2020年10月9日

IHSマークイット、機械学習型ドライ市況予測開発、ボルチック取引所と協力

 英調査会社IHSマークイットは8日、英ボルチック・エクスチェンジとの契約の下で100%機械学習型ドライバルク市況予測モデルを開発したと発表した。同モデルが予測したケープサイズ主要続き

2020年10月9日

VLCC改造鉱石船、9月に6隻がスクラップ売船

 マーケットレポートによると、9月にVLCC改造大型鉱石船(VLOC)6隻がスクラップ売船された。英船価鑑定大手ベッセルズ・バリューのデータによると、6隻は1980年代から90年代続き

2020年10月8日

《連載》NSユナイテッド海運発足10周年③【不定期船・近海船】、コモンキャリアとして50隻維持、三国間・バイオマス輸送など強化

 NSユナイテッド海運は一般不定期船事業に投入するハンディサイズ/ハンディマックス・バルカーと近海船の基幹船隊合計約50隻を運航し、日本出しの鋼材や南米出しの銅精鉱などを輸送してい続き

2020年10月8日

パナマックス期間用船、ドレフュスが1.1万ドルで1年用船

 英ボルチック・エクスチェンジの6日付の成約レポートで、パナマックス・バルカーの約1年の期間用船が表面化した。2010年建造の7万6980重量トン型“Magic Horizon”を続き