海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2020年2月5日

エクセルレート、パキスタンの投入FSRUを大型化

 米エクセルレート・エナジーは1月30日、パキスタンのポートカシム港に投入しているFSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)を新造船で置き換えて、LNG輸入能力を拡大すると発表した続き

2020年2月4日

《連載》短期契約の世界①、始まりはドライ市況低迷から、環境・安全対応が長契復活のカギ

 海事業界における契約短期化の流れはドライバルク部門から始まった。リーマン・ショック後のスポット用船市況低迷と船余りを受けて、コストベースで価格を算定する長期契約の割高感が荷主に意続き

2020年2月4日

米国、コスコ(大連)の制裁解除、VLCC市況、下落基調がより鮮明に

 米国によるコスコ・シッピング・タンカー(大連)への制裁が解除された。米国財務省が1月31日に発表した。コスコ(大連)のVLCC26隻が市場に戻ってくることになる。1月中旬以降続落続き

2020年2月4日

ケープサイズ市況、BCI、異例のマイナスに

 英ボルチック・エクスチェンジが公表するボルチック・ケープサイズ・インデックス(BCI)の31日付は、前日比21ポイント安い-20となり、異例のマイナス圏まで下落した。  ケープサ続き

2020年2月3日

邦船不定期船部門業績、ドライ下振れ・タンカー上振れ

 邦船大手3社の不定期専用船部門の2020年3月期通期経常利益予想は、ドライバルク部門が市況やスクラバー搭載工事の長期化などで下振れするが、タンカーが市況好調で上振れする。タンカー続き

2020年2月3日

飯野海運、4~12月期経常益44%減の25億円

 2019年4~12月期決算は営業利益が前年同期比32%減の30億円、経常利益が44%減の25億円だった。純利益は60%減の21億円となった。原油船の入渠による営業費用の増加や飯野続き

2020年2月3日

明治海運、4~12月期経常益36億円、通期を上方修正

 2019年4~12月期の営業利益は前年同期比12%増の41億円、経常利益は前年同期並みの36億円だった。また、通期業績予想を売上高と利益全段階で上方修正した。当初未定としていた期続き

2020年2月3日

川崎近海汽船、4~12月期経常益30%増の21億円

 2019年4~12月期の営業利益は前年同期比36%増の20億7700万円、経常利益は30%増の20億9000万円だった。近海部門は赤字となったが、内航部門とオフショア支援船(OS続き

2020年2月3日

NSユナイテッド海運、4~12月期経常益26%減

 2019年4~12月期の営業利益は前年同期比19%減の58億2500万円、経常利益は26%減の47億2400万円だった。硫黄酸化物(SOx)スクラバー搭載工事による船舶の稼働率低続き

2020年2月3日

MOLケミカルタンカー、ロイズグローバル賞

 商船三井グループのケミカル船社MOLケミカルタンカーが海事紙ロイズリストによる2019年の「グローバル・アワード」を受賞した。同社は昨年12月、ノルディック・タンカーズの買収ディ続き

2020年1月31日

自動車船、20年の荷動き、前年から傾向変わらず、発注停滞・船腹減少も継続

 自動車船業界関係者は、2020年の完成車の海上荷動きについて、前年の傾向が続くと予想している。米国、欧州の自動車販売台数は減少基調だが、両地域向けの荷動きが大きく減ることは想定さ続き

2020年1月31日

ダイアナ・シッピング、82型BC1年貸船、1.1万ドルで、ケープ1隻売船

 ニューヨーク証券取引所に上場するギリシャ船主系バルカー船社のダイアナ・シッピングは29日、パナマックス・バルカー(カムサマックス型)1隻の期間約1年の定期貸船契約の締結と、ケープ続き

2020年1月31日

UAE・シャルジャ沖でVL炎上、メンテナンス中に出火か

 アラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャ沖で29日、高齢のVLCCで火災が発生したようだ。出火原因は現在調査中だが、初期の報告ではメンテナンス作業中に発生したとされている。現時点で続き

2020年1月30日

ティーケイ・オフショア、投資会社による買収完了、社名「アルテラ」に

 ティーケイ・オフショア・パートナーズはこのほど投資会社による買収手続きが完了したことを明らかにした。役員など新体制に移行し、社名も「アルテラ・インフラストラクチャー」へと変更する続き

2020年1月30日

ティーケイ・タンカーズ、米国外でのSTS支援事業を売却、スエズ売船も

 ティーケイ・タンカーズは28日、米国外での石油やガスのシップ・ツー・シップ(STS)の支援サービス事業を売却すると発表した。売却先はヒリ・ベンチャーズ。米ガルフでのフルサービスで続き

2020年1月30日

NBP、木質ペレット長期輸送契約、加バイオマス大手と

 日本郵船グループのNYKバルク・プロジェクト(NBP)が、カナダのバイオマス燃料製造大手ピナクル・リニューアブル・エナジーと木質ペレットの長期輸送契約を締結した。ピナクルがこのほ続き

2020年1月30日

船齢41年のLNG船が解撤売船、老齢船の動向に注目

 海外紙によると、船齢41年のLNG船が解撤売船されたようだ。1979年に建造された12万6000立方㍍型のモス型船“GCL”(以前の船名は“Libra”)で、世界に約600隻ある続き

2020年1月30日

ドライ市況、BDIが16年4月以来の低水準、新型肺炎も影落とす

 バルカー全船型の運賃・用船料指数BDI(ボルチック・ドライ・インデックス)の28日付は、前日比7ポイント下落して539となった。ドライバルク市況が過去最低水準に落ち込んだ2016続き

2020年1月29日

今年のVLGC市況、好調継続見込み、輸送需要堅調、米国の輸出拡大

 2020年の大型LPG船(VLGC)市況は19年の好調が継続する見込みだ。引き続き米国を中心としたLPG輸出の増加、中国・インドの需要拡大が見込まれる。LPGの地域間の価格差が輸続き

2020年1月28日

トーム、スクラバー搭載のLRⅡ型2隻発注、広船国際に

 プロダクト船社トームは23日、中国の広州広船国際造船(GSI)にスクラバー搭載のLRⅡ型プロダクト船2隻を発注したと発表した。2021年の第4四半期に引き渡される予定。デュアルフ続き