海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2020年3月12日

ケープサイズ解撤、2月は8隻、市況低迷で加速、若齢船の売船も続く

 英国の調査会社クラークソン・リサーチの集計によると、2月のケープサイズ・バルカー(10万重量トン以上)の解撤量は8隻・およそ140万重量トンだった。1月実績の5隻を上回り、用船市続き

2020年3月12日

星港パビリオン、LNGタンク利用で5年契約

 シンガポールの政府系エネルギー会社パビリオン・エナジーは10日、LNGターミナルを運営するシンガポールLNGコーポレーション(SLNG)とLNGの貯蔵とリロードに関する5年間の契続き

2020年3月12日

出光、シェルブランドの潤滑油事業譲渡へ協議

 出光興産はこのほど、シェルブランドの潤滑油事業の譲渡に関する協議を開始すると発表した。完全子会社シェルルブリカンツジャパン(SLJ)の全株式と同社が営むシェルブランド潤滑油事業に続き

2020年3月11日

<原油急落>タンカー市況、プラス・マイナス両面、洋上備蓄増加か

 原油価格急落によるタンカー・マーケットへの影響が注目されている。輸送需要、船腹供給の両面から影響が出てくる。需要面は、価格低下で原油需要が喚起される面はあるものの現在はコロナウイ続き

2020年3月11日

<原油急落>自動車船、産油国向け荷動きへの影響懸念

 自動車船関係者は、原油価格急落による中東など産油国向けの完成車荷動きへの影響を懸念している。低迷が続いていた中東向け荷動きは「ようやく薄日が差してきた」(邦船大手自動車船担当者)続き

2020年3月10日

中国鉄鉱石輸入量、2%増、1~2月統計、原油5%増、石炭は33%増

 中国税関総署が発表した2020年1~2月の鉄鉱石の輸入量は、前年同期比1.5%増の1億7864万トンで微増となった。1~2月の石炭の輸入量は33.1%増の6806万トンと大幅に増続き

2020年3月10日

フロントライン、中国リースで5.44億ドルを調達、スエズ型10隻の購入資金に

 ジョン・フレドリクセン氏傘下のタンカー船社フロントラインは6日、中国のICBCファイナンシャル・リーシングの最大5億4400万ドルのセール・アンド・リースバック融資契約を締結した続き

2020年3月10日

ツァコス、スエズ型3隻、製品船2隻売却

 タンカー船主ツァコス・エナジー・ナビゲーションは6日、スエズマックス・タンカー3隻とプロダクト船2隻を売却すると発表した。船隊の近代化を進める。売却価格は総額1億400万ドル。 続き

2020年3月10日

VLCC市況週間レポート(3月2日~6日)、中東/極東航路、日建て3万ドル超に

 VLCCスポット運賃市況は2020年第10週、指標となる中東/極東航路のボルチック指数の週平均がWS(ワールドスケール)49.2(前週はWS45.8)、日建て用船料換算は3万84続き

2020年3月10日

ユーロナブ、VLCCの新造買船、さらに1隻、スクラバー搭載船

 ベルギーの原油船大手ユーロナブは6日、VLCC1隻を新造買船したと発表した。スクラバーとバラスト水処理装置の搭載船。買船価格は9300万ドル。同社は先月VLCC3隻を新造買船して続き

2020年3月10日

サブシー7、最終赤字に転落

 英国の海洋エンジニアリング大手のサブシー7の通期決算は、売上高が前年比10%減の36億5700万ドル、営業損益が前年の2億ドルの黒字から2300万ドルの赤字に、純損益が前年の1億続き

2020年3月9日

海外不定期船社の19年業績、ドライ部門は減益・赤字転落、タンカーは黒字転換

 海外の主要不定期船社の2019年通期業績は、ドライバルクとタンカーで明暗が分かれた。ドライ主力船社は年前半の市況低迷を受けて赤字への転落や減益が相次いだ。大型船を中心とする硫黄酸続き

2020年3月9日

BWオフショアの2019年通期、純利益3倍、EBITDA過去最高、FPSOなど好調

 BWグループでFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)など海洋事業を展開するBWオフショアの2019年通期決算は純利益が1億610万ドルで前年の3倍となった。売上高が前年続き

2020年3月9日

共栄タンカー、小型LPG船参入、旭洋造船で9100立方㍍型新造、海外用船者向け

 共栄タンカーが小型LPG船の船主業に参入する。6日の取締役会で旭洋造船に9100立方㍍型の外航LPG船1隻を新造発注することを決め、同日発表した。共栄タンカーはLPG船では大型船続き

2020年3月9日

パックスオーシャン、五洋とSEP船建造契約締結

 パックスオーシャン・グループはこのほど五洋建設とSEP船(自己昇降式作業船)の建造契約を締結したと発表した。インドネシア・バタムの造船所で建造し、2022年第3四半期に竣工する予続き

2020年3月6日

《連載》オペレーターの今と目線⑦田渕海運 田渕訓生社長、外航船拡大、内航船員不足に具体策

 内航・外航タンカー事業を手掛ける田渕海運は近年、外航事業の拡大を進めてきた。外航船は昨年3隻竣工し、2021年初までに21隻体制とする計画。今後の新造発注は様子見とするが、「同じ続き

2020年3月6日

VLCC市況、損益分岐点に復帰、洋上備蓄増加、バンカー価格低下で

 VLCCのスポット運賃市況は指標となる中東/中国航路で損益分岐点水準へと復帰した。4日付のボルチック指数はWS(ワールドスケール)49.56、日建て用船料換算で3万670ドル。コ続き

2020年3月6日

ノルデン、最終利益14%増の2280万ドル、タンカーが黒字転換

 デンマークの不定期船大手ノルデンが4日に発表した2019年通期業績は、売上高が前年比5%増の25億8390万ドル、営業利益(EBIT)が44%増の5680万ドル、調整後の純利益が続き

2020年3月6日

SEA/LNG、LNG燃料ケープの経済性調査、豪州/中国航路で高い投資対効果

 LNG船舶燃料の普及に取り組む国際組織SEA/LNG(本部:ロンドン)はこのほどLNG燃料ケープサイズ・バルカーの経済性に関する調査を行い、豪州/中国航路の21万重量トン型新造船続き

2020年3月6日

アウィルコLNG、19年度のEBITDA12%増

 LNG船社アウィルコLNGの2019年12月期決算は売上高が前の期比7%減の3708万ドル、EBITDA(金利・税・償却前利益)が12%増の2521万ドル、EBIT(金利・税引き続き