海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2020年10月15日

ヴァーレ、中国の鉄鉱石ターミナル拡張

 ブラジル資源大手ヴァーレは10日、中国の寧波・舟山港を運営する事業者とのジョイント・ベンチャー(JV)を設立し、舟山市・鼠浪湖の鉄鉱石ターミナルの保管ヤードと積載バースを拡張する続き

2020年10月14日

《連載》NSユナイテッド海運発足10周年⑤【安全運航・環境保全】、海技部門の本体統合で効果、新組織でGHG削減と先進技術活用推進

 NSユナイテッド海運は発足当時、グループの海上技術部門を船舶管理子会社NSユナイテッドマリンに一元化していたが、2014年にその機能を本体に統合した。海上技術に関わる機能が本体へ続き

2020年10月14日

チャイナ・ナビゲーション、プロジェクト輸送部門を新設

 スワイヤ・グループのチャイナ・ナビゲーション(シンガポール)は13日、エネルギー・資源・インフラ産業向けのプロジェクト輸送部門「スワイヤ・プロジェクツ」を立ち上げたと発表した。 続き

2020年10月14日

第9回LNG産消会議、LNGチェーンの脱炭素化など議論、オンライン開催

 経済産業省などが主催する第9回LNG産消会議が12日夜、オンラインで開催された。脱炭素化の機運の高まりなど、LNGを取り巻く環境が大きく変化する中で、LNGに期待されることや、取続き

2020年10月14日

エネルギー基本計画見直し検討開始、邦船社の燃料輸送・再エネ事業に影響

 経済産業省が日本の電源のベストミックスなどを示す「エネルギー基本計画」の見直しに向けた検討に着手した。新計画は邦船社の主要事業である日本向けのLNG、石油、石炭輸送事業のほか、邦続き

2020年10月14日

JERA、アンモニア混焼などでゼロエミ火力、アンモニア輸送船需要も

 JERAは13日、国内外の事業で2050年のCO2ゼロエミッションに挑戦すると発表した。まずは国内事業のロードマップを策定し、2030年までに同社が国内で保有する非効率な石炭火力続き

2020年10月14日

ジャンボ韓国、新トップ就任

 オランダの重量物船運航船社ジャンボはこのほど、11月1日付で韓国法人のマネージングディレクターにジェイソン・ファン氏が就任すると発表した。現マネージングダイレクターのパク・キギュ続き

2020年10月13日

《連載》マーケットを読む!⑦<自動車船>、買い控えの反動で荷動き急回復も、マリントレーダー 山田裕彦社長

■リーマン・震災時との比較  ― 過去の完成車荷動き急減とそれぞれの特徴は。  「2008年9月のリーマン・ショックは金融機関の破綻を発端に実物経済・金融経済に悲惨な影響を与え、続き

2020年10月13日

スコルピオ・バルカーズ、パナマックスの売船進める、風車設置船参入で資産入れ替え

 ニューヨーク証券取引所に上場するスコルピオ・バルカーズがパナマックス・バルカーの売船を進めている。先月28日から今月9日にかけてカムサマックス級(8万2000重量トン型)計3隻の続き

2020年10月12日

《連載》NSユナイテッド海運発足10周年④【資源エネルギー輸送】、中型バルカー、日本ベースに海外強化、VLGCで安定収益、ガス焚き船への展開も視野

 NSユナイテッド海運は2019年6月に石炭グループと油送船グループを統合し、「資源エネルギーグループ」を発足した。同グループは8~9万重量トン台のポストパナックス/パナマックス・続き

2020年10月12日

ケープサイズ市況、約2000ドル下落し3.1万ドルに、急騰の反動で

 英ボルチック・エクスチェンジが公表するケープサイズ・バルカー主要5航路平均用船料の8日は、前日比1958ドル安い3万1507ドルと、2日連続で1000ドル以上下落した。9月中旬以続き

2020年10月9日

IHSマークイット、機械学習型ドライ市況予測開発、ボルチック取引所と協力

 英調査会社IHSマークイットは8日、英ボルチック・エクスチェンジとの契約の下で100%機械学習型ドライバルク市況予測モデルを開発したと発表した。同モデルが予測したケープサイズ主要続き

2020年10月9日

VLCC改造鉱石船、9月に6隻がスクラップ売船

 マーケットレポートによると、9月にVLCC改造大型鉱石船(VLOC)6隻がスクラップ売船された。英船価鑑定大手ベッセルズ・バリューのデータによると、6隻は1980年代から90年代続き

2020年10月8日

《連載》NSユナイテッド海運発足10周年③【不定期船・近海船】、コモンキャリアとして50隻維持、三国間・バイオマス輸送など強化

 NSユナイテッド海運は一般不定期船事業に投入するハンディサイズ/ハンディマックス・バルカーと近海船の基幹船隊合計約50隻を運航し、日本出しの鋼材や南米出しの銅精鉱などを輸送してい続き

2020年10月8日

パナマックス期間用船、ドレフュスが1.1万ドルで1年用船

 英ボルチック・エクスチェンジの6日付の成約レポートで、パナマックス・バルカーの約1年の期間用船が表面化した。2010年建造の7万6980重量トン型“Magic Horizon”を続き

2020年10月8日

バルカー船腹動向、ケープ解撤量、9月は2隻

 英シップブローカー大手シンプソン・スペンス・ヤング(SSY)がまとめた2020年9月末時点のバルカー船腹概況によると、ケープサイズ・バルカー(10万重量トン以上)の9月の解撤量は続き

2020年10月8日

<Green×Shipping>海運GHG排出測定の国際枠組み、カーギルなど大手用船者17社が参画

 国際非営利組織のグローバル・マリタイム・フォーラム(GMF)は7日、用船者の温室効果ガス(GHG)排出量を測定する新たな国際的枠組み「The Sea Cargo Charter(続き

2020年10月7日

《連載》マーケットを読む!⑥<ケミカル船>、マーケットの二極化が顕著に、MOLケミカルタンカーズ 飯島敬彦ダイレクター

 ― コロナ禍以降のスポット運賃市況を振り返ってほしい。  「2月頃から需要が落ち込み、まずロットの大きな基礎化学品の運賃市況が低迷した。ただ、製品によっては堅調な需要を維持した続き

2020年10月7日

SAL、米船社インターマリンを買収、重量物船業界に再び再編機運

 ドイツの重量物船社SALヘビーリフト(本社=ハンブルグ)は5日、米国の同業インターマリン(本社=ヒューストン)の株式の過半を取得したと発表した。SALはインターマリンの名称を引き続き

2020年10月7日

ケープサイズ市況、3.4万ドルに続伸、1年ぶり高値

 英ボルチック・エクスチェンジが公表するケープサイズ・バルカー主要5航路平均用船料の5日付は前日比1227ドル高い3万4293ドルで、昨年9月以来およそ1年ぶりの高値水準となった。続き