海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2022年10月21日

《連載》マーケットを読む!⑫<LNG船、VLGC>、飯野海運 妹尾邦彦執行役員、中国PDHプラント稼働状況に注目

 ― LNG船のスポット運賃が上昇してきた。  「特に欧州向けのLNG需要が高まる中で、船をいかに手配し、今年の冬場を乗り切るかが注目されている。ロシアによるウクライナ侵攻を背景続き

2022年10月21日

商船三井、トタルエナジーズと新造LNG船契約、大宇25年竣工船を投入

 商船三井は20日、100%出資子会社を通じて、エネルギー大手トタルエナジーズの子会社トタルエナジーズ・ガス&パワーと新造LNG船1隻を対象とする定期用船契約を締結したと発表した。続き

2022年10月21日

ホーグオートライナーズ、7850台積み自動車船の買船権行使、時価の4割で

 ノルウェーの自動車船運航大手ホーグオートライナーズは19日、裸用船契約の購入権を行使して7850台積み型“Hoegh St. Petersburg”をクレディ・アグリコル・コーポ続き

2022年10月21日

ユーロナブ、環境規制に向け船隊整備進める、さらにスエズマックス1隻売船

 ベルギーのタンカー大手ユーロナブは、2023年1月に開始されるEEXI(就航船燃費規制)などの規制に向け、高齢船を売却するなど船隊整備を進めている。今年、高齢船や非エコ船ULCC続き

2022年10月21日

資源メジャーの7~9月期、鉄鉱石生産量1~3%増

 豪州・ブラジルの資源メジャー各社は19日までに2022年7~9月期の鉄鉱石生産実績を発表し、前値同期比で1~3%増加した。  リオ・ティントの7~9月期の生産量は前年同期比1%続き

2022年10月21日

世界鉄鋼協会、22年の鋼材需要予測を下方修正

 世界鉄鋼協会(WSA)は19日、2022年の世界鋼材需要が前年比2.3%減の17億9670万トンになるとの予測を発表した。インフレの進展や世界的な金利上昇の影響を考慮し、前回予測続き

2022年10月20日

日本郵船、プルタミナ海運子会社へ出資、エネルギー輸送やFSRU・CCSで協業

 日本郵船は19日、インドネシア国営石油・ガス関連企業プルタミナの海運子会社への出資について基本合意したと発表した。プルタミナはインドネシア政府が株式を所有する国営の最大手石油・ガ続き

2022年10月20日

シェル・韓国造船海洋・DNVら、燃料電池技術をLNG船で実証

 エネルギーメジャーのシェルが主導し、船舶への固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell=SOFC)技術の開発を進める。このほど発表した。600kWのSOFC続き

2022年10月20日

香港船主ジンフィ、10年製ポストパナマックス2隻売却、各1725万ドルで

 香港船主ジンフィは18日、2010年建造の9万3000重量トン型ポストパナマックス・バルカー2隻を売船すると発表した。売船価格は各1725万ドル。11月7日から12月20日の間に続き

2022年10月19日

《連載》マーケットを読む!⑪<VLCC、VLGC>、川崎汽船 服部省吾油槽船グループ長、海上輸送の非効率化が市況下支え

 ― 今年足元までのVLCCのスポット運賃市況をどう見ているか。  「欧州向けの原油輸送でスエズマックスの需給が締まり、市況が上がった。スエズマックスが多かった欧州向けだがVLC続き

2022年10月19日

ヒマラヤ・シッピング、LNG燃料ケープ4隻、2年貸船、市況連動用船料で

 ノルウェー船主トール・オラフ・トロイム氏が率いるヒマラヤ・シッピングは17日、中国の新時代造船で建造中のLNG二元燃料ケープサイズ・バルカー(ニューキャッスルマックス級)4隻につ続き

2022年10月19日

VLCC市況、中東/極東で再びWS100超、西側からの荷動きがけん引

 中東/中国航路のVLCCスポット運賃市況が再びWS(ワールドスケール)100超となった。市場関係者によると17日付でWS103台を示し、先週末と比べ約10ポイント上昇した。米国ガ続き

2022年10月19日

ナビゲート・グループ、船齢15年以上のアフラマックスプール新設

 ナビゲート・グループは17日、船齢15年以上のアフラマックス・タンカーで構成するプール「V8プラスプール」を新設したと発表した。  新プールは“Wonder Polaris”“続き

2022年10月19日

ユーロナブ、ULCC1隻売船

 ベルギーのタンカー大手ユーロナブは17日、2002年建造のULCC1隻を売却したと発表した。  対象船は44万1561重量トン型の“Europe”で、300万バレルの原油を積載続き

2022年10月18日

《連載》自動車船事業の課題⑤、川崎汽船・五十嵐武宣常務執行役員、船隊整備で環境対応と大型貨物拡充

 ― 自動車船の荷動きの状況は。  「自動車メーカーには、半導体・部品供給不足によって自動車を売りたいのに作れない状態が続いている。これにより多くのバックオーダーがある一方、半導続き

2022年10月18日

JOGMEC、サウジアラムコとMOC締結、水素・アンモニアで連携

 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は11日、サウジアラムコと「水素・アンモニア分野における包括協力協定(MOC)」を8日に締結したと発表した。水素・燃料アンモニアを対続き

2022年10月17日

コロナ下のドライ市況ブーム終了、供給要因で今後は底堅いマーケットへ

 ドライバルク市況は2000年代の海運ブーム期以来となる高騰相場が終了したと見る市場関係者が多い。コロナ禍に起因した船隊稼働率の低下やコンテナ船からの貨物の流入などの特殊な市況押し続き

2022年10月17日

《連載》マーケットを読む!⑩<VLCC、プロダクト船>、東神インターナショナル 森本記通社長、世界の本格的な需要回復が必要

 ― 今年のVLCC市況の振り返りを伺いたい。  「世界のエネルギー輸送はウクライナ侵攻以降、大きく変化したが、VLCC市況は長らくマイナス用船料が続いた。中東出し中国向けが原油続き

2022年10月17日

《連載》自動車船事業の課題④、商船三井・牛奥博俊専務執行役員、アジアの成長市場開拓へ基盤づくり

 ― 自動車船の荷動きの状況は。  「世界の完成車の販売は、半導体供給不足や地政学的な問題、さらには世界的にインフレ傾向が進む中で、2023年もコロナ禍の前の水準に戻らないことが続き

2022年10月17日

<ウクライナ情勢>穀物輸出、検査人員不足で滞船増加、再開後600万トン以上

 黒海と地中海を結ぶボスポラス海峡南側マルマラ海周辺で、ウクライナ積み穀物輸送に投入される貨物船の滞船が増加している。ウクライナ、ロシア、トルコ、国連の4者が7月に合意した協定に基続き