海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2022年9月21日

《連載》マーケットを読む!⑤<中小型バルカー>、NSユナイテッド海運 征矢秀人執行役員、ハンディサイズに特にタイト感

 ― 小型バルカー市況は非常に高水準で推移したが、その要因は。  「2020年前半は新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しいマーケットとなったが、同年秋以降回復傾向となり、それが続き

2022年9月21日

《連載》ドライバルク貨物の動向③<石炭>、ロシア炭禁輸でトレードが変化、代替調達先として豪州炭需要拡大

 ケープサイズから近海船まで幅広い船型で輸送されている石炭は今年、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受け、世界全体のトレードが大きく変化した。欧州各国や日本のロシアへの制裁を背景に続き

2022年9月21日

ダミコ、MR型プロダクト船の購入権行使

 プロダクト船社ダミコ・インターナショナル・シッピングは19日、子会社のダミコ・タンカーズが定期用船中のMR型プロダクト船の購入オプションを行使したと発表した。購入価格は41億円。続き

2022年9月20日

《連載》内航キーマンインタビュー⑭、太平洋汽船/太平洋沿海汽船 吉田明博社長、新規プロジェクト・技術開発で貢献無料

 2020年11月に日本郵船の100%子会社になった太平洋汽船は、グループの太平洋沿海汽船で内航海運事業を展開している。郵船が内航分野を強化する方針を掲げる中で、郵船グループの内航続き

2022年9月20日

グッドバルク、1~6月期業績、純利益26%増の2981万ドル

 2016年末に発足しオスロ証券取引所に上場したモナコ船主グッドバルクの22年上期(1~6月)業績は、売上高が前年同期比5%増の1億2289万ドル、営業利益が20%増の3310万ド続き

2022年9月20日

VLCC解撤、今年これまでに10隻程度、足取りにぶく

 VLCCの解撤がなかなか進展していない。市場関係者によると、足元までに成約べースも含めて10隻程度が解撤に進んだとみられる。  VLCCは船齢15年以上の高齢船が全体の約3割を続き

2022年9月16日

《連載》次代への戦訓、元・東神インターナショナル/元・宝運シッピング 白木誠一氏⑥、求められるのはスペシャリスト

 ブローカーの仕事として一番大切にしてきたことは、信頼のできるコレポンとの付き合いを深め、彼らからできるだけ正確な情報を得て、それをお客さまに伝えることだった。日々、彼らと密な連絡続き

2022年9月16日

《連載》邦船シンガポール拠点、最新事情⑤、NSユナイテッド・バルク、支配船にハンディマックス追加、近距離輸送に新たな商機

 NSユナイテッド海運のシンガポール子会社NSユナイテッド・バルクは、支配船に昨年からハンディマックス(ウルトラマックス級)1隻を加え、パナマックス(カムサマックス級)との2隻体制続き

2022年9月16日

ケープ市況、4000ドル高で1カ月ぶり1万ドル台、台風で供給制限

 英ボルチック・エクスチェンジのケープサイズ・バルカー主要航路平均用船料の14日付は前日比4025ドル高い1万2977ドルとなった。西太平洋を北上する台風の影響で船腹供給が制限され続き

2022年9月15日

《連載》次代への戦訓、元・東神インターナショナル/元・宝運シッピング 白木誠一氏⑤、Q88の普及に貢献

 業界に長くいただけで何の足跡も残さず退職したが、現在もすべてのタンカーの用船時に必要とされる船舶の明細書「Questionnaire88(Q88)」の普及に参加できたのは、唯一業続き

2022年9月15日

《連載》マーケットを読む!④<ケミカル船>、飯野海運 藤村誠一執行役員、市場環境は良好も、景気後退を懸念

 ― 今年上半期のケミカル船市況を振り返ってほしい。  「年明けから、コロナ禍からの経済回復や米国のプラント稼働再開による輸出再開、中国での検疫強化に伴う滞船、商品価格の上昇によ続き

2022年9月15日

VLCC市況、上昇続く、中東/極東で今年最高のWS85

 中東/中国航路のVLCCスポット運賃市況の上昇が続いている。英ボルチック・エクスチェンジによると、13日付でWS(ワールドスケール)85.23、日建て用船料換算で4万7718ドル続き

2022年9月15日

ドライバルク市況、3カ月ぶりに全船型上昇、パナマックスが主導

 英ボルチック・エクスチェンジのバルカー主要航路平均用船料の13日付は、ケープサイズからハンディサイズまでの主要4船型全てが前日比上昇した。バルカー全船型が揃って上昇するのは6月1続き

2022年9月15日

商船三井ドライバルク、共同開発の横揺れ軽減装置搭載、新造用船の近海船に

 商船三井グループの商船三井ドライバルク(菊地和彦社長)は12日、乾貨船用の横揺れ軽減装置(アンチローリングタンク)を2023年度就航予定の近海船に搭載すると発表した。アンチローリ続き

2022年9月15日

イーグルバルク、日本製ハンディマックス中古買船、船隊更新プログラムで計51隻売買

 米国のバルカー船社イーグルバルク・シッピングは13日、2015年今治造船建造のハンディマックス・バルカー(ウルトラマックス級、スクラバー搭載)を2750万ドルで購入したと発表した続き

2022年9月15日

日本シップブローカーズ協会セミナー、石炭荷動き、印・東南ア向け増加へ

 日本シップブローカーズ協会(JSBA)は13日、「石炭需給・市況動向について」と題して今年度第1回セミナーを開催した。出光興産石炭・環境事業部需給・調達課の原田一朗課長を講師に招続き

2022年9月14日

《連載》次代への戦訓、元・東神インターナショナル/元・宝運シッピング 白木誠一氏④、時代や環境の変化が及ぼしたもの

 ブローカー業を行う中で大きな変化を感じたのは、石油会社間で船の交換(スワップ)が頻繁に行われるようになったことだ。当時、石油会社同士は競争関係が強く、表立った付き合いはタブーな世続き

2022年9月14日

《連載》邦船シンガポール拠点、最新事情④、飯野シンガポール、拠点強化、大西洋へ営業網拡大、採算向上の環境整う

 飯野海運のシンガポール法人、飯野シンガポール(ISPL)は、ケミカル船事業で営業力の強化や顧客サービスの向上、米国配船などの新規事業開拓などを進めるべく、世界の主要拠点の人員増強続き

2022年9月14日

LNG船スポット用船料、日建て20万ドル前後の高値に、冬場の手配で船影薄く

 LNG船のスポット用船料が上昇している。市場関係者によると、気配値は新鋭船で日建て20万ドル前後の高値となっているようだ。北半球の冬場に向けて期間用船で船を手配する動きが今年も出続き

2022年9月14日

UAE船社アル・シール・マリン、ドライバルク強化へ星港船社と提携

 アラブ首長国連邦(UAE)アブダビを拠点とする海運会社アル・シール・マリンは7日、シンガポール船社ネットバルクと年500万トンのドライバルク貨物を輸送するための提携契約を締結した続き