海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2022年10月17日

パシフィックベイスン、ハンディマックス1隻中古買船、昨年12月以来

 香港のハンディバルカー運航大手パシフィックベイスンは13日に発表した2020年第3四半期(7~9月)事業報告の中で、スクラバーを搭載したハンディマックス・バルカー(スープラマック続き

2022年10月14日

テイラー・マリタイム、グリンドロッド・シッピング買収で合意、ハンディバルカー計58隻

 ハンディバルカー船社のテイラー・マリタイム・インベストメンツは11日、シンガポールの同業グリンドロッド・シッピングを買収することで同社と合意した。12日に両社が発表した。既報のと続き

2022年10月14日

丸紅、エチレン船でバイオ燃料試験、世界初

 丸紅は12日、ドイツのハートマン・グループ傘下のガスケム・サービス社から長期用船するエチレン船“GasChem Dollart”で、世界初となるバイオ燃料を使った試験運航を実施し続き

2022年10月13日

《連載》マーケットを読む!⑨<近海船>、商船三井ドライバルク 蓮実学執行役員/原口雄一郎営業統括部長、船腹供給不足が長期化の様相

 ― この1年の近海船マーケットに対する評価は。  「近海船マーケットは好調な状態が継続している。近海船はハンディサイズ以上のバルカーのマーケットが下落した後もなお好調で、日本出続き

2022年10月13日

ヒマラヤ・シッピング、LNG燃料ケープ2隻、3年貸船、市況連動用船料で

 ノルウェー船主トール・オラフ・トロイム氏が率いるヒマラヤ・シッピングは7日、中国の新時代造船で建造中のLNG二元燃料ケープサイズ・バルカー(ニューキャッスルマックス級)2隻につい続き

2022年10月13日

ユーロナブの株式取得進める、創業家のサベリス家、保有率22%弱に

 ベルギー船社ユーロナブの創業家のサベリス家が、ユーロナブ株式の取得を続けている。サベリス家はユーロナブとノルウェー船主ジョン・フレドリクセン氏が率いるフロントラインの統合に反対を続き

2022年10月13日

ノルデン、通期純利益予想、最大7.3億ドル、9000万ドル上方修正

 デンマークの不定期船運航大手ノルデンはこのほど、2022年通期の純利益が6億5000万~7億3000万ドルになる見込みと発表した。8月4日発表の前回予想は5億6000万~6億40続き

2022年10月13日

フェアフィールド、LNG燃料ケミカル船2隻追加発注、福岡造船で24年竣工

 米国のケミカル船社フェアフィールド・ケミカル・キャリアーズ・グループ(FCC)は、LNG燃料を使用できる二元燃料推進のケミカル船2隻の建造オプションを行使した。ステンレスタンクを続き

2022年10月13日

アンジェリコシス、大宇造船に200万ドル寄付

 韓国の大宇造船海洋は11日、ギリシャ船主アンジェリコシスグループから200万ドルの寄付金を受けたと発表した。  大宇造船にとってアンジェリコシスは、1994年の初取引以来30年続き

2022年10月12日

《連載》タンカー荷動きの変化<下>、ケミカル船、各地から欧州向けの荷動き増、禁輸措置の対象拡大に注目

 ロシアのウクライナ侵攻により、ケミカル船の荷動きも影響を受けた。中東や米国、アジアから欧州に向かう海上輸送が活発化。加えて、石油製品市場でも同様に欧州向けの荷動きが増加し輸送需要続き

2022年10月12日

《連載》自動車船事業の課題③、日本郵船・池田豊常務執行役員、安全・環境に注力、自動車物流再拡大

 ― 自動車船の荷動きの状況は。  「完成車の海上荷動きは新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年に大きく落ち込んだが、21年、22年と回復し、コロナ前の水準に戻りつつある。続き

2022年10月11日

《連載》タンカー荷動きの変化<中>、プロダクト船、露産代替の新たな調達先に注目、EUの禁輸措置実行に向け

 プロダクト船の輸送の流れもロシアによるウクライナ侵攻で大きく変化した。欧州がロシア産の石油製品を代替するために中東などからの荷動きが増加。一方で、欧州にとって石油製品は原油よりも続き

2022年10月11日

《連載》ドライバルク貨物の動向⑥<木質バイオマス>、近海船不足で輸送船大型化傾向、需要増も供給制約がネック

 木質バイオマスはカーボンニュートラル(炭素中立)なエネルギーとしてバイオマス発電に利用されており、主に近海船(1万重量トン前後の在来船)やハンディバルカーなどで輸送されている。P続き

2022年10月11日

ストルト、6~8月の営業益4割増、ケミカル船好調が寄与

 ノルウェーの海運グループ、ストルトニールセンの2022年6~8月期決算は純利益は前年同期比2倍の7472万ドルとなった。売上高は前年同期比28%増の7億4405万ドル、営業利益は続き

2022年10月7日

《連載》タンカー荷動きの変化<上>、欧州の原油輸入、ロシア産代替調達進む、原油船、EUの禁輸措置実行に注目

 ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけにエネルギーの流れはダイナミックに変化した。対ロシア制裁などに伴いロシア産エネルギーへの依存度が大きかった欧州に向け、各地からエネルギーが流れ続き

2022年10月7日

OPECプラスの200万バレル減産、VLCC市況にマイナス、30隻分相当減産

 OPECプラスが11月の原油生産ペースを日量200万バレル減産することを決め、VLCC市況へのマイナス影響が懸念される。減産によりカーゴ量が減少し、輸送需要が減退することで市況に続き

2022年10月7日

ホーグオートライナーズ、2030年までにゼロエミ燃料5%以上

 ノルウェーの自動車船運航大手ホーグオートライナーズはこのほど、脱炭素技術の開発と普及促進を目指す国際的なイニシアチブ「ファースト・ムーバーズ・コアリション(FMC)」に参画したと続き

2022年10月7日

ケープサイズ市況、2カ月半ぶり2万ドル台回復、大西洋が牽引

 5日のロンドン市場でケープサイズ・バルカーの主要航路平均用船料が前日比2564ドル高い2万1175ドルとなった。同用船料が2万ドルを超えるのは7月26日以来2カ月半ぶり。ケープサ続き

2022年10月6日

《連載》マーケットを読む!⑧<ケミカル船>、MOLケミカルタンカーズ 飯島敬彦ダイレクター、往復航の運賃格差で配船が変化

 ― 今年これまでのケミカル船市況を振り返ってほしい。  「足元(8月末現在)までマーケットは好調だ。コロナ禍からの回復に伴う景気回復により世界的に経済が好調であるため化学品の需続き

2022年10月6日

《連載》自動車船事業の課題②、燃料転換とDXで業界をリード

 邦船大手3社(日本郵船、商船三井、川崎汽船)の自動車船部門は今後発注する新造船をLNGなどの代替燃料船とする方針で、海運業界の燃料転換をリードしている。将来のゼロエミッション燃料続き