海運<不定期専用船>・海洋

タンカー、バルカー、自動車運搬船、LNG船、LPG船、海洋開発、洋上風力発電などに関する最新ニュース

2022年2月9日

邦船不定期専用船部門、ドライバルク部門の利益上振れ、21年度通期見通し

 主要邦船社の不定期専用船部門(ドライバルク、タンカー、ガス船、自動車船、海洋事業など)の2021年度通期業績予想は、ドライバルク部門が市況上昇を受けて上振れし、エネルギー部門もタ続き

2022年2月9日

商船三井、丸住製紙向けチップ船竣工、マイクロプラ回収装置搭載

 商船三井が丸住製紙(愛媛県四国中央市)向けに投入する360万CFT(立方フィート)型木材チップ専用船“Stellar Symphony”が8日、今治造船で竣工した。主にニュージー続き

2022年2月9日

ウェスタンバルク、バイオ燃料混合低硫黄油を使用、ロッテルダムで給油

 ノルウェーのバルカー船社ウェスタンバルク・チャータリングは7日、バイオ燃料を混合した低硫黄燃料油(B30VLSFO)の使用を開始すると発表した。燃料はバンカー供給会社TFGマリン続き

2022年2月9日

飯野海運、4~12月期経常益3%減の52億円、通期68億円に上方修正

  飯野海運の2021年4~12月期の経常利益は前年同期比3%減の52億円だった。LNG船などの定期修繕により営業費用が増大したこと、LPG船市況が前年同期は高騰していたことなどが続き

2022年2月9日

米国、追加関税を一定数量分撤廃、日本からの鉄鋼輸入で

 米国は4月1日から、日本から輸入する鉄鋼製品に対して課している追加関税について、一定数量分撤廃する。日米両政府が合意し、経済産業省が8日、米国商務省、米国通商代表部が7日それぞれ続き

2022年2月8日

《連載》船腹調査②パナマックス・バルカー、新造船発注残、既存船の8%水準

 ベッセルズ・バリューのデータによると、2021年のパナマックスとポストパナマックス・バルカーの竣工隻数は110隻だった。過去10年では18年の72隻に次ぐ少なさで、前年比では43続き

2022年2月7日

《連載》邦船社の船隊動向①ドライバルク、構造改革一段落で船隊縮小に歯止め

 邦船社のドライバルク船隊は、リーマン・ショック後のドライバルク市況の長期低迷で減少基調が続いたが、この間に各社が取り組んだ構造改革とエクスポージャーの縮小が一段落したことなどから続き

2022年2月7日

《連載》変容するケミカル船市場<下>、脱炭素時代の変化に目を凝らす

■荷動きが複雑化  ケミカル船市場のプレーヤーの多様化、複雑さに焦点を当ててきたが、輸送需要そのものは比較的安定している。小口輸送を得意とする大手ストルトニールセンのニールス続き

2022年2月7日

ユーロナブの通期、純損失3億3900万ドル、赤字転落

 ベルギーのタンカー大手ユーロナブの2021年通期決算は、純損失が3億3916万ドルとなり、前年の4億7324万ドルの黒字から赤字に転落した。売上高は前年比65%減の4億1977万続き

2022年2月7日

JERAのトレーディング会社JERAGM、LNG船隊12隻を活用

 発電大手JERAのトレーディング子会社、JERAグローバル・マーケッツ(JERAGM、本社=シンガポール)は12隻のLNG船隊をトレーディングに活用している。4日にLNGトレーデ続き

2022年2月7日

共栄タンカーの4~12月期、営業利益4割減の3.7億円

 共栄タンカーが4日発表した2021年4~12月期決算は、営業利益が前年同期比42%減の3億6700万円、経常利益が71%減の7000万円だった。プロダクト船2隻を売却した一方、前続き

2022年2月7日

共栄タンカー、中型LPG船に参入、現代尾浦造船で新造、非日系の海外建造初

 共栄タンカーが中型LPG船事業に参入する。4日の取締役会で現代尾浦造船に中型LPG船1隻を新造発注することを決め、同日発表した。共栄タンカーは大型LPG船(VLGC)2隻を保有し続き

2022年2月7日

ダミコ、試験成功でLRⅠにバイオ燃料導入

 イタリア船主ダミコ・グループは2日、船上でバイオ燃料「B30」を試験するプロジェクトで成果を上げたと発表した。これによりダミコはLRⅠ船隊6隻でのB30バイオ燃料使用の認証を取得続き

2022年2月7日

NAT、スエズマックス1隻売船

 スエズマックス・タンカー大手ノルディック・アメリカン・タンカーズ(NAT)は2日、2002年建造のスエズマックス・タンカー1隻を売船したと発表した。対象船は“Nordic Mis続き

2022年2月4日

《連載》変容するケミカル船市場<中>、差別化、いかに図るか

■さらなる集約の可能性  スウィング船(プロダクト船とケミカル船の市場を行き来するMR型などのタンカー)を主体とするオペレーター、ファンド系船主、プール…。「さまざまなプレー続き

2022年2月4日

中国、原油船市場けん引の立場変わらず、21年輸入量減も市況への影響小

 中国の2021年の原油輸入量が20年ぶりに減少に転じたが、依然として原油船市場の荷動きをけん引するのは中国であるという構図は変わらず、運賃市況への影響も大きくなさそうだ。コロナ禍続き

2022年2月3日

《連載》変容するケミカル船市場<上>、パラダイムシフトにどう挑む、多様化するプレーヤー、変わるトレード

 ケミカル船市場は過去20年、さまざまな変化に直面してきた。船主やオペレーターの多様化、トレードの変化、ケミカル(化学品)を輸送できるプロダクト船の登場、船舶管理の難易度の高まり、続き

2022年2月3日

商船三井、WFS株式40%を取得、メタネックスとの戦略的提携で

 商船三井は、世界最大のメタノール供給企業であるメタネックス・コーポレーション(本社=カナダ)が100%出資する海運子会社ウォーターフロント・シッピング(WFS)の発行済み株式の4続き

2022年2月3日

ダイアナ・シッピング、ケープ2.6万ドルで1年貸船

 ニューヨーク証券取引所に上場するギリシャ船主ダイアナ・シッピングは1日、2012年建造の20万6104重量トン型ケープサイズ・バルカー“Los Angeles”の定期貸船契約を米続き

2022年2月3日

大中型バルカー、専用船の需要縮小の可能性、脱炭素化で汎用船型にシフトか

 大中型バルカーでは、脱炭素化の流れの中で特定の荷主向けの輸送に最適化した専用船のニーズが後退し、汎用船型の人気が高まる可能性がある。一般的に使途が限定される専用船は汎用船型と比べ続き